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第119話:仲間と『淫』へ

数分後


「マタセタナ」


「お待たせ致しました!」


「お待たせ!ローズさん!」


私が冒険者時代に使っていた真っ赤な鎧を身につけ、相棒のアイアンソードの「薔薇姫」を背中に背負っていると、ランスロットちゃんとスケルトンナイトリーダーちゃんを伴い、クラウンちゃんが戻ってきた


「ごめんなさいね2人とも!忙しくなかったかしら?」


「イヤ、モンダイナイ」


「わたくしめも大丈夫ですよ!」


「よかったわ!なら本題なんだけど、クラウンちゃんから話は聞いているかしら?」


「アア」


「『淫』のダンジョンに行くってことですよね?大丈夫、聞いておりますよ!」


「そうなのよ、さっきは2体だけだったから、私だけで何とかなったけど、ちょっと牽制しておかないとまずいかなって思っちゃってねぇ、私一人だと不安だから2人を呼んだって訳なのよ!」


「・・・アルジニモ、ミナラッテモライタイモノダ」


クラウンちゃんが言うには、1人で『装』のダンジョンに行ったらしいけど、ランスロットちゃんにも伝えてなかったのね、声からして怒っているわね


「うふふ、北郷ちゃんが戻ってきたら文句でも言ってあげましょ!」


「ランスロット様のお気持ちわかります!誰にも言わないで行くなんて怒ってしまいます!!あ、それはそうと、クラウン様!」


「なんだい?」


「『淫』を司るダンジョンマスターの眷属とはどんな魔物がいるのでしょうか?」


切り替えが早く、先程まで怒っていたスケルトンナイトリーダーちゃんが、これから行く場所にどんな魔物がいるのかクラウンちゃんに聞いてくれた


「『淫』の魔物は主に、インキュバス、サキュバス、スライム、ゴブリン、オークがいるね!」


「ダンジョンマスターノ、トクチョウハシッテイルカ?」


「ダンジョンマスターはサキュバスだよ!魅了系の魔法やスキルを使ってくる女性なんだ!」


ダンジョンマスターはサキュバスなのね、ならダンジョンマスターには用はないわ。

用があるのは男性型淫魔のインキュバス。

さっきのスライムの体液のせいで、先程まで使ってたインキュバスだけでは満足してないのよね、満足する前に自ら命を経ってしまったし、早く満足するまでやりたいわ・・・


「女に用はないわ!私が用があるのはインキュバスのみ!」


「ソウカ、ナラバ、ダンジョンマスターハ、ワレガアイテヲシヨウ」


「では、わたくしめはそれ以外の魔物の相手を致しましょう!」


ランスロットちゃんとスケルトンナイトリーダーちゃんの相手が決まったわ


「それじゃあ2人とも、準備はいいかしら?」


「イツデモ、ダイジョウブダ」


「わたくしめも、いつでも行けますよ」


「じゃあクラウンちゃん、お願い」


「わかった!じゃあ行くよ!《空間魔法ディメンション・ゲート》!!」


私の家のリビングに黄色い魔法陣が浮かび上がると、そこに黄色い扉が現れ、扉が開いた


ーーーーーーーーーーーーーーーー


クラウン視点


「さあ、行くわよ!!!」


「アア!」


「ええ!」


ローズさん、ランスロット、スケルトンナイトリーダーは、ローズさんの掛け声と共に扉の中へと消えた


「じゃあ、イージスさん!僕も行ってくるね!」


『かしこまりました。行ってらっしゃいませ』


「うん!僕らが『淫』に行ってる間に、何かあったら、すぐ知らせて!」


『わかりました』


「じゃあ、行ってきます!」


僕はイージスさんに別れを告げ、ローズさん達の後を追うため扉をくぐった

眷族


一鬼

ランスロット

東風

クラウン

クレイゴーレム

スケルトンナイトリーダー

バンピールナイト

犬神

鬼・ランサー

鬼・アーチャー

鬼・アサシン

鬼・キャスター

コーカサスオオカブト

魂喰い

ユキ



ゴブリン雄:2220体(+400)

ゴブリン雌:520体(+60)

スライム :  3匹

闇カラス : 10羽

スケルトン: 10体

化け猫  : 10体

妖狐   : 10体

魔狼   :  2体

ハニービー: 10体 


住民

クラリス

クララ

サンスネル

スローン

スインス

アリソン

イヴァンナ

メア

ニア

シルフィー

ローズ



所有金額

9908万4千700シュール


所有貨幣

石貨 :0枚

銅貨 :500枚

銀貨 :47枚

大銀貨: 5枚

金貨 :78枚

大金貨: 3枚

白銀貨: 8枚

白金貨: 9枚

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