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第73話:石窯が欲しい

ドワーフ

それは異世界において、人気のある亜人

武器、家、酒

彼らがいればなんでも作れる

「マスター、少しお時間よろしいでしょうか?」


背後から呼び止められ、振り返るとクレイが立っていた


「どうしたクレイ?」


「実は前々から作れる料理の種類を増やしたいと思っておりまして。つきましては石窯を造っていただけないかと・・・・」


クレイにはクラリスとともに調理場で幹部眷属と村人の食事を作ってもらっている。

なお、幹部眷属ではないゴブリンなどの一般眷属はダンジョンの外の森や湖から食料調達して生活しているが、圧倒的に食料が足りない問題が水面下に浮かび上がってきている


「石窯か」


「できそうでしょうか?」


俺が石窯に関して、脳をフル回転させているとクラリスとクララが話を聞いていたらしく会話に参加する


「京お兄ちゃん!石窯ってなあに?」


クララが可愛く首を傾げる


「石窯っていうのは、おいしい料理をもっと作れるようになる道具だよ」


「おいしいお料理!」


「それに甘いスイーツも作れるよ」


「あまいスイーツ!!!本当!食べたい!!」


「でもごめんなクララ。俺の魔法だと石窯のような精密な物は造れないんだ」


そう言うと、クララは見るからにしょんぼりとした


「そうなんだ・・・・」


「ドワーフのような造りのプロがいてくれればいいんだが・・・・」


ドワーフは鍛冶や建築が得意な亜人ではあるが、まだ見たことはない


「京殿、ドワーフの居場所に心当たりがございます」


俺とクレイ、クララ、クラリスの会話を聞きつけたサンスネル、スローン、スインスが会話に参加するが、どうやらドワーフの居場所を知っているようだ


「本当かサンスネル?」


「はい。ここから東へ3、4日歩いた場所にドワーフが住む鉱山の村がございます。そこへ行けばもしくは」


「なるほど」


「マスター!もしよろしければ自分に行かせてもらえないでしょうか?」


「うん。俺はダンジョン戦がいつ始まるかわからないから行けない。クレイ、任せていいか?」


「ありがとうございます!その役目、必ず果たします!」


「京殿、もしよろしければ吾ら3人、クレイ殿の護衛兼道案内をさせて頂けないでしょうか?」


サンスネルが願ってもないことを申し出てくれた


「そうだな。クレイ殿にはうまい飯を毎日食べさせていただいている恩がある」


「・・・・・・ああ」


スローンとスインスは共に頷いた


「サンスネル、スローン、スインス頼めるか?」


「「「お任せを!!!」」」


「なら、当分の間、みんなの食事は私が何とか致しますので、ご安心ください」


「クラリス殿、お願いいたします。必ずや石窯を造っていただけるドワーフを連れて参ります。では、準備を致しますので、失礼いたします」


「では私たちも準備して参ります」


クレイ、サンスネル、スローン、スインスは準備をするためにこの場を離れた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数分後


ダンジョン入口にて、俺が来た頃には既にクレイ、サンスネル、スローン、スインスは集まっていた


「頼むぞクレイ。石窯があればピザが作れる。期待しとくぞ」


「はい!お任せください!!」


俺はクレイから視線を外し、サンスネルら3人へと視線を移す


「クレイをよろしく頼むぞ?」


「おまかせください!必ずやお守りいたします!」


「それでは行きましょう。マスター、行って参ります!」


クレイ、サンスネル、スローン、スインスは見送る俺に手を降りながら、ドワーフがいるであろう鉱山がある村へと旅立った



眷属


一鬼

ランスロット

東風

クラウン

クレイゴーレム→→→ドワーフの村へ

スケルトンナイトリーダー

バンピールナイト

犬神

鬼・ランサー

鬼・アーチャー

鬼・アサシン

鬼・キャスター

コーカサスオオカブト


ゴブリン雄:1180体(+200)

ゴブリン雌:360体(+80)

スライム :  3匹

闇カラス : 10羽

ゾンビ  : 10体

スケルトン: 10体


住民

クラリス

クララ

サンスネル→→→ドワーフの村へ

スローン→→→ドワーフの村へ

スインス→→→ドワーフの村へ

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