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第19話:圧倒的な差

初めて評価が入った!

嬉しいです!

これは励みになりますね!

1時間後


草原エリアへ戻った俺をやる気満々な雰囲気を漂わせるホブゴブリン・リーダーと幽霊騎士が待ち構えていた


「おまたせ。じゃあやろうか?」


『マスター、本当にやるのですか?』


「あれ?まさか俺が負けるとでも思ってたりする?」


『・・・・・』


「うわぁ、ひどいな。イージスに信用してもらえないとか泣きそうだよ」


『・・・・勝算は?』


「ん?」


『勝算はあるのですか?ないなら無謀なことはおやめください!!』


「・・・・・そこまで信用されていないんだね?わかった。2人とも、悪いがルール変更だ。俺を倒したらじゃなく、俺をここから一歩でも動かすことができたら、お前らの勝ちにしよう」


「!?」


「ソレハ・・・」


「圧倒的に勝たせてもらうよ。あ、手加減はしなくていいからな?もちろん俺は手加減してやるから安心しろ」


「・・・おれ・たち・・を・なめ・るな!」


「ならば、舐めているのがどちらなのか確かめてみよう。準備はいいな?」


「・・・・ああ」


「アア」


「では、審判はわたしクレイゴーレムがさせていただきます」


「頼む」


「それでは、はじめ!!」


合図と同時に動いたのはリーダーと幽霊騎士、だが先手は俺がもらう


「《土魔法アースクリエイト》!!」


手を地面につけた瞬間、大地に大きな魔法陣が展開され、それが消えると同時に大地を覆うほどの土の触手が現れた。

その土の触手はリーダーと幽霊騎士へと伸び始め、二人を拘束しようとする


「「!?」」


リーダーはすかさず土の触手を金棒で薙ぎ払い、幽霊騎士もまた剣で一閃した。

ある程度、強度も高くしてたはずなんだが、二人相手だと、足止めとしか使えない。

だが、この触手の厄介なところは違う場所にある。

二人はいくら触手を薙ぎ払おうが剣で切ろうが、すぐに土から再生してしまい、二人を取り囲む。

二人はすぐさま、その場から脱出しようと試みるが


「遅いぞ2人?《樹木魔法ウッドスネーク》!!」


「!?」


リーダーの足元に緑の魔法陣が展開され、そこから一本の太い樹木がメキメキと生えた。

そしてその樹木は巨大な蛇の姿となり、リーダーに噛みこうとした。

しかし、リーダーはそれを避けるが幽霊騎士と分断されてしまった


「リーダー!!」


幽霊騎士が急ぎリーダーと合流しようとするが


「余所見は禁物だぞ幽霊騎士?」


幽霊騎士が一瞬、俺から視線を外した瞬間


「《樹木魔法チェインツリー》」


幽霊騎士の足元から一本の細い蔦が生え、幽霊騎士を縛り上げ、徐々に成長し細い蔦がまるで木の根のように太くなった。

さすがの幽霊騎士も身動きが取れなくなってしまった


「ゆう・れい・きし!?」


「だから、余所見はするなって。《樹木魔法チェインツリー》」


リーダーも幽霊騎士と同じ魔法で縛り上げようとしたがリーダーは金棒で蔦を薙ぎ払った。

さすがに一度見られているから縛り上げるのは難しいが、それはブラフ


「それは囮だよリーダー。《樹木魔法 眠りの花粉》」


薙ぎ払った蔦の残骸から青い花が咲き、地面一面が花畑となり、そこから大量の花粉が宙に舞った。

その花粉をもろに吸ってしまったリーダーは膝から崩れ、地面で眠ってしまった


「はいお終い。5分ももたなかったな?」


「これは続行不能でしょう。勝者マスター!!」


『・・・・・すごい』


「さすがはマスター。圧倒的でしたね!」


「ありがとうクレイ。おっと忘れてた。悪いな幽霊騎士、今、魔法を解除するから待っててくれ」


魔法を解除し、幽霊騎士は木の根から解放されたが、リーダーは未だに眠っている


「あらら、効き目が強すぎたか?多分、30分は目を覚まさないかもな」


「わかりました。では目を覚ますまで、休憩としましょうか?」


「そうだな」


とりあえず、話をするにしても、リーダーが起きるまで待つことにする












眷属

ホブゴブリン・リーダー:1体

幽霊騎士:1体

クレイゴーレム:1体


ゴブリン雄:50匹

ゴブリン雌:11匹

スライム : 3匹

闇カラス :10羽

ゾンビ  :20体

スケルトン:10体

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