第52話:脅しには脅しで返す
もう少しで100人がブックマークしてくれると思うと
中々に嬉しい
「王、今までお世話になりました」
それは王国騎士団を辞め、俺の仲間になることを示す言葉であった
「ほう。よいのか?そちら側に行くということは、我らの敵になるということであるぞ?」
イシュール五世はサンスネルを睨みつける
「それでも私は、彼らと共に行こうと思います」
サンスネルの決意は固いようだ
「そうか残念だ。お前らの行いで村が一つなくなることになるとはな」
それは紛れもなく脅迫の言葉であった
「それは、脅しですか?」
サンスネルは苦虫を嚙み潰したような顔をする
「さてな・・・」
イシュール五世はとぼけた顔で目をそらすが、俺はそれを許さない
「イシュール五世、一応言っときます。もし、サンスネルの生まれ故郷を襲撃しようなことがあれば、この都市の何割かは消滅することになりますがいいですね?」
「なっ!?」
驚愕しているイシュール五世は無視し、俺は話を続けた
「だってそうでしょう?この3人は俺の元に来ると言った。ならば、こいつらはもう俺の家族だ。家族が脅迫されて黙っているほど、俺は甘くない」
「くっ・・・・・」
「どうやら貴方は俺を甘くみているようだ。賠償金5,000シュール追加だ」
「ふ、ふざけるな!我を誰だと・・・・」
「もう5,000シュール追加」
さすがのイシュール五世も黙るほかなかった
「あんたが誰だろうと関係ない。俺の眷属を多く殺し、さらには家族にまで脅迫してきた。それはもう宣戦布告とみなしてもいいぐらいだ。一層の事、この都市、滅ぼした方がいいか?なあ、おい」
俺はというともう我慢の限界というか、面倒くさくなってきていた。
というか、この城に隕石を落とした方が、この城にある財産すべて根こそぎ奪えれる
「なあ、どうするイシュール五世?あんたの次の選択で王都イシュタリアは滅ぶぞ」
「ま、待ってくれ!!我が悪かった!彼らの故郷には手出ししない!約束する!!だからこの都市を滅ぼさないでくれ!!!」
王は慌てて謝る
「謝っている者の姿勢ではないな。図が高い」
俺の言葉を聞いたイシュール五世は慌てて、床に頭をこすりつけながら謝る。
土下座に近い姿勢だ
「うん。それならいいだろう。滅ぼすのは止めてやる」
「あ、ありがとうございます!」
「いいぞ。立ってくれて構わない」
イシュール五世が立ち上がったと同時に扉が開き、使用人が何人か入ってきた
「失礼します!お金の方をお持ち致しました!」
「う、うむ。すまぬが、もう1万シュール持ってきてくれぬか」
「か、かしこまりました」
使用人の一人が急いで部屋から出て行った
「じゃあ、さきに1億シュール貰っておこうか」
「わ、わかった。おい!」
「は、はい!!」
使用人の一人が俺に小さな皮袋を渡す。
俺はそれを受け取り、袋の中身を確認すると、10枚の硬貨が入っていた。
俺はこの世界の通貨を見たことはないが、クラリスから事前に教えてもらっていた
石貨=1円
銅貨=10円
銀貨=100円
大銀貨=1,000円
金貨=10,000円
大金貨=100,000円
白銀貨=1000,000円
白金貨=10000,000円
これがこの世界の通貨である。
1億シュール、つまり白金貨10枚が皮袋に入っていればいいのだが、俺はこれが本当に白金貨なのかがわからない。
なので硬貨1枚ずつにスキル『鑑定』を使い、偽物ではないかを確認したが、紛れもなく10枚すべて白金貨であった
「確かに。では残りを貰いましたら、俺らは退散しますので」
「う、うむ」
イシュール五世は最初に見た時より、やつれているように見えた
眷属
一鬼
ランスロット
東風
クラウン
クレイゴーレム
スケルトンナイトリーダー
バンピールナイト
犬神
ホブゴブリン・セイバー
ホブゴブリン・ランサー
ホブゴブリン・アーチャー
ホブゴブリン・アサシン
ホブゴブリン・キャスター
ゴブリン雄:180体(+80)
ゴブリン雌:120体(+20)
スライム : 3匹
闇カラス : 10羽
ゾンビ : 10体
スケルトン: 10体
住民
クラリス
クララ




