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第100話:科学

めでたく100話を迎えれました!

そして、改めて感じたのは終わりが見えないこと。

たぶん、1000話は行きそうな予感なので、気長にお楽しみください!

「え?これってかなり強くないか?」


俺はユキのステータスを鑑定し驚愕していた


「お褒めの言葉、恐縮でございます」


「えっと・・聞いてた話と違うな」


俺はステータスについて困惑していた

なんせ聞いていた話だと、出来損ないだから処分されそうだったと

はっきり言って、このステータスでどこが悪いのかがわからない


「ああ、なるほど剣様ですね?剣様は何と言っていたのですか?」


ユキは俺の困惑している表情の理由を理解し、剣がなんて言っていたのかを訪ねてきた


「あ〜」


俺が言い淀んでいると


「北郷様の声と目線、表情で大体はわかりました。さしづめ自分らは出来損ないだと言っていたのでしょう?」


もう何も言わなくてもわかってしまっているユキに対して少し恐怖を覚える

ユキに対しては隠し事が出来なさそうだ


「は、はい・・・」


「剣様の言う通りでございます。基本、『機械』の眷属は感情を持ち得ません。さらに『機械』の眷属はマスターに従順ではないといけません。マスターに意見するのはあり得ないことなのです。これでお分かりでしょうか?」


「つまり、ユキはユニークスキルの影響で感情を得てしまい、なおかつ、『機械』のダンジョンマスターに意見をしてしまったから処分されそうになったってことか?」


「左様です」


「何か、つまらん奴なんだな?『機械』のマスターって」


「ご理解頂けたようで幸いでございます」


どうやら感情を持ったユキも俺と同じ感想のようだ


「もうそんなつまらん奴の話はやめよう。ユキ!ユキのステータスでエネルギーってのがあったんだが、これって魔力みたいなもん?」


「左様でございます。『機械』の眷属には魔力という物がございません。そのかわりエネルギーという物が流れております」


「エネルギーか、電力みたいなもんかな?」


「!?北郷様は電力をご存知なのですか!?」


ユキは無表情ではあるが、かなり驚いているようだ


「故郷で色々・・」


ユキらには、俺が異世界から来た人間だとまだ言っていない


「いったいどこですか?」


「えと、内緒」


「北郷様」


「まだ言えない。だけど安心してくれ、君のマスターとは一切関係ないから」


俺がそういうと、ユキは黙ってしまい、じっと俺の目を見つめた


「・・畏まりました。今は聞きませんが、いずれ教えて頂けるのですよね?」


「ああ、必ず」


「それを楽しみにしております。話を元に戻しますが、電力とは少し違います」


「そうなの?」


「はい。電力とは方法でございます」


「方法?」


「エネルギーとは魔力のように生まれつき持っている物ではございません。エネルギーを生むのに電力が必要なのです」


「なるほど。電気を造るのに、水力発電や風力発電を利用するみたいなものか」


「驚きです。水力発電や風力発電もご存知とは」


「そこは気にしないで、話を続けて」


「・・畏まりました。私達、『機械』の眷属はみな、人間でいう心臓がある場所にコアが御座います。コアの説明はいかが致しましょうか?」


「大体わかるから大丈夫」


「畏まりました。コアを動かすには電力が必要となり、電力を使うには電気が必要となります。電気を生産するには先程言っておりました発電をしなくてはいけません」


「それで?」


「私達『機械』の眷属はみな、先程言っておりました風力発電や水力発電などといった機能は持っておりません。あるのは運動エネルギーを電磁誘導を用いて電力に変換する機能のみでございます」


「なるほど、大体わかったからもう大丈夫だ」


「まだ説明が終わっておりませんが?」


「いや、少しは科学については知識はあるがこれ以上だと範囲外で、そろそろわからなくなってきたので大丈夫です」


そう何せ俺は大学を出ているが、理数系ではなく文系で頭が良かった訳でもない


「左様ですか・・」


ユキは無表情ながら、少し寂しそうな気配を出した

それもそうだろう、自分の話を理解してくれる相手がいたことに喜んでいたのだろう


「難しい話はできないけど、少しは科学の話ができるから、いつでも相手になるよ」


「畏まりました。その時はよろしくお願い致します」


ユキは寂しさの気配を消し、いつも通りになっていたが、少し嬉しそうだ



眷族


一鬼

ランスロット

東風

クラウン

クレイゴーレム

スケルトンナイトリーダー

バンピールナイト

犬神

鬼・ランサー

鬼・アーチャー

鬼・アサシン

鬼・キャスター

コーカサスオオカブト

魂喰い

ユキ



ゴブリン雄:1520体(+340)

ゴブリン雌:380体(+20)

スライム :  3匹

闇カラス : 10羽

スケルトン: 10体

化け猫  : 10体

妖狐   : 10体

魔狼   :  2体

ハニービー: 10体 


住民

クラリス

クララ

サンスネル

スローン

スインス

アリソン

イヴァンナ

メア

ニア

シルフィー

ローズ



所有金額

9913万4千700シュール


所有貨幣

石貨 :0枚

銅貨 :500枚

銀貨 :47枚

大銀貨: 5枚

金貨 :83枚

大金貨: 3枚

白銀貨: 8枚

白金貨: 9枚

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