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第57話:とある兄の訪問

最近漫画喫茶でずっと書いてる

『お忙しい所申し訳ございませんマスター』


イージスから連絡が入るが、嫌な予感がする


「ん?どうした?」


なんか前にも似たようなことがあった


『え~、大変申しにくいのですが、来客です』


「来客?」


『はい。もうメインルームにおります』


「え!?いったいどうやって・・・」


『本人曰く、転移してきたと』


「ちなみに誰?」


『『力』を司るダンジョンマスターのレオニダスと名乗っております』


次は兄の方が来た。

俺は連絡を受け、急ぎメインルームへと転移した


「やあ、君が北郷京君かな?」


メインルームに到着した途端、若い男性に話しかけられた。

俺は話しかけられた方へ振り向くと、そこには爽やかな男性が立っていた。

見た目は、20歳いくかいかないかぐらいの若さで、髪は金色の短髪、背丈は俺より低いが、まるでどこぞの貴族みたいな恰好をしている。

だが、気配だけは人間では到底出せないヤバイ気配を醸し出している


「ええ。ここのダンジョンマスターの北郷京と申します」


「よろしく。報告を受けていると思うけど、僕は『力』を司るダンジョンマスターのレオニダスと言います」


「よろしくお願いします。で、本日は一体どのような要件で?」


レオニダス殿に要件を聞いた瞬間、俺の背後からクラウンの声が聞こえた


「あっ!!レオニダス様!!!」


「これはクラウンではないですか。何故あなたがここに?」


「色々あって、今は魔スター君の眷属になったんだ!」


「それは驚きです」


「で、今日は何しに来たの?」


「コホン、失礼しました。今回はご挨拶に来ただけですよ」


「挨拶?」


「はい。我が弟レオパルトを倒した者がどのような者なのか興味が湧きましてね」


レオニダス殿の発言を聞いた瞬間、血の気が引くのを感じた


「あ、誤解しないでほしいのですが、復讐とかではないのでご安心を」


『力』を司るダンジョンマスターはオクロック殿と同じ上位のダンジョンマスター。

ここで弟の復讐って言われていたらヤバかった


「ただ・・・」


「ただ?」


「我が弟を殺した者に少しは思う所がありますが・・・」


レオニダス殿の顔から笑みが消えた。

その途端、全身の鳥肌が立ち、冷や汗が頬を伝う


「レオニダス様!!」


クラウンは俺を庇うように、レオニダス殿と俺の間に立つ


「おっと、失礼しました」


レオニダス殿の顔に笑みが戻った


「大丈夫、魔スター君?」


クラウンは俺を心配するように覗き込んでくる


「ああ。大丈夫ありがとう」


「本当に申し訳ありません。つい殺気が漏れてしまいました」


「いえ、大丈夫です」


クラウンがいなかったらやばかった。

見た目優男なのに、なんていう威圧感だ


「話を続けますが、あなたに頼みたいことができました」


「頼み?」


「はい。ダンジョンマスターに少々気に入らない者が何名かいましてね。その者を殺してもらいたいのです」


「・・・・・」


「拒否はできませんよ?あなたは弟を殺したのですから。なに、二人だけですので安心してください」


俺に選択の余地はないようだ


「話を聞きましょう」


「では。殺してもらいたいのは二人、『虫』と『淫』です」


「ああ、なるほど」


クラウンは『虫』と『淫』を知っているような感じで納得している


「『虫』と『淫』ですか?」


「ええ。その二人は少々不快といいますか、下品といいますか、品が無いのです。僕はそういった者を嫌いましてね。自分の手でもやりたくはないのです」


「なるほど」


「お膳立ては僕がやっておきますので、あなたはやつらを殺すだけで大丈夫です」


「二人同時ですか?」


「いえ。まずは『虫』をあなたにけしかけますので安心してください」


「・・・・わかりました。やりましょう」


「いいのですね?二人とも強いですよ?」


「大丈夫です。どうせ、今後やる運命ですので、それが早くなるだけです」


「わかりました。では、わたしは帰ります。頑張ってくださいね」


レオニダスは俺に笑みを向けた後、目の前から姿を消した


「・・・・・」


「大変なことになったね」


クラウンは俺を心配して声をかけてくれる


「だけど『虫』と『淫』を倒せば、召喚できる魔物の種類も増えるし、レオニダス殿と親しくなれるかもしれないからね。メリットはある」


「イージス!話は聞いていたな?ここに全員呼んでくれ」


『かしこまりました。サンスネル殿らはどうしますか?』


「三人とも呼んでくれ」


『かしこまりました』

眷属


一鬼

ランスロット

東風

クラウン

クレイゴーレム

スケルトンナイトリーダー

バンピールナイト

犬神

ホブゴブリン・セイバー

ホブゴブリン・ランサー

ホブゴブリン・アーチャー

ホブゴブリン・アサシン

ホブゴブリン・キャスター


ゴブリン雄:280体(+100)

ゴブリン雌:140体(+20)

スライム :  3匹

闇カラス : 10羽

ゾンビ  : 10体

スケルトン: 10体


住民

クラリス

クララ

サンスネル

スローン

スインス



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