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第121話:骸骨vs悪魔

スケルトンナイトリーダー視点


「行きます!」


わたくしめは、シトリーへと走りながら近づき、左肩から胴を斬るつもりで、ロングソードを振るう


「無駄だ」


ロングソードが迫るが、シトリーの胴の前で黒い魔法陣に弾かれてしまった。

すぐさま体勢を直し、シトリーの首や翼、胴へと斬りかかるが、すべて魔法陣に弾かれた


「何です、今のは?」


バックステップで距離を取りながら、シトリーへとたずねた


「弱き骸骨に教えてやろう。今のは我のスキル《斬撃自動防御》の効果だ」


「・・・それを教えても良いのですか?」


「なに、すぐに死ぬ骸骨に言った所で痛手にはならぬよ」


かなり舐められているのがシトリーの言動でわかる


「ならば、これならどうです!」


わたくしめは、ロングソードを水平に構え直し、シトリーへと突進した


「ふむ、どうやら馬鹿ではないようだ」


わたくしめはロングソードをシトリーへと突き刺した


「浅慮」


またもや、わたくしめのロングソードは弾かれた


「スキル《刺突自動防御》」


「ならば・・」


「先に言っておこう。打撃への対処もしている」


「くっ!!!」


わたくしめのやろうとした事を先読みされ忠告されてしまい、またも後方へと距離を取る


「さあ、次は何をする?魔法で攻撃か?まあ、我には魔法も通じないがな」


シトリーはケラケラと嘲笑っている。

油断している今が勝機、わたくしめは再びシトリーへと突進し、大きくジャンプした


「無駄だと言ったはずだが」


ジャンプし、勢いよくシトリーを叩き斬ろうとした。

当然、シトリーはスキルによって剣を防げると思ったのだろうが、そうはいかなかった


「ぐあっ!!!?」


シトリーの左手が宙を飛んだ


「な、何故だ!何故スキルが発動しない!!」


シトリーは痛みに顔を歪ませながら、右手で斬られた左手の断面を抑える


「いえ、スキル自体は発動しておりますよ」


「ぬかせっ!発動していたなら貴様如きの剣、我に届くことはない!!!」


「届きます。そういう魔剣なので」


「ま、魔剣だと!!?」


「そうです。この剣の名は魔剣『霧裂きりさき』。魔剣に魔力を流した状態で相手を斬る場合、魔法やスキル、装備に関係なく、対象を切り裂くことができるという能力があります」


そう、この剣は、どんなに強固な防御魔法やスキルであっても斬ることができる魔剣なのだ


「ここに来る前に、我がダンジョンの最高の鍛治師から譲り受けたのです。これなら貴方を斬れる」


「舐めるな!《闇魔法ダークチェーン》!!」


わたくしめの足元二箇所に黒い魔法陣が浮かび上がり、黒い鎖が足を縛りつけようと、黒い魔法陣から姿を見せる


「おっと、危ない」


黒い鎖が足に触れるか触れないかのギリギリの所で前方へ走り出す


「そんなもので、わたくしめを捕らえられるとお思いで?」


「避けたぐらいで図に乗るな!《闇魔法 闇玉》」


残っている右手を前に突き出し、その手のひらから黒い魔法陣が現れる。

しかし


「遅い!」


魔力を流した魔剣『霧裂』で、魔法が放たれる前の魔法陣を切り裂く


「くっ!」


シトリーは宙を浮遊して後方へ逃げるが、動きが遅く、すぐ追いついた


「これで終わりです!!!」


「や、やめっ!!!」


魔力を流した魔剣『霧裂』で、シトリーの左肩から胴にかけて切り裂いた


「ぐ、あぁぁぁぁぁぁ!!!!」


シトリーは悲鳴を上げながら、消え去った






眷族


一鬼

ランスロット→→→『淫』のダンジョンへ

東風

クラウン→→→『淫』のダンジョンへ

クレイゴーレム

スケルトンナイトリーダー→→→『淫』のダンジョンへ

バンピールナイト

犬神

鬼・ランサー

鬼・アーチャー

鬼・アサシン

鬼・キャスター

コーカサスオオカブト

魂喰い

ユキ



ゴブリン雄:2220体(+400)

ゴブリン雌:520体(+60)

スライム :  3匹

闇カラス : 10羽

スケルトン: 10体

化け猫  : 10体

妖狐   : 10体

魔狼   :  2体

ハニービー: 10体 


住民

クラリス

クララ

サンスネル

スローン

スインス

アリソン

イヴァンナ

メア

ニア

シルフィー

ローズ→→→『淫』のダンジョンへ



所有金額

9908万4千700シュール


所有貨幣

石貨 :0枚

銅貨 :500枚

銀貨 :47枚

大銀貨: 5枚

金貨 :78枚

大金貨: 3枚

白銀貨: 8枚

白金貨: 9枚

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