第148話:『塑』の第2陣と攻防戦
祝ブックマーク280件!
300件まで残り20件
頑張ります!
紅 視点
計300体はいるだろうか。
3つの泥団子が落ちたかと思ったら、そこから土のゴーレムが次々と生まれてくる
「この数はきついかもっす!!!」
ランサーは悲鳴を上げるが、アーチャーは逆に冷静だった
「これも予想通りです。ランサー兄さん、平家蜘蛛さん、二人にはここから頑張ってもらいます!」
「自分らに何をやらす気っすか?」
「まずランサー兄さんは左の100体に集中してください。アシストは花魁蜘蛛さんお願いします!」
「やっとね、よろしくランサー」
「よろしくっす!!」
ランサーと花魁蜘蛛は軽く言葉を交わし、すぐさま指示にあった左側のゴーレム100体へと向かった
「次に、平家蜘蛛さんは右の100体を!アシストはアサシン!」
「よろしく」
「うム、よロしく頼ム!!」
平家蜘蛛とアサシンも同じように言葉を交わすと、右側のゴーレム100体へと向かった
「真ん中は?」
「真ん中は私が一人でやります。紅兄さんには、マズいと思った所の手助けをお願いします!」
「わかった。アーチャーも無理はするな?」
アーチャーは話し最中、急に自前の弓を引き、真ん中のゴーレム1体へと、スキル『魔矢製造』で製造した魔力の矢を放った
「心配感謝しますが、大丈夫ですよ」
放った魔力の矢は、先頭にいるゴーレムの頭へと刺さり、甲高い音と共に崩れさった
「みたいだな」
「ではこれより掃討を開始します」
アーチャーは弓を構え、何もない右手で弦を引いた。
そして、右手に魔力を流すことでスキル『魔矢製造』が発動、魔力の矢が製造される。
しかし、次は1本ではなく一度に10本の矢を造り、10本まとめてゴーレムへと放ち、それぞれ10体のゴーレムの頭に突き刺さり、10体まとめてゴーレムを倒した
「私が一度に造れる矢の数は10本のみ。あと9回放てば終わりです」
そしてアーチャーは先と同じように弓を構え、弦を引き、矢を造り、放つ。
それを繰り返した
「流石はアーチャー、容赦ないっす」
魔力の矢を放つアーチャーを横目に、ランサーは動きが止まっているゴーレムを一体一体、丁寧に倒していく。
「あたしのスキル『粘糸』で動きを止めているからって、随分と余裕ね?」
ゴーレムの足元を見てみると、白い粘着性のあるものがゴーレムの足裏に着いて離れないでいる。
それは花魁蜘蛛のスキル『粘糸』であり、これは空気に触れた瞬間に粘着性の強い蜘蛛の糸へと変わる。
その糸をゴーレムが踏んでしまい、そのため身動きがとれなくなっているのである
「いや、本当に余裕っすこれ!!」
ランサーは花魁蜘蛛の糸で身動きがとれないゴーレムの頭を素早く次々と破壊していく
「流石、兄さん達」
アーチャーやランサーの活躍を右側で見ていたアサシン、そういう彼女も足元から影が伸び、ゴーレムらを縛り止めている。
《影魔法 影縛り》
アサシンが得意とする影魔法の一つである
「オ主も、じュうぶン凄イと思ウが?」
影で縛られ動けないでいるゴーレムを平家蜘蛛は2本の鋭い爪で確実に仕留めていく
「私なんかまだまだよ。《影魔法 影刺し》」
アサシンの足元から伸びる影から鋭く長い針のような影がゴーレムの頭を突き刺す
「ムう、ワしもオ主のヨうな攻撃ほウホウがあレばイいのだガ・・・」
「修業して新しいスキルを得るしかないわ」
平家蜘蛛は主な攻撃手段が毒のため、毒の効きそうにないゴーレムの相手は少し大変そうである
「ゴーレムは残しておくから、存分にレベルを上げなさい」
その気になればアサシンだけでここのゴーレムは瞬殺可能ではあるが、それだと新人の平家蜘蛛の修業にならない。
「かタじケない」
礼を言いながら、平家蜘蛛は次々と縛り上げられているゴーレムの頭めがけ、己の爪を突き刺す
眷族
一鬼
ランスロット
東風
クラウン
紅
ホ・ワイト
カーミラ
クレイゴーレム
犬神
鬼・ランサー
鬼・アーチャー
鬼・アサシン
鬼・キャスター
コーカサスオオカブト
魂喰い
剣
ユキ
ハイインキュバス
魔鉱角牛
平家蜘蛛
花魁蜘蛛
ゴブリン雄:1720(+400)
ゴブリン雌: 600(+100)
スライム : 3匹
闇カラス : 10羽
スケルトン: 10体
化け猫 : 10体
妖狐 : 10体
魔狼 : 2体
ハニービー: 10体
ドワーフ : 10体
住民
クラリス
クララ
サンスネル
スローン
スインス
アリソン
イヴァンナ
メア
ニア
シルフィー
ローズ
所有金額
2億2408万4千700シュール
所有貨幣
石貨 : 0枚
銅貨 :500枚
銀貨 : 47枚
大銀貨: 5枚
金貨 :578枚(+500)
大金貨:203枚(+200)
白銀貨: 8枚
白金貨: 19枚(+10)
金塊:250個




