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第166話:鴉と蜂

「つまり、妖狐は現在二尾だから、強力な雷妖術を扱い、超硬い雷耐性を得ている状態ってことだね?」


『はい』


「だからスキル『鑑定』で見た時、スキル『雷耐性 超級』なんてものがあったのか」


『はい』


「え?やばくない?」


『超やばいです』


「妖狐!」


「は、はいっ!」


妖狐はいきなり呼ばれて驚いたのか背筋がピンっとなっていた


「君を一般眷属から幹部眷属にする。今後、移動用転移魔法陣が使えるようになる」


「わ、わっちが幹部に?」


「その強さなら当然だ」


「あ、ありがとうございます!京様!!」


「それでイージス」


『何でしょうか?』


「妖狐みたく一般眷属だが強い者は他にいたりするか?これを機に把握しておきたい」


『妖狐程ではないですが2体おります』


「2体!?誰と誰?」


『闇カラスとハニービーです』


「わかった。その2体をここに呼んで」


『かしこまりました』


イージスに呼んでもらってから数分後、闇カラスとハニービーを呼んだはずが、村の方から飛んできたのは2mはありそうな大きなカラスと、こちらも人間と同じぐらいの大きさで腹部が明らかに肥大化している巨大なハチだった


「おまた・・せしま・・・しました」


「マタセテシマイ・・モウシワケ・アリマセン」


最近喋れるようになったのか、まだ言葉が辿々しいな


「急に呼んで悪かった。実はイージスから闇カラスとハニービーが強くなったと報告を受けてな。実際見てみようと思って呼んだんだ」


「そう・・なのです・ね」


「トテモ・・・ウレシイ・・デス」


「先に確認するけど、何か大きくなってないか?もしかして進化したか?」


「は・・・い」


「オッシャル・・トオリ・デス」


「やっぱり進化してたのか。悪いけどスキル『鑑定』で強さを確認させてほしい」


「だい・・・じょうぶ・です」


「ゴ・カクニン・・クダ・サイ」


「ありがとう」


どちらの許可を得て、俺はスキル『鑑定』を発動、まずは闇カラス?へと視線を向けた


毒羽大鴉

レベル30

種族:毒羽大鴉

攻撃力:3200

守備力:2000

魔力 :  50

スキル:『毒羽』『空間把握能力向上』『毒耐性 上級』『体重軽量化』『空気抵抗軽量』『鳥類統率』

魔法:なし


次にハニービーへ視線を向けた


キラー・ビークイーン

レベル30

種族:キラー・ビークイーン

攻撃力: 100

守備力:4200

魔力 :2800

スキル:『猛毒針』『毒耐性 上級』『物理耐性 上級』『魔力耐性 上級』『蜂支配』『摂食交配』『単為生殖』

魔法:『淫魔法』『毒魔法』『香魔法』


「なるほど。闇カラスは毒羽大鴉に、ハニービーはキラー・ビークイーンに進化したのか。どちらも強そうだが、キラー・ビークイーンはどちらかと言うと守り側だな」


スキルに関しても耐性スキルが多めだし、働き蜂を産んで後ろで支配して手足として操るスキルもあるから、キラー・ビークイーンは女王蜂ということだな


「ワラワハ・・メンドウナ・コトハ・・・シナイ。ゼンブ・・コドモ・タチニ・・ヤラス」


「もしかしてもう働き蜂って産んでる?」


「ウンダ・・ワ」


「生まれたのはキラービー?」


『はい。確認した所、キラービーが30匹ほど生まれており、既に10匹がナイト・キラービーに進化しております』


「やっぱりキラービーのみか。ちなみにキラービーって花蜜は集めたりは?」


『しないです』


「そっか・・・」


『ハニービーが生まれてくるのを期待したようですが、キラー・ビークイーンに進化したのでハニービーは今後生まれては来ないかと。もしハニービーを増やしたいのでしたら、召喚すれば良いだけなのでご安心ください』


「そうだな、召喚すれば良いか」


『はい』


「あと、スキルで『摂食交配』ってあるだろ?これってどんなスキルなんだ?」


『スキル「摂食交配」は、スキル保持者が捕食した種族の子供を産むことできます』


「えーと、つまり例えばゴブリンを捕食した場合、ゴブリンが生まれて来るってことで良いか?」


『少し違います。ゴブリンを捕食した場合、キラービーの特徴を持ったゴブリンが生まれます。つまり、翅があるゴブリンや毒針があるゴブリンが生まれます。さらに二種、三種の魔物を捕食した場合は自分に組み合わせることが出来ます』


「それは凄いじゃん!色んなダンジョンの魔物を捕食すれば強い魔物が生まれてくるってことだろ、めっちゃ重要なスキルや」


『ただし、支配権はマスターではなくキラー・ビークイーンとなります』


「え?」


『彼女のスキル「蜂支配」はすべての蜂を支配するスキル。つまりスキル「摂食交配」で生まれた魔物すべては彼女が支配し操ってしまいます』


「なるほど・・・」


『私が言いたいことは理解して頂けましたでしょうか?』


つまりイージスが言いたいのは反逆される可能性が出てくるってことか


「ああ。キラー・ビークイーンのスキル『摂食交配』にはあまり頼らない方が良さそうだな」


眷族


一鬼

ランスロット

東風

クラウン

ホ・ワイト

カーミラ

クレイゴーレム

犬神

鬼・ランサー

鬼・アーチャー

鬼・アサシン

鬼・キャスター

コーカサスオオカブト

魂喰い

ユキ

ハイインキュバス

魔鉱角牛

平家蜘蛛

花魁蜘蛛

泥田坊

二尾の妖狐

毒羽大鴉

キラー・ビークイーン


ゴブリン雄:1720(+400)

ゴブリン雌: 600(+100)

スライム :  3匹

闇カラス :  9羽

スケルトン: 10体

化け猫  : 10体

妖狐   :  9体

魔狼   :  2体

ハニービー:  9体 

ドワーフ : 10体

キラービー: 20匹

ナイト・キラービー:10匹


住民

クラリス

クララ

サンスネル

スローン

スインス

アリソン

イヴァンナ

メア

ニア

シルフィー

ローズ



所有金額

2億2408万4千700シュール


所有貨幣

石貨 :  0枚

銅貨 :500枚

銀貨 : 47枚

大銀貨:  5枚

金貨 :578枚(+500)

大金貨:203枚(+200)

白銀貨:  8枚

白金貨: 19枚(+10)


金塊:250個

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