第56話:クラウンと犬神
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みなさんありがとうございます。
次は200人目指して頑張ります!!
俺はクラウンを見つめ、スキル『鑑定』を発動した
クラウン
レベル?
種族:?
攻撃力:?
守備力:?
魔力 :?
スキル:?
ユニークスキル:?
魔法:?
備考:?
なんだこれ、クラウンのプロフィールが見れない?
「どうしたの?魔スター君?」
クラウンはいつも通りの笑顔で聞いた
「どうしたって、これ」
「ごめんね!気が変わっちゃった!やっぱりまだ君には見せられないかな」
「どういうこと?」
「まだ君とは出会ったばかりだからね」
「・・・わかった」
「ごめんね、魔スター君。でも、そのうち見せてあげるよ」
クラウンのスキルが見れないのはスキル『隠蔽』の効果だろうか
「楽しみに待っているよ」
「うん!あっ、これだけは言っても大丈夫かな」
「・・何?」
「上位のダンジョンマスターの眷属はほぼ全員、ユニークスキル持ちなんだよ!」
「ってことは、クラウンも持っているってことかな?」
「うん!だけど、どんなスキルかはまだ内緒ね!」
まあ、そんなことだろうとは思っていた。
上位のダンジョンマスターの眷属らは全員ユニークスキル持ちなら、一筋縄ではいかないか
「続いては某ですかなわん?」
「ああ」
待っていた犬神を俺はスキル『鑑定』を発動しながら見た
犬神
レベル1
種族:犬神
攻撃力:700
守備力:600
魔力: 0
※呪力:1000
スキル:『呪力向上』
魔法:なし
※呪力:呪力は悪霊や妖怪が持っていたりする魔力に代わる力。この力は字の如く、呪う力である
「呪力ってあるんだな」
「あ!もしかして犬神って呪力持ち?」
「そうだよ」
「凄いよ!呪力持ちなんて希少なんだよ!僕も数人しかしらないし」
「それはいいな。良かったな犬神!」
「はい!とても嬉しく思いますわん!!」
犬神は嬉しいのか尻尾をぶんぶんと振っている
「ところでその語尾どうにかならないの?」
「何かおかしいですかなわん?いたって普通ですわん!!」
「あ、そうですか」
語尾については触れないほうがいいようだ。
とりあえず二人のプロフィールを確認できたことだし、二人と別れ俺は一人で風が吹く草原に寝そべっていた。
現状、俺は『風』と『獣』の魔物を召喚することができる。
ならば新しい種族の仲間も欲しいから、新しい召喚してみようと思うが、俺は現在どんな魔物を召喚できるのか、スキル『ダンジョンクリエイト』で確かめてみよう。
俺はスキル『ダンジョンクリエイト』を発動し、目の前に召喚できる魔物一覧が表示されているモニターが現れた
①ゴブリン
②スライム
③闇カラス
これは俺が最初から召喚できた魔物だ。
そして次は俺が現在召喚できる『風』の魔物
④かまいたち
⑤大鷲
⑥天狗
⑦風の精霊
そして次は『獣』の魔物
⑧猫又
⑨経立
⑩妖狐
⑪コボルト
かなり召喚できる魔物が増えている。
全種族召喚したいけど統率が難しくなるし、食料問題もある。
なら全種族召喚するのは、食料問題などが解決した後にして、とりあえず今回は「天狗」「猫又」「妖狐」のみ召喚するとしよう
「よし召喚するか」
『お忙しい所申し訳ございませんマスター』
俺がこの3種族を召喚しようとした瞬間イージスから急用だと連絡がきたが、正直嫌な予感しかしない
眷属
一鬼
ランスロット
東風
クラウン
クレイゴーレム
スケルトンナイトリーダー
バンピールナイト
犬神
ホブゴブリン・セイバー
ホブゴブリン・ランサー
ホブゴブリン・アーチャー
ホブゴブリン・アサシン
ホブゴブリン・キャスター
ゴブリン雄:280体(+100)
ゴブリン雌:140体(+20)
スライム : 3匹
闇カラス : 10羽
ゾンビ : 10体
スケルトン: 10体
住民
クラリス
クララ
サンスネル
スローン
スインス




