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第68話:方言系魔物

方言って難しい

地元の方、もし違っていたら教えてください!

北郷 視点


『『虫』を司るダンジョンマスターであるマンティア様の消滅を確認。これにより『魔』を司るダンジョンマスターである北郷京様の勝利が確定いたしました!』


『力』を司るダンジョンマスターのレオニダス殿の眷属、狼星殿の声がメインルーム内に響く


「すごい!すごいよ魔スター君!!名前を貰ったとはいえ、魔物がダンジョンマスターに勝つなんて!!」


「ダンジョンマスターに勝つ魔物って珍しいの?」


「ランキング上位のダンジョンマスターの眷属ならできると思うけど、ダンジョンマスターになったばかりの眷属はまず無理だね!」


「さすがはランスロットだ」


一鬼が自分のことのように喜んでいる。

ランスロットとはライバル関係であり、友であるから嬉しいのだろう


「ああ。ランスロットだけじゃなく、東風もバンピールもセイバーもサンスネルもよくやってくれた」


「ええ!わが妹も名前持ちの魔物を倒しておりました。最初はハラハラしましたが、無事でよかったです」


スケルトンナイト・リーダーは妹のバンピール・ナイトの活躍を喜んでいる


「セイバーもかつやくしていた。さすが俺の部下だ」


一鬼はセイバーが所属している部隊の隊長だ。

副隊長であるセイバーがネームドモンスターに勝ったことを誇りに思っているようだ


『スローンとスインスには私から伝えておきました。二人とも大変喜んでおりましたよ』


イージスは勝利が確定した瞬間にサンスネルの友であるスローンとスインスにも情報を伝えてくれたようだ


『その際、クララとクラリスにも戦いが終わったことを伝えておきました。やはり少し不安だったようで安心しておりましたよ』


クララとクラリスには安心しろと伝えておいたが、やはり不安だったようだ。

後から、顔を出しに行かないとな


『おめでとうございます。『虫』のダンジョンマスター撃破により、レベルが60となりました』


頭の中に機械音声が流れる


「あれ?今回、俺は戦っていないけど?」


『質問にお答えいたします。ダンジョンマスターは例え戦わなくとも、眷属が会得した経験値と同様の経験値をダンジョンマスターは会得することができます』


「初耳だ」


『質問されませんでしたので。他に質問はございますか?』


「ないです」


『かしこまりました。ではレベルが60になりましたので、新たなスキルを獲得できます。以下より選択してください』


機械音声に伴い、目の前にスキル選択のモニターが出現する


①鉄魔法強化:鉄魔法の威力を増やすスキル


②樹木魔法強化:樹木魔法の威力を増やすスキル


「前回選ばなかったスキルか。ならば『樹木魔法強化』でお願いします』


『かしこまりました。選択により、スキル『樹木魔法強化』を会得致しました。続きまして、『虫』のダンジョンマスター撃破の報酬として虫魔法を会得致しました』


「今回は虫魔法か。前回の獣魔法といい、使うのを躊躇ってしまう系の魔法だな」


『さらに、召喚可能の魔物に虫の魔物が追加されましたので、後程、ご確認ください』


「あ、これはなかなか嬉しい。蜂いるか確認してみよう。蜂がいればハチミツが手に入る」


『それでは最後にダンジョンマスター撃破による功績により、強い個体の眷属を特殊召喚することができます。下記の選択肢よりお選びください』


再度、目の前にモニターが現れる


①大ムカデ:性別なし


絡新婦(じょろうぐも):雌のみ


③蟻騎士:雄or雌


④コーカサスオオカブト:雄のみ


「これまた難しい選択だな。絡新婦かコーカサスオオカブトかで迷うが、コーカサスオオカブトで頼む」


『かしこまりました。それでは召喚を始めます』


目の前に魔法陣が浮かび上がり光を放ち始める


「今回もとくしゅしょうかんができるのか?」


魔法陣を見た一鬼は俺に問いかける


「ああ。今回は一鬼と同じパワータイプを選んでみた」


「それは楽しみだ」


一鬼は俺の答えを聞くと嬉しそうにしている。

一鬼と話をしている内に魔法陣が放っていた光が止み、スッと魔法陣が消えた。

そして魔法陣があった場所には、一鬼と同じぐらいの身長だが、横にも大きな一体の魔物が立っていた


「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」


その魔物は閉じていた目を開けるのと同時に大きな雄叫びを上げた


「おいの名前はコーカサスオオカブト。よろしくたのん!」


野太い声だが、それ以上に気になることが一つある


「何で鹿児島弁だよ!」


あまりのことにツッコンでしまった


「そいがなにかわからんが、こん言葉は昔からこうだ」


どうやら昔からこの喋り方らしいが、彼の言葉を聞いていると昔テレビで見た西郷どんを思い出す


「そ、そうか」


また癖のある魔物を召喚してしまったようだ。

その後、ランスロットらがダンジョンへ戻ってきたため、コーカサスオオカブトのことを紹介した。

一鬼やランスロットらはあまり気にならないのか普通に話をしていた。

気になるのはどうやら俺だけみたいだ



眷属


一鬼

ランスロット

東風

クラウン

クレイゴーレム

スケルトンナイトリーダー

バンピールナイト

犬神

鬼・セイバー

鬼・ランサー

鬼・アーチャー

鬼・アサシン

鬼・キャスター

コーカサスオオカブト


ゴブリン雄:980体(+700)

ゴブリン雌:280体(+140)

スライム :  3匹

闇カラス : 10羽

ゾンビ  : 10体

スケルトン: 10体


住民

クラリス

クララ

サンスネル

スローン

スインス

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