第103話:闘技場
イージスからユキの作業が終えたとの報告を聞き、新しく創造した闘技場へと足を運んでいた。
闘技場は東京ドームほどの広さを有し、グランドにあたるアリーナ内は石製で出来ている。
基本そのアリーナで戦ってもらい、観覧はアリーナの周りにある観客席にて応援をしてもらうようにした。
『マスター、眷属への通知が完了致しましたので、そろそろ誰かが来る頃合いかと』
「今日は誰がユキと戦う日なの?」
『本日はマスターの第一の眷属である一鬼様でございます。明日はランスロット様、明後日は本来、東風様なのですが、修行から戻ってくるのが2日後でしたので、今回のみ紅様が先となります』
「いいね!中々楽しみだ」
俺とイージスが順番について話していると、観客席に剣がやってきた
「あ、剣!」
「北郷、中々面白い場所だな、ここは」
剣はそう言うと、俺の横に座った
「反対はしないのか?」
「まあ、文句は無いと言えば嘘になるがな」
「・・・」
「お前らには強くなってもらわないと困る。これに関してはユキも同じ想いだ。ユキが許可したなら俺がどうこう言うつもりはない」
「・・・助かるよ」
「ふんっ」
俺と剣が喋っていると、ランスロットや他の眷属ら、サンスネルら三騎士、ローズまでもが次々と観客席へと集まってきた
『マスター、一鬼様とユキ様の準備が整いました』
「了解。入場させてくれ」
『畏まりました』
イージスの声は消え、入場口から一鬼とユキが現れ、アリーナの中心へと歩みを進めた。
二人がアリーナの中心へと着いた
『さあマスター、皆がマスターのお言葉を待っておりますよ?』
「え!お、俺そういうのは苦手・・・」
『何を言っておられるのですか!あなた様はこのダンジョンの主、今後を考え、慣れて頂かないと困ります!』
「そうだよな?わ、わかった。やってみる」
俺が席を立つと観客席にいた者、全員が俺を見る。
俺は2、3回深呼吸し、大きく声を発した
「皆!今日は集まってくれたこと礼を言う!イージスから聞いてはいると思うが、俺らは強くなる為、ユキが力を貸してくれることとなった!」
俺の声を全員が黙って聞いている
「ユキには調理場の石窯製造の作業があるため、1日に1回のみの修行となる!そして名誉ある初回の対戦相手は・・」
観客席がシーンと静まり返る
「俺の一番最初に眷属となった一鬼だ!!!」
一鬼の名を叫ぶと、観客席からも『うおぉぉぉ!!』と声が聞こえる
「始める前にユキから何かあるか?」
俺は観客席からアリーナ上にいるユキへと質問した
「そうですね、手加減は致しますのでご安心ください、一鬼様」
それに対して一鬼は
「たたきのめすっ!!」
と、答えた
「やる気充分だな!じゃあルール説明だ!ルールは簡単!相手を殺さないこと!あとは武器を使おうが何しようが問題はない!!!」
俺がルールを良い終わると観客席から声援が飛び交い、一鬼とユキは睨み合う
「では!いくぞ!!試合・・・」
俺は深く息を吸い込み
「開始!!!!!!!」
と叫んだ
眷族
一鬼
ランスロット
東風
クラウン
紅
クレイゴーレム
スケルトンナイトリーダー
バンピールナイト
犬神
鬼・ランサー
鬼・アーチャー
鬼・アサシン
鬼・キャスター
コーカサスオオカブト
魂喰い
剣
ユキ
ゴブリン雄:1520体(+340)
ゴブリン雌:380体(+20)
スライム : 3匹
闇カラス : 10羽
スケルトン: 10体
化け猫 : 10体
妖狐 : 10体
魔狼 : 2体
ハニービー: 10体
住民
クラリス
クララ
サンスネル
スローン
スインス
アリソン
イヴァンナ
メア
ニア
シルフィー
ローズ
所有金額
9913万4千700シュール
所有貨幣
石貨 :0枚
銅貨 :500枚
銀貨 :47枚
大銀貨: 5枚
金貨 :83枚
大金貨: 3枚
白銀貨: 8枚
白金貨: 9枚




