第55話:三騎士のスキル
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夕食の宴はとても有意義だった。
幹部眷属をはじめ、クララとクラリス、サンスネル、スローン、スインスら新移住者全員でバカ騒ぎして、夜を越した。
途中、クララとクラリスは先に家に帰っていき、三騎士はというと、酒を呑みながら、家の話をしていた。
凄く嬉しそうに、楽しそうにスローンは話していている、その姿を二人は嬉しそうに呑みながら聞いている
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翌日の朝
俺は今後のことを考え、クラウンと犬神、三騎士のプロフィールを確認するため、草原エリアの三騎士たちの家がある場所まで訪れていた。
昨日の時点で確認しとけばよかったが、何かと忙しい一日だった為、まだ確認すらしていない
「おはよう三人とも。良く眠れた?」
三人の家の前に訪れると、三騎士らが家の前で会話をしていた
「おはようございます!凄く快適でした」
「なかなかよかった。風呂は初めて入ったが中々」
「・・・・風呂最高」
「それはよかった。早速で悪いが、三人のプロフィールをもう一度よく見させてもらってもいいか?」
「大丈夫です」
「俺も大丈夫だ」
「・・・・自分も」
「ありがとう。では失礼して」
俺はスキル『鑑定』を発動して、まずサンスネルへと視線を向ける
サンスネル
レベル44
種族:人間
攻撃力:600
守備力:550
魔力 :1000
スキル:『火精霊の加護』『炎魔法強化』
使用魔法:『炎魔法』
スローン
レベル40
種族:人間
攻撃力:750
守備力:740
魔力 :500
スキル:『手作業効率向上』
使用魔法:なし
スインス
レベル39
種族:人間
攻撃力:600
守備力:650
魔力 :490
スキル:『農作業効率向上』
使用魔法:なし
サンスネルは炎系のスキルを持っているのか。
それにスローンは生産系のスキルを、スインスは農作業のスキルをそれぞれ持っている。
スインスなら、クラリスに一人で任せている農業を手伝ってもらうのもいいな
「ありがとう。それぞれ良いスキルを持ってるね」
「ありがとうございます」
「昨日、スローンには言ったけど、ここは自由だ。やりたいことをやるといい。スローンは物造りを、スインスは農作業とかな」
「・・・・いいのか?」
「もちろんだ。ゆくゆくはそういうもので商売もしたいからな。それに今は俺の魔法とかで作ってはいるが、魔法を使わないでも生活できるようにしたいからな」
「先を見てるんだな」
「ああ。スインスは農業が好きみたいだし、スキルも農業関係だから丁度いい。どうせならクララたちの手助けをしてもらいたい」
「・・・・わかった」
「あとは大丈夫そうか?大丈夫なら俺は行くわ」
「大丈夫だ。ありがとな」
「・・・・また」
スローンとスインスはやることがあるため、家に戻っていった
「あの・・・」
「ん?」
「私はどうすれば?」
「さっきも言ったろ?好きなことをしな」
「私は、あの二人みたく趣味のようなものはありません。戦うことしか」
「そうか。ならそれが見つかるまで俺の眷属の育成を頼みたいな」
「育成ですか?」
「そう。今いるやつらは一鬼やランスロットらが色々教えてはいるが我流だからな、騎士団にいたやつが訓練してくれたほうが勉強になるだろう」
「そうですね」
「てなわけで、昨日この草原エリアに来るために使った魔法陣で訓練所に行けるから行ってみるといい」
「わかりました!行ってきます」
そう言って、サンスネルはこの草原エリアにある固定転移魔法陣がある場所へと走り去った
「さて次は・・・」
「来たよ!」
「おう!!!?」
背後から急に声を掛けられ思わず声をあげてしまった
「ごめんごめん!そんなに驚くなんて思わなかったよ!」
「だから言ったでしょうクラウン殿」
背後へ振り向くとそこにはクラウンと犬神が立っていた
「魔スター君が探していると思って犬神もつれてきたよ!」
「さすがクラウン。ありがとう」
「えへへ」
俺はクラウンの頭を撫でると、耳を赤くして喜んでいた
「二人を探していたのは他でもない。二人のプロフィールを確認したくてね。二人のステイタスも見させてくれないか?」
「かしこまりましたわん!」
「いいよ!」
二人から許可を貰い、スキル『鑑定』で二人を見る
眷属
一鬼
ランスロット
東風
クラウン
クレイゴーレム
スケルトンナイトリーダー
バンピールナイト
犬神
ホブゴブリン・セイバー
ホブゴブリン・ランサー
ホブゴブリン・アーチャー
ホブゴブリン・アサシン
ホブゴブリン・キャスター
ゴブリン雄:280体(+100)
ゴブリン雌:140体(+20)
スライム : 3匹
闇カラス : 10羽
ゾンビ : 10体
スケルトン: 10体
住民
クラリス
クララ
サンスネル
スローン
スインス




