第87話:シルフィー
150人の方にブックマークしてもらうことが出来ました!
次は200人にブックマークしてもらえるよう頑張ります!!
やはり年上人妻の包容力は強し
「じゃあ、最後。シルフィー、君のこと教えてくれ」
「はい、御主人様」
シルフィーは笑顔のまま返答した
シルフィーは銀色の長い髪をしており、頭の上に狼の耳が生えている銀狼族
胸は大きくDかEはあるだろうか
お尻は大きくなく小さくない絶妙な感じであり、胴も無駄な贅肉はないように見える
銀狼族は戦闘種族であるから納得のボディだ
体毛は狼というからフサフサしているのかと思われるだろうが、人間と大差はない。
まあ見えないところが剛毛かも知れないが、今はそれは置いておこう
『やっぱり表情を変えないな』
俺は彼女と出会ってから、ずっと観察していたが、一向に表情が変わらない
シルフィーは常に笑顔なのだ
まるで笑顔の仮面であるかのように顔にぴったりと貼られているように感じた
そんなことを考えていると、彼女は自分のことは話し始めた
「私の名前はシルフィーと申します。人間でいう35歳の銀狼族でございます。特技は家事全般と夜伽、狩りや戦闘もできます」
「なるほど」
俺はとりあえず相槌を打った
「夜伽でどのようなことができるかお伝えした方がよろしいでしょうか?」
「いや、いいよ。今後、自分で見つけていくつもりだから」
俺はどんな反応をするか知るたく、このような言い方をした
「かしこまりました」
俺の発言を聞いたシルフィーは笑顔を変えないまま、返答した
『変わらないか・・・・、さていったいどうしたものか』
彼女の表情をどうしたら変えることができるか考えている時であった
「御主人様はどのようなものがお好きですか?」
俺にどんなエッチが好きか尋ねてきた
俺はこの質問がチャンスであると感じた
「そうだな、俺は直接手を出さず、俺以外の男とやっている姿を見るのが好きだな」
嘘である
彼女の売られた理由を奴隷商のピッキーから聞かされた内容をそのまま彼女に言った
どのような変化があるのか、ないのか、それによって今後のやり方が変わる
「ちょっと京ちゃん、それはあまりにも」
「黙って!」
俺の勢いある物言いにローズは驚き黙ってしまった
これでいい、彼に邪魔をされたくはない
今まで即答していたシルフィーだが、数秒ほど間が空いた状態で返答した
「・・・・かしこまりました」
変化した
顔は今まで通り笑顔のままであったが、目が変わった
今までの俺を見る目は『悲しい』『辛い』『死にたい』といったものであった
しかし、俺の返答を聞いたシルフィーの目は『怖い』『嫌だ』『逃げたい』『助けて』といった恐怖へと変わっていた
「嫌なら嫌って言えよ!!」
俺はつい怒鳴ってしまった
今まで離れて治療していたアリソンらも俺の怒鳴り声を聞いて、話すのを辞めてしまった
「嫌なんだろ?怖いんだろ?それならちゃんと拒否しろよ!」
「い、嫌でも、怖くもございません。嬉しく思います」
「そんな嘘を言うなよ!お前のことを酷く扱う男と同じように見えるのか!?」
「い、いえ」
「俺はお前を酷く扱う気は毛頭ない!さっき言ったようなこともする気もないし、暴力だって振るわない!」
「・・・・・」
「そんなことしたら、お前の本当の笑顔が見れなくなるってわかるから!俺はお前にそんな死んだような目で笑っていてほしくない」
俺はゆっくりと近づき、優しく抱きしめた
彼女は最初、身を強張らせたが、強く拒否はしてこなかった
「約束する。俺がお前を守る。どんなものが来ようが俺が守る。だから信じろ」
どこかで聞いたような、ありがちな言葉だった
だが俺が今、言えるのはこれぐらいである
彼女がどんな顔をして、どんな目をしているのかわからなかったが、長く抱き着いているのもあれだから、俺は離れようとした
「・・・・・く・・」
離れようとした時だった
彼女から何か聞こえた
「え?」
「誓ってください!私だけじゃなく、あの子たちにも酷いことをしないと誓って!!」
俺が聞き返すと、シルフィーは俺の顔を見上げた
見上げる顔はさっきまでの仮面のような表情ではなく、涙は流れてはいないものの、しっかりとした泣き顔であった
「ああ、誓うよ。絶対にお前たちには酷いことはしない」
俺はそう返答した
それを聞いたシルフィーは再び俺の胸に顔をうずめ、俺の胴体に回した腕に力を込めた
「約束ですよ?御主人様!」
といった途端、かなりの力を込められた腕で抱きしめ返された
「あだだだだだだだだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!?」
さばおりであった
彼女は顔を見られるのが恥ずかしいのかわからないが、なぜか急に鯖折をしてきた
俺は案の定、くの字のような姿になった
それがどのくらい続いただろうか
彼女は気が済んだのか腕に力を込めるのを止めた
俺は半分気を失いそうになっていたこともあり、ゆっくりとシルフィーの胸へと倒れこんでしまった
それを彼女は嫌がることもせず、優しく俺の頭を抱きかかえてくれた
はたから見ると、そう俺がシルフィーの胸に顔をうずめているような形になっている
「もう・・・・エッチな御主人様」
そう彼女は呟き、俺の頭を優しく撫でた
俺はすでに意識が戻っていたが、柔らかくいい匂いの枕から離れることができずに数分こうしていた
眷族
一鬼
ランスロット
東風
クラウン→→→ドワーフの村へ
紅
クレイゴーレム→→→ドワーフの村へ
スケルトンナイトリーダー
バンピールナイト
犬神
鬼・ランサー
鬼・アーチャー
鬼・アサシン
鬼・キャスター
コーカサスオオカブト
魂喰い
ゴブリン雄:1180体(+200)
ゴブリン雌:360体(+80)
スライム : 3匹
闇カラス : 10羽
スケルトン: 10体
化け猫 : 10体
妖狐 : 10体
魔狼 : 2体
ハニービー: 10体
住民
クラリス
クララ
サンスネル→→→ドワーフの村へ
スローン→→→ドワーフの村へ
スインス→→→ドワーフの村へ
所有金額
9913万4千700シュール
所有貨幣
石貨 :0枚
銅貨 :500枚
銀貨 :47枚
大銀貨: 5枚
金貨 :83枚
大金貨: 3枚
白銀貨: 8枚
白金貨: 9枚




