第165話:十尾十干
「ユニークスキル持ってるの!?」
「はい。わっちの尾が二尾になった時に手に入れました」
「二尾になった?イージス、説明頼む」
『かしこまりました。それではご説明致します』
イージスの説明は以下の通りだ。
まず二尾になった理由はスキル『増尾進化』の効果らしい。
妖狐は基本進化はしないらしく、進化の代わりに尾が増えていくらしい。
妖狐の尾には大量の妖力が詰まっており、尾が一つ増えるのと、魔物が一段進化するのはイコールらしい。
それがスキル『増尾進化』の効果らしい
「なるほどね。妖狐に質問なんだが、尾を増やすための条件は?やはりレベルを上げることが重要なのか?」
「たぶんですが、レベルではなく妖力に関係しております。妖力が一定数になると尾が増えるんだと思いますが、なんせわっちはまだ二尾、もしかするとレベルが条件かもしれません」
まだ詳しい条件は不明か。
まあそれに関してはおいおいだな
「イージス、他のスキルの説明もお願いするよ」
『承知致しました。どのスキルをご説明致しましょうか?』
「まずはスキル『誘惑の瞳』かな」
『スキル「誘惑の瞳」ですね。こちらのスキルですが、妖狐の瞳を見た者を操るスキルでございます』
「スキルの対象者は、瞳を見た者全員であってる?」
『いえ、レベルが妖狐より高すぎる者、精神力が高い者、アンデッド、ゴーレムのような性別がない者にはスキルが効きません』
「それ以外なら操れると」
『はい』
「中々凄いスキルや。あともう一つ、ユニークスキルについての説明も頼む」
『ユニークスキル「十尾十干」でございますね』
「ああ」
『こちらのユニークスキルですが、五行の性質を纏い、強力な技を放つことができるようになります』
「五行ってあの五行?」
『はい。木・火・土・金・水の五行でございます。マスターは十干はご存知でしょうか』
「十干?それはわからない」
『十干とは、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の10種類を示します』
「あ、聞いたことある。確か五行と関係あったよな?」
『おっしゃる通りでございます。甲乙は木を、丙丁は火を、戊己は土を、庚辛は金を、壬癸は水を表しております』
「十干はわかったけど、妖狐のユニークスキル『十尾十干』ってつまりどんなスキルなんだ?」
『簡単に説明致しますと、一尾につき十干の性質をそれぞれ与えるスキルですね』
「う〜ん・・・」
『・・・もっとわかりやすく説明致します』
イージスのもっと簡単な説明によると
一尾→甲を示し、木つまり雷の強力な妖術を放つ
二尾→乙を示し、木つまり雷の強力な耐性を得る
三尾→丙を示し、火の強力な妖術を放つ
四尾→丁を示し、火の強力な耐性を得る
五尾→戊を示し、土の強力な妖術を放つ
六尾→己を示し、土の強力な耐性を得る
七尾→庚を示し、金の強力な妖術を放つ
八尾→辛を示し、金の強力な妖術を放つ
九尾→壬を示し、水の強力な妖術を放つ
十尾→癸を示し、水の強力な妖術を放つ
『なので妖狐が尾を増やす度に、五行の強力な妖術を扱えるようになり、五行の耐性スキルを得ることができるってことです。つまり、超強い妖術を放ち、超硬い耐性スキルを得ることができるようになります』
眷族
一鬼
ランスロット
東風
クラウン
紅
ホ・ワイト
カーミラ
クレイゴーレム
犬神
鬼・ランサー
鬼・アーチャー
鬼・アサシン
鬼・キャスター
コーカサスオオカブト
魂喰い
剣
ユキ
ハイインキュバス
魔鉱角牛
平家蜘蛛
花魁蜘蛛
泥田坊
ゴブリン雄:1720(+400)
ゴブリン雌: 600(+100)
スライム : 3匹
闇カラス : 10羽
スケルトン: 10体
化け猫 : 10体
妖狐 : 10体
魔狼 : 2体
ハニービー: 10体
ドワーフ : 10体
住民
クラリス
クララ
サンスネル
スローン
スインス
アリソン
イヴァンナ
メア
ニア
シルフィー
ローズ
所有金額
2億2408万4千700シュール
所有貨幣
石貨 : 0枚
銅貨 :500枚
銀貨 : 47枚
大銀貨: 5枚
金貨 :578枚(+500)
大金貨:203枚(+200)
白銀貨: 8枚
白金貨: 19枚(+10)
金塊:250個




