表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
166/194

第143話:平家蜘蛛

「お待たせ致しました」


紅、ランサー、アーチャー、アサシンは5000体の雄ゴブリンと、1580体の雌ゴブリンを草原エリアへと連れて来た


「手間をかけたね」


「いえ、これぐらいお安い御用です。して、この大蜘蛛らはいったい?」


紅は俺の後方で待機していた呪毒蜘蛛へ視線を向けた


「こいつらは呪毒蜘蛛。今からゴブリン達と共に融合される魔物だよ」


「・・・左様ですか」


紅は何か言いたそうな顔をしているが、その性格上何も言わない。

やはり、同族である鬼や大鬼にしてもらえると考えていたのだろうけど、流石に同タイプの眷属はそんなに必要はないと思う。

ポケ◯ンでも手持ちはすべて違うタイプにしたい派である


「さて、まず雄ゴブリン5000体、呪毒蜘蛛10体からさっそく融合してしまおう」


そうして、5000体もの雄ゴブリンは隊列を組み、その周りを囲うように10体の呪毒蜘蛛を配置させた。

次に、配置した魔物らの足元に全員が入る程の魔法陣が出現し、光を放つ。

数秒で光が収まると、5000体のゴブリンと呪毒蜘蛛はすべて姿を消し、魔法陣の中央には1体の大きな魔物が現れた


「あれは・・・」


そこにいたのは、赤茶色の大蜘蛛。

大きさは、軽ではない普通の乗用車ぐらいある。

足は通常8本のはずが10本あり、8本の足で胴体を支え、鋭い爪の前足2本で獲物を切り裂くようだ。

さらに異質なのは、頭部が鬼の顔をしており、通常複数ある目は2つしかなく、さらに鋭い牙が生え揃っている。

そして最後に、お尻部分には小さい赤いドクロ模様がいくつも浮き上がっている


「やあ、俺は北郷京。この『魔』を司るダンジョンマスターで君の主だ。ここに関する記憶は残っているかな?」


「・・・あル。ヌしがワしの主といウこトも記オくに残っテいル」


「それはよかった。では君は何て魔物なのか確認しても大丈夫だろうか?」


「モちろンだ」


了承を得ると、俺はスキル『鑑定』を発動した


平家蜘蛛

レベル1

種族:平家蜘蛛

攻撃力:1500

守備力:1600

魔力 :   0

妖力 :2000

呪力 :1500

スキル:『複眼』『呪毒』『毒糸』『毒耐性 上級』『呪力耐性 上級』

使用魔法:なし


「平家蜘蛛って言うのか。魔力の代わりに呪力があるってことは犬神と同じタイプだね」


「わシはヌしの力にナれるか?」


「もちろん。ただ、修業内容を考えないと、修業相手が呪毒で死ぬかもしれないから、修業は十分に気をつけてくれ」


誤って、修業相手に呪毒を使ってしまったら、死ぬ可能性が高い。

キャスターもしくは犬神なら直せるか後日確認しておこう


「アいわカった」


「さて、それじゃあ残りも融合させてしまおうか」


俺は、残っている雌ゴブリン1580体と呪毒蜘蛛10体へと視線を向けた。

そして平家蜘蛛の眷属融合の時と同じように雌ゴブリン1580体を並ばせ、その周りに10体の呪毒蜘蛛を配置させた



眷族


一鬼

ランスロット

東風

クラウン

ホ・ワイト

カーミラ

クレイゴーレム

犬神

鬼・ランサー

鬼・アーチャー

鬼・アサシン

鬼・キャスター

コーカサスオオカブト

魂喰い

ユキ

ハイインキュバス

魔鉱角牛

平家蜘蛛


ゴブリン雄:1320(−5000)

ゴブリン雌:2080(+540)

スライム :  3匹

闇カラス : 10羽

スケルトン: 10体

化け猫  : 10体

妖狐   : 10体

魔狼   :  2体

ハニービー: 10体 

ドワーフ : 10体


住民

クラリス

クララ

サンスネル

スローン

スインス

アリソン

イヴァンナ

メア

ニア

シルフィー

ローズ



所有金額

2億2408万4千700シュール


所有貨幣

石貨 :  0枚

銅貨 :500枚

銀貨 : 47枚

大銀貨:  5枚

金貨 :578枚(+500)

大金貨:203枚(+200)

白銀貨:  8枚

白金貨: 19枚(+10)


金塊:250個

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ