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第8話:初めての魔法

ブックマークが5件に増えてた!

書き初めての、早3日

凄く嬉しいです!

あと、今回から後書きに、現在の眷属の数を書いて言った方がわかりやすいかなと思うので、後書きも今後しっかり書いていきます!

場所:草原エリア


俺はゴブリンらを伴い、新しく造った草原エリアへとやってきた。

俺もここには初めてやってきたが正直凄い。

空が風が太陽がある。

この空間を創造した際の知識としては知っていたが、実際に見てみるとやはり凄いと言わざるを得ない


「見回す限り、ザ・草原って感じの空間だ」


「ゴブ!」


『そうでございますね』


「さて、草原エリアにも着いたことだし、夕食の準備をしようかな」


『?』


「今から、俺の魔法の練習がてら、木の実と果物を増やしてみようと思う」


『なるほど!マスターは樹木魔法が使えますから、果物らを急成長させることもできますね』


「そう。俺には樹木魔法に土魔法、時魔法があるから果物を土に埋めて、急成長させることも出来るだろうって思ってね」


『さすがですマスター!』


「ゴブゴブ!」


ゴブリン達も夕食が食べられると思ってくれているのか喜んでいる。

ただ失敗したら、この空気、一気に崩壊するだろうな。

それは恐いから、成功することを祈る!


「魔法を使ってみようと思ったが、どうやってすれば良いんだ?」


『あ、説明してませんでしたね。うっかりです!』


イージスはどうやらうっかりさんらしい。


『では、魔法についてお教え致します。魔法はまず魔法の才能がありませんと使用することができません。魔法才能を確認するには、プロフィールを見るしかありません。マスターの場合、『土魔法』『樹木魔法』『死霊魔法』『時魔法』の4つの魔法才能がありますので、これら以外の魔法は使えません。これまでの所で質問はございますか?』


「今の説明だと、俺は他の魔法は使えないってこと?」


『通常でしたらそうなのですが、マスターの場合はレベルを上げるもしくは、他のダンジョンマスターを倒すことで魔法才能を獲得できます』


「そうなんだ、ならよかった」


『では続きまして魔法の発動のやり方についてご説明致します。まず魔法を使うのに重要なのはイメージでございます。イメージがあやふやだと魔法がしっかり発動しないので、イメージを強く思い描きます。魔法によっては魔法陣が現れたり、魔法陣が現れないでそのまま魔法が発動するものもありますので、魔法陣が現れないからと言って失敗ではありませんのでご安心ください』


「わかった。とりあえずはイメージだね。イメージ=想像だな。それなら、俺の得意分野だ。伊達に万年妄想はしてないぜ!」


俺はゴブリンらから、果物をひとつ受け取り土に埋めた。

そして、イメージして魔法名を唱えてみよう。


「・・・・・《樹木魔法 グローアップ》!!」


どこぞのスコップを持ったジャ○クの技を思い浮かべた。

すると、体内から何かが出ているのに気がついた


『さすがです、マスター!!』


果物を植えた土から芽が出ると、見る見るうちに一本の木に成長した


『魔法は簡単ですが、初心者で、なおかつ、魔法を見たことがないのに、最初で成功させるなんて流石はマスターです!』


どうやら、普通はこんな簡単ではないらしい。

だが、さすがは俺、イメージ力なら誰にも負けない自信はある。

つまり、俺には魔法の才能があるみたいだな。

よかった、魔力が無限にあるけど、才能が無いってことにならなくて安心した。

それはそうと、成長した木には林檎のような実をたくさん実っていた


『これはどうやら、アプーの実のようですね?』


「・・・・なんて?」


『アプーでございます。マスターの世界の林檎のようなものです』


「・・・・・」


とりあえず、ひとつ手に取り、齧ってみよう


「っ!?」


甘い!

凄い糖度だ。

それに蜜がたくさん溢れてくるし、普通の林檎よりも旨いぞこれ!


「凄く美味しい!」


『それはよかったです!レンジの実もあるようなので、これも植えましょう!』


「なんて??」


『レンジでございます』


このオレンジみたいな果物のことだよな?

オレンジのレンジって安直すぎるな


ーーーーーーーーーーーーーー


アプーとレンジの木を増やしてみた


①アプー:5本

②レンジ:5本


どうせなら、この草原エリアを農業用の階層にでもしてみようか。

野菜とかも植えてみれば、食べ物にも困ることはない


「果物を収穫するから、ゴブリン達も手伝ってくれ」


「ゴブッ!」


「あ、収穫する時なんだが、必ず1つの木に2、3個ほど果物は残したままにしておいてくれよ」


「ゴブ?」


「こういうものって、すべて収穫するとよくないとか、何か聞いたことがあるんだ」


「ゴブ!」


2、3個ほど残しつつ、果物を収穫した。

1つの木からだいたい20個ほど収穫することができたから、今日は何とか全員、夕食を食べれる。

ただ、毎日、果物って訳にもいかないから、明日、ダンジョンの外に出て、肉か魚でも探すか。


「みんな聞いてくれ。今日はこの果物が夕食だ。各自食べ終わったら自由にしてくれ!寝る場所はこの草原でもいいし、ダンジョン内ならどこでも大丈夫だ!ただ、排泄する場所は繁殖所に決めてあるからそこでしてくれ!わかったかな?」


「ゴブッ!」


「あと、いつもしっかり返事してくれる君をゴブリンのリーダーに任命するから、ゴブリン達の統率を頼んでもいいか?」


「ゴブッ!?」


「頼んでも大丈夫か?」


「ゴブッ!!!」


「頼んだよ」


「ゴブ!!」


さっそくゴブリンの統率できるやつを見つけた。

凄く素直で、率先してくれるゴブリンだから、安心である



眷属

ゴブリン雄:40匹

ゴブリン雌:10匹

スライム : 3匹

闇カラス :10羽

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