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第147話:『塑』の急襲と防衛

紅 視点


紅の号令がダンジョン入口に響き、作戦が始まった。

まず動いたのは槍を持ったランサーと、鬼の顔をした平家蜘蛛の2体、森の中を駆け、平原にいる土のゴーレムへ奇襲をかけた。

そして2体を追い、残りの紅、アーチャー、アサシン、花魁蜘蛛も森を駆け、平原には出ずに木々の陰からゴーレムを見張れる位置で停まった


「競争でもどうっすか?」


「きョう争?」


森を出て平原に入った所で平家蜘蛛へ競争を持ちかける


「どっちが多くゴーレムを倒せるかっす!」


「うけテたトう」


「そうこなくちゃっす!では自分は左から」


「デは右かライこう」


ランサーと平家蜘蛛の走りながらの話し合いは終わり、ランサーは左側から、平家蜘蛛は右側からゴーレムへ襲い始めた


「行くっすよ!!!」


大声を発しながら、手に持つ槍を思い切り引き、一番手前のゴーレムの胸へと力強く突いた。

槍で突かれたゴーレムは胴を貫通し、後ろにいる別のゴーレムの胴も貫く。

しかし


「手応えがないっす!」


ランサーはゴーレムから槍を引き抜くと穴が空いた箇所がゆっくりと塞がってしまった。

それを見たランサーは一歩後ろへ下がり、次は頭、胴、手足全ての部位を連続で貫いた。

だが頭を貫いた直後、まるでガラスが割れるような甲高い音が響き、そのゴーレムは修復されることなく、人の形を失い土塊と化した


「そこが弱点っすね!!」


頭が弱点、それに気がついたランサーは他のゴーレムも同じように頭を槍で貫き、甲高い音と共に崩壊した


「頭にコアがあるっす!そこを狙ってくださいっす!!」


ランサーは右側にいるであろう平家蜘蛛へと、大声で弱点の共有を行った


「あイ、ワカった!!」


姿は見えないが、平家蜘蛛の返事が響いた


「弱テんがワかれバ、どウといウコとはナい」


平家蜘蛛はランサーから教えられた通り、ゴーレムの顔をめがけ、己の鋭い爪を突き刺し、甲高い割れる音を響かせ、ゴーレムは崩れた。

そこからは早かった。

動作が遅く、思考能力がないゴーレムが100体いようが、弱点がわかってしまえばランサーと平家蜘蛛で十分対処できる。

その証拠に、弱点を知った二人は見る見るうちにゴーレムを倒し、気がつけば残り数体程度になっていた


「これで最後っす!!」


ランサーが最後のゴーレムを倒した


「まったく手応えがないっす!」


「うム、まッたク物足リナい」


どうやら100体程度ではランサーも平家蜘蛛も満足は出来ていないようだ


『第二陣来ます!!!』


私の頭の中にイージス様の声が響く。

どうやら、自分だけでなくランサーやアーチャー、アサシン、平家蜘蛛、花魁蜘蛛にも聞こえたようだ。

あれこれ考えていると前方、平原の中央に先程とは違く、3つの巨大な泥団子が墜落した

眷族


一鬼

ランスロット

東風

クラウン

ホ・ワイト

カーミラ

クレイゴーレム

犬神

鬼・ランサー

鬼・アーチャー

鬼・アサシン

鬼・キャスター

コーカサスオオカブト

魂喰い

ユキ

ハイインキュバス

魔鉱角牛

平家蜘蛛

花魁蜘蛛


ゴブリン雄:1720(+400)

ゴブリン雌: 600(+100)

スライム :  3匹

闇カラス : 10羽

スケルトン: 10体

化け猫  : 10体

妖狐   : 10体

魔狼   :  2体

ハニービー: 10体 

ドワーフ : 10体


住民

クラリス

クララ

サンスネル

スローン

スインス

アリソン

イヴァンナ

メア

ニア

シルフィー

ローズ



所有金額

2億2408万4千700シュール


所有貨幣

石貨 :  0枚

銅貨 :500枚

銀貨 : 47枚

大銀貨:  5枚

金貨 :578枚(+500)

大金貨:203枚(+200)

白銀貨:  8枚

白金貨: 19枚(+10)


金塊:250個

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