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第90話:出来損ないの夫婦

「斬」→「装」に変更しました!

クラウン 視点


「残念だが、あんたらが思っている奴ではない」


ぼく含め、全員が扉の方へ視線を移す。

そこには色黒の筋肉質の男性と先程のアンドロイドの女性が立っていた


「剣を打っていてな、来るのが遅くなった。許せ」


「い、いえ、大丈夫です」


「ま、適当に座ってくれや。ユキ、客に茶を出してやってくれ」


「かしこまりました。(つるぎ)様」


ユキと呼ばれたアンドロイドの女性が再び扉を開けて部屋から出ていった


「で、あんたら、なに者だ?」


「申し遅れました!わたくし、とあるお方の料理人をしております、クレイと申します」


「・・・人間じゃねえな?まあ、安心してくれ。俺もあんたらと同じ魔物だ」


「そうでしたか。では改めて、わたくし、『魔』を司るダンジョンマスターに仕えております、クレイ・ゴーレムと申します」


「『魔』?聞いたことねえな」


「それはそうだよ!だって、魔スター君は最近生まれたばかりのダンジョンマスターだからね!」


「あんたは?」


「ぼくはクラウン!よろしく!」


「・・・あんたら、どういった関係だ?同じマスターから生み出されたようには見えないが?」


「うん!ぼくは『時空』を司るダンジョンマスターであるオクロック様によって生み出された存在だよ!今は魔スター君の所でお世話になってるんだ!」


ぼくの言葉に剣と呼ばれていたここの主が明らかに動揺していた


「『時空』だと?まさか『機械』か『装』の奴らに頼まれて俺らを捕まえにきたのか!!」


剣はいきなり大声を出したかと思うと、素早く立ち上がり身構える


「え?ちがうよ?」


「・・・・違うのか?」


「うん!」


「なら、何しにきた?」


「それに関してはわたくしからご説明させて頂きます。ここには石窯を造れる職人がいると村長さんから聞いて来ました」


「石窯?」


「はい。自分の主人は食事に関して、とても寛容でございまして、料理の種類を増やすため、主人に職人を探す許可を頂いた訳でございます」


「・・・・はあ、俺の勘違いか。すまんな」


「いえ。貴方にも貴方の理由があるのでしょう。大丈夫ですよ」


「ああ。俺らは色々訳ありでな。で、話が逸れたな。石窯だが、ユキが造れるはずだ」


「奥様が?」


「ユキは武器以外ならだいたい何でも造れる」


「では武器は剣殿が?」


「・・・いや、俺は武器は武器でも魔剣しか造れない」


「あ!思い出した!」


「何を思い出したのですか?クラウン殿?」


「昔、オクロック様が言ってたんだけど、とある眷属が主の元から駆け落ちしたって聞いたことがあったよ!もしかして・・・」


「・・・ああ、それは俺とユキのことだ」


「駆け落ち、ですか?」


「『機械』と『装』のマスターは仲が良くてな。よく交流が行われていたんだ」


「そうなのですか?」


クレイさんはぼくに確認するかのように尋ねる


「うん!あそこはね、噂になるぐらい仲が良かったんだよ!」


「で、交流した際にユキと出会ったんだ。当時、俺らはいわゆる出来損ないと呼ばれていてな」


「出来損ないですか?」


「・・ああ。片方は魔剣しか造りだせない出来損ない。片方は機械なのに魂が入ってしまった出来損ない。どちらのマスターも俺らのような出来損ないはいらないって感じでな」


「それなら何故駆け落ちを?必要とされていないなら堂々と出て行けばいいのでは?」


「それは難しいかな!」


「クラウン殿?」


「ダンジョンマスターたちは基本的に要らない、必要としない眷属は処分、つまり殺すんだよ!」


「なっ、そんなことが・・」


ぼくの言葉にクレイさんのみならずサンスネルさんらも驚いている


「・・・で、俺らは処分が嫌で、内密に計画を練って二人で逃げたって訳だ」


「なるほど、あなた方の事情はわかりました。それに伴いわたくしからご提案がございます」


「提案だと?」


「どうでしょう、わたくしたちのダンジョンに来られませんか?わたくしたちなら、あなた方を守れる、そして石竈も造ってもらえる。良い案だと思いますがどうでしょうか?」


「・・・ふざけいるのか?」


剣さんは怒気のこもった声を発した瞬間、部屋に緊張が走った


「やはり敵ですか、剣様?」


剣の怒気を感じ取ったアンドロイドの女性、ユキさんが左手に人数分のお茶をトレーに載せ、右手をこちらへ向けながら部屋に戻ってきた。

剣さんとユキさんが臨戦態勢に入ったのを感じ取ったサンスネルさんたちも腰から剣を抜き、クレイの前に庇うように立つ


「・・・あんたらの返答次第だ。考えてから口を開くんだな」


「私は全くもってふざけてはいません」


「・・・・」


「・・・・」


クレイさんと剣さんが睨み合う


「・・・・ユキ、大丈夫だ。手を下げてくれ」


「畏まりました、剣様」


剣さんの言葉を聞いたユキはこちらへ向ける右手を下ろす


「・・・いいのか?こんな重要な事、あんたらの主に確認しなくて」


「我が主を甘く見ないで頂きたい。そんな器の狭い方ではありませんよ」


クレイさんの言葉を聞いた剣さんは覚悟を決めたような表情をする


「・・・そうか。なあユキ」


「何でしょうか、剣様?」


「・・・引越しでもするか?」


「私は剣様がいるならどこへでもお供いたします」


「・・・そうか。苦労をかける」


「いえ」


「・・ってな訳で、以後よろしく頼む」


剣さんはぼくらへと頭を下げる


眷族


一鬼

ランスロット

東風

クラウン→→→ドワーフの村へ

クレイゴーレム→→→ドワーフの村へ

スケルトンナイトリーダー

バンピールナイト

犬神

鬼・ランサー

鬼・アーチャー

鬼・アサシン

鬼・キャスター

コーカサスオオカブト

魂喰い



ゴブリン雄:1180体(+200)

ゴブリン雌:360体(+80)

スライム :  3匹

闇カラス : 10羽

スケルトン: 10体

化け猫  : 10体

妖狐   : 10体

魔狼   :  2体

ハニービー: 10体 


住民

クラリス

クララ

サンスネル→→→ドワーフの村へ

スローン→→→ドワーフの村へ

スインス→→→ドワーフの村へ

アリソン

イヴァンナ

メア

ニア

シルフィー

ローズ


所有金額

9913万4千700シュール


所有貨幣

石貨 :0枚

銅貨 :500枚

銀貨 :47枚

大銀貨: 5枚

金貨 :83枚

大金貨: 3枚

白銀貨: 8枚

白金貨: 9枚

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