第5話:ダンジョン創り楽しいな!!
こんなAIがいたら、最高ですよね
お待ちかねのダンジョンの創造と眷属召喚である。
異世界転生ものの漫画やアニメの中で一番やってみたかった事なため凄く楽しみである
「よろしく頼む」
『かしこまりました。ではまずご説明するのはダンジョンの創造についてでございます。先程も申しました通り、メインルームにて通路を繋げていく形で創造していきます。入り口は先程までおりました洞穴の入り口で大丈夫でしょう』
「通路はどんな形でも大丈夫なの?」
『大丈夫でございます。それに入り口からメインルームまでは空間が歪んでおりますので、どんなに広範囲でも創れますし、階層も何階だろうと創ることができます』
「それは最高ですね!やり方はどうすればいいですか?」
『これも簡単でございます。まず、スキル「ダンジョンクリエイト」を発動致します。発動致しますと、ダンジョン創造という項目が現れます。その項目を選択いたしますと、入り口とメインルームが表記されているマップが現れます。それにマスターが持っているボールペンで通路などを書き足すことで、実際に通路が出現致します。これについては消したりすることもできますので、ご安心くださいませ』
「それは中々簡単そうだ!さっそくやっても良いかな?」
『大丈夫ですよ』
ダンジョンの創造の時間である。
構造は昔から妄想していたものにしよう
1階層:普通の迷宮
罠もなく魔物も出現しないが、かなり広範囲で入り組んだ迷宮、攻略に2、3時間はかかる
2階層:罠迷宮
1階層と同じぐらいの広範囲な迷宮だが、致死率低めの罠を多数設置した迷宮
3階層:致死罠迷宮
1、2階層と同じぐらいの広範囲な迷宮だが、致死率高めの罠を多数設置した迷宮
とりあえず、このくらいでどうだろうか。
どんな魔物が召喚できるか不明なため、魔物が出現する迷宮はとりあえず後にしよう。
そう言えば、罠をどうやってダンジョンに設置すればいいのかがわからない
「イージス先生質問!」
わからなければ挙手して聞いてみた!
『はい!京君!なんでしょう?』
まさかノってくるとは思わなかった。
イージス案外可愛いな
「トラップ類はどうやって設置すれば良いですか?」
『良い質問ですね。トラップについてですが、先程説明致しましたダンジョンを創造する場所にて、ボールペンで罠を設置したい箇所に、文字で罠の種類や内容を書き足すことでダンジョン内にトラップを設置することができるようになります。わかりましたか京君?』
「凄くわかりやすかったです!ありがとう先生!!」
設置のやり方は理解したから、早速ダンジョン内にトラップを設置していこう
ーーーーーーーーーーーーーーー
3時間後
ヤバイ、ダンジョン創造が楽しくて時間を忘れてた
『熱中しておりましたが、もうよろしいのですか?』
「ありがとう。もう大丈夫だよ!それに完成した後でも、変更とかはできるんだよね?」
『はい。いつでも変更はできます』
「よかった。なら、ダンジョン創造は当分大丈夫かな」
『かしこまりました。では続きまして、眷属召喚についてご説明致します』