第99話:ユキのステータス
ユキのモデルは境界線上のホ◯ライゾンの武蔵さん
俺は剣とユキの家を出てから、調理場へ飛んだ
実際の所、料理はできるが全てクレイとクラリスに任せていた
改めて調理場がどんな感じなのか紹介すると、フィールド的には洞窟内。
広さはかなり広く、2、3人で使うならかなり広く感じるだろう。
そんな場所の中央には木材のテーブルが幾つか置いてあり、そこに鍋や包丁、皿などを置いてあり、食材を切るのもだいたいそのテーブルである。
そして壁側には簡易的な囲炉裏のようなものを複数設置しており、そこで食材を煮たり、焼いたりしている。
囲炉裏から反対側の場所には野菜や小麦などを置いてあったり、囲炉裏用の薪もそこに積んでいる。
水に関しては大きな甕を設置しており、近くの森から眷属の誰かが汲んでくるようにしている。
ちなみに腐りやすい食材に関しては、クラウンに頼んで、調理場の一角に寒い空間を創ってもらい氷室として、食材をそこで保存している。
だが、そろそろ大人数になってきたこともあり、設備不足だとクレイやクラリスから前々から言われていた。
だから、ユキにはこの場所に石窯はもちろん、もっと便利な設備を造ってもらいたい。
「さてさてユキはどこにいるかな?」
俺は調理場に到着するや否や、ユキを探した
調理場を見回して見ると、クレイ、クラリス、シルフィーら3人が夕食の準備をしていた
その傍に、クララ、アリソン、イヴァンナらちびっこ達がお手伝いをしている
そして壁側にある囲炉裏の横にユキとスローンが作業をしているのを見つけた
「あ、ユキ、やっと見つけた」
俺の声を聞いたユキとスローンは手を止め、振り向いた
「これは北郷様、ご機嫌よう」
「ん?ああ、北郷殿か」
「ユキにスローン、珍しい組み合わせだな?」
「ああ。ユキ殿が石窯を造るって聞いてな、物造りが好きな俺としては是非手伝いたくてな」
「はい、人手があった方が良いかと思い、手伝って頂いておりました」
「なるほどな。でも、改めてだが、わざわざ悪いな」
俺はバツが悪そうに頭をかいた
「いえ、これからあなた方にはお世話になるのです。これぐらいやって当たり前です」
ユキは無表情でさも当たり前かのように言う
「それに・・・」
「?」
「それに子供たちからも頼まれてしまったので・・・」
俺はユキの瞳に暖かいものが宿っているように感じた
「なるほど、剣の言っていた通りだな」
「剣様が言っていたとは、何のことでしょうか?」
「ユキは子供が大好きって言ってたぞ?」
「・・・・どうやらお仕置きが必要なようですね剣様」
ユキは先程までと打って変わり、まるで氷かのような冷たい瞳になっており、何かをボソッと呟いた
俺は何を言ったのか聞き取れなく、聞き返そうとしたが、ユキの冷たい瞳に怖気付いたため、聞くことが出来なかった
「そ、そうだユキにお願いがあって来たんだ」
俺はとりあえず話題を変えることにした
「お願いとは?石窯のことではなくですか?」
「ああ。剣にも見せてもらったんだが、ユキのステータスを確認したくてね」
「なるほど、理解できます。新しく取得した戦力の力を確認するのは当たり前のことです」
ユキは少し勘違いをしているようだ
「まあ当たっているようなないような。俺は特に剣やユキを戦場に出すつもりはないぞ?」
「では何故?」
「もし俺らに何かあった場合、子供達を守れる存在がいないといけない。2人が守れる存在かどうかを確かめたくてな」
「畏まりました。そのようなお考えでしたら、どうぞご確認くださいませ」
「い、いいのか?まだ会って間もないのに・・・」
「大丈夫です。私の脳が北郷様は安心して、自分のステータスを見せられる存在と結論を出しましたので」
「な、なるほど」
「では、作業がまだありますのでお早くして頂ければと」
「か、かしこまりました!」
俺は慌ててユキの瞳をじっと見つめた
ちなみになぜ女性を鑑定するときは瞳を見つめ、男性を鑑定するときはただ見るのかと言うと、ただ単に、女性の瞳が好きだからである。
それに、何が悲しくて野郎と見つめ合わないといけないんだとも思っているからでもある。
自動人形 β(ベータ)
レベル199
渾名:ユキ
種族:自動人形 β
攻撃力:21000
守備力:21500
エネルギー:15000
魔力:0
スキル:『物理耐性 上級』『熱気耐性 上級』『魔力耐性 上級』『冷気耐性 下級』『エネルギー変換』『魔力吸収』『魔力探知』『熱探知』『望遠』『標的固定』
ユニークスキル:『人形にやどりし魂』
使用魔法:なし
眷族
一鬼
ランスロット
東風
クラウン
紅
クレイゴーレム
スケルトンナイトリーダー
バンピールナイト
犬神
鬼・ランサー
鬼・アーチャー
鬼・アサシン
鬼・キャスター
コーカサスオオカブト
魂喰い
剣
ユキ
ゴブリン雄:1520体(+340)
ゴブリン雌:380体(+20)
スライム : 3匹
闇カラス : 10羽
スケルトン: 10体
化け猫 : 10体
妖狐 : 10体
魔狼 : 2体
ハニービー: 10体
住民
クラリス
クララ
サンスネル
スローン
スインス
アリソン
イヴァンナ
メア
ニア
シルフィー
ローズ
所有金額
9913万4千700シュール
所有貨幣
石貨 :0枚
銅貨 :500枚
銀貨 :47枚
大銀貨: 5枚
金貨 :83枚
大金貨: 3枚
白銀貨: 8枚
白金貨: 9枚




