第11話:有益な情報を貰いました
早くも11話
これでいいのかわからないから、とりあえず手探りで書いてます!
村長に案内され、ビッグボアとビッグバードを確認した。
ありがたいことに解体はされているから、手間が省けた。
だが、この肉をすべて持ち帰ると村人の食料が足りなくなるか
「村長、確認だが、捕ってきたやつはこれで全てか?」
「もももちろんでございます!!」
「いや、疑ってるわけじゃないよ。もし、この肉を全てもらった場合、村人にどのくらいの損害がでるか確認したくてね」
「損害ですか?近くに狩り場もありますし、あの森に湖もありますので、魚が捕れますので餓死するといったことはございません」
ダンジョンがある岩山を囲んで広範囲に森がある。
その中に湖があるのか。今度、湖にでも行くか
「なるほど、わかった。これは提案だが、その狩り場を教えてくれれば、それで手を打つのはどうだ?」
「!?そんなのでよろしいのですか?」
「ああ、その狩り場の場所の方が俺には良い情報だ。ダメか?」
「いえ!では、狩り場の場所ですが、あの岩山を中心に南に少し歩いた場所に、滝がございます。そこが狩り場でございます」
「ほう?滝があるんだね?その近くに湖もある感じかな?」
「作用でございます!」
「わかった。あとで、行ってみるとしよう」
またしても、良い話を聞いた。
狩り場の場所もわかったし、湖の場所もわかった。
良いことづくしだな。
これはしっかりとお礼をさせてもらわないとな
「あ、しかし、狩り場付近にビッグボアより巨大で気性が荒いレッドボアがおりますので、行くならお気をつけください!!」
「わかった。ありがとう」
ビッグボアより巨大か。
ビッグボアだけで、牛2頭分あるのに、それ以上か
「とりあえず、有益な情報を貰ったんだ。この村を少しは豊かになるようにしてやろう」
「よろしいのですか?」
「ああ、任せておけ」
村長に案内されている時、畑が見えたが、野菜が育ちにくい土地なのか荒れていた。
これは俺の出番だろう
「村長、ここの畑はなんでこんなに荒れているんだ?」
「お気づきでしたか。ここの土地は土が硬く、栄養が少ないのか野菜が育たないのです」
「なるほど。なら、俺ができるのは土地を野菜ができるようにすることかな」
「できるのですか!?」
「大丈夫。ただ、村の人の協力が必要ですが・・・」
「それなら大丈夫です!今、村人全員呼んできますので、少々お待ちください!」
村長は走って行ってしまった・・・・
・
・・
・・・
「お待たせいたしました!」
村長が男女合わせて10人弱ぐらいの村人を連れてきた。
思ったが、若い人がいないな。
年寄りなら、この土地を耕すのは骨がおれるだろう
「じゃあ、まず畑だが、《土魔法 アースクエイク》!!」
とりあえず、土地を広範囲に耕してやった。
「!!?」
「これで固い土は大丈夫だろう。次は、栄養だが、これについては魔法じゃなく、知恵で解決しよう」
「知恵ですか?」
「村長、畑を耕したあと、堆肥もしくは肥料はやってますか?」
「?申し訳ございません。堆肥や肥料とはなんでしょう?」
「やっぱりどっちも知りませんか。堆肥と肥料とは、わかりやすく言うと、動物の糞と枯れ葉と土を混ぜ、乾かすことでできる土地の栄養ですね。堆肥や肥料を耕した畑に混ぜると野菜などの育ちがよくなるんですよ」
「なんと!知りませんでした!早速、男衆に狩り場に行って糞を取ってきてもらいましょう!」
村長は何人かの男に指示を出して、狩り場に向かわせた。
さて、用事は終わったし、俺もその狩り場に行ってみるか。
流石にゾンビ剣士を連れてだと村人達と行動できないし、ゾンビ剣士は走れないからゆっくり行きますか
「じゃあ村長、俺もあのゾンビを連れて狩り場に向かってみますね」
「え!お帰りになるんですか!?もう少しゆっくりしていってください!」
「折角の申し出ですが、暗くなる前に狩り場に到着していたいので」
「そうですか。わかりました!また、今度いらしてください!魔法使い様でしたら、いつでも大歓迎です!」
村長の言葉を最後に村長達と別れ、俺はゾンビ剣士を連れ狩り場に向かった
眷属
ゴブリン雄 :40匹
ゴブリン雌 :10匹
スライム : 3匹
闇カラス :10羽
クレイゴーレム: 1体
ゾンビ剣士 : 1人