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第53話:三騎士ダンジョンへ

やっと三騎士がダンジョンへ来た

1億シュールを受け取り、少し待っていると、再び使用人が玉座の間へ入ってきた


「お待たせいたしました」


「うむ」


「ではお金を頂きましょうか?」


イシュール五世は使用人へ合図をした


「こちらです」


俺は使用人から硬貨が入った皮袋を受け取り、皮袋を開け、1万シュールがあることをスキル『鑑定』で確認した


「確かに。では賠償金は受け取りましたので、私らは立ち去ります」


「そ、そうか」


イシュール五世は明らかに安堵している


「ではクラウン、頼むよ?」


俺はクラウンへ視線を向けると、クラウンは頷いた


「了解!《空間魔法ディメンション・ゲート》」


玉座の間の中央に魔法陣が輝き、そこから赤い扉が出現する


「サンスネル、スローン、スインス行こうか。今日からよろしく」


「よろしくお願いします!」


「よろしく頼む」


「・・・・・よろしく」


三人と挨拶を交わし、魔法陣から現れた扉へ3人を潜らせた。

最後に俺はイシュール五世の元に歩いて近づく


「ま、まだ何かあるのか?」


お前に用はない。

俺はイシュール五世の横にいる妃のイシュタルへ近寄り、耳打ちした


「今後、もしかすると寝室にお邪魔させていただくかもしれないので、その時はよろしくお願いします」


イシュタルは顔を赤くし、俯いてしまった。

やはり人妻はいいな


「ではこれにて失礼いたします」


俺はお辞儀をして赤い扉へ飛び込んだ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イシュール五世 視点


顔を赤くしている、我が妻イシュタルへと視線を向ける


「最後、あの者に何と言われたのだ?」


「・・・・・いえ、たいした事ではありません」


「そうか」


何はともあれ、危機は立ち去ったようだが、今後、『魔』を司るダンジョンへの対応は慎重にせざるを得ない


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

北郷 視点


《空間魔法ディメンション・ゲート》の赤い扉から出た場所はダンジョン入口ではなく、石造りのメインルームであった


「ただいま!」


「アルジ!ゴブジデシタカ!!」


「すまんすまん。王妃様にセクハラしてきた」


俺は笑っていると、横でクラウンがジト目で俺を見てくる


「魔スター君の変態」


こんな可愛い男の娘に嫉妬されるなんて前の世界ではなかったから新鮮で、中々に興奮する


「ごめんごめん。お詫びに今夜も寝室においで」


俺はクラウンに近づき、クラウンのお尻を撫でながら耳元で囁くと、耳を真っ赤にして小さく頷いた


「改めて。ようこそ我がダンジョンへ」


俺は3人へ歓迎の言葉を贈る


「よろしくお願いいたします!ここでは何とお呼びすれば?」


「ん?呼びたいように呼んでいいぞ?」


「わかりました。では改めて、京殿、今後ともよろしくお願い致します」


「よろしくな」


俺とサンスネルが会話していると、そこへスローンとスインスも寄ってきた


「よろしく頼む。京」


「・・・・・よろしく頼む京殿」


「二人もよろしくな」


その後、サンスネル、スローン、スインスらはメインルームから退室して、眷属らに挨拶回りをしていた


「眷属らには一通り挨拶したね。じゃあ、最後に草原エリアに行って残り2人にも挨拶してもらうか」


「わかりました」


「ただ、その2人って言うのが少し難関かな」


「難関?」


「ああ」


「それは?」


「その2人は王国騎士によって村を滅ぼされた親子なんだ」


「!!?」


3人は顔色を変えた


「それは・・・」


「・・・・・謝るしかない」


「だが、許してもらえるか?」


「謝るしかない。地面に頭を擦りつけても」


「そうだな」


「・・・・ああ」


「話は終わったな。じゃあ行くか?」


「はい」


3人の顔は真剣そのものとなっていた


眷属


一鬼

ランスロット

東風

クラウン

クレイゴーレム

スケルトンナイトリーダー

バンピールナイト

犬神

ホブゴブリン・セイバー

ホブゴブリン・ランサー

ホブゴブリン・アーチャー

ホブゴブリン・アサシン

ホブゴブリン・キャスター


ゴブリン雄:180体(+80)

ゴブリン雌:120体(+20)

スライム :  3匹

闇カラス : 10羽

ゾンビ  : 10体

スケルトン: 10体


住民

クラリス

クララ

サンスネル

スローン

スインス

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