第98話:剣のステータス
剣の種族をキングドワーフからキングドヴェルグに変更しました
進化順
ドワーフ→ハイドワーフ→ドヴェルグ→キングドヴェルグ
となります
クラウンと別れた後、俺は剣とユキがいる自宅へと足を運んだ
「ごめんくださ〜い!」
俺は家の玄関前で止まった
すると、扉が開き、中から剣が顔を出した
「ん?北郷か?いったいどうした?」
「ちょっと用があってね。中に入っても?」
「ああ、入れ。散らかってはいるが気にするな」
俺は剣に招かれ、家の中へ入った
「で、用ってのは?」
「ああ、二人のステータスを確認したかったんだが、ユキはどうしたん?」
「ユキは石窯を造りに行ってる」
「あ、早速やってくれてるのか」
「そうだ。クレイやクラリスに頼まれ、ちびっこ達にも早く造ってほしいって頼まれてたからな」
「そういえば石窯を使ったスイーツの話をクララにしたっけな・・なんかすまんな」
「いや、なんやかんやでユキは子供が好きだし、それに頼られるのも満更でもないようだ」
「そうか」
「改めて礼を言う北郷。俺らをここに住まわせてくれて」
「どういたしまして」
「・・・で、どうする?ユキが帰るまで待ってるか?」
「いや、いつになるかわからないから、先に剣のステータスを確認してから調理場に行くさ」
「そうか」
「今更だが、ステータス見させてくれるのか?」
「ん?大丈夫だぞ?」
「それならよかった」
「俺はどうすれば良い?」
「そのままでいいよ、俺のスキルで見れば良いだけだから」
「ほう、『鑑定』のスキル持ちだったか」
「そういうこと」
俺は剣をじっと見た
キングドヴェルグ
レベル102
渾名:剣
種族:キングドヴェルグ
攻撃力:11000
守備力:11100
魔力 : 8500
スキル:『切味向上』『魔装鍛造 上級』『魔剣鍛造 特級』『熱気耐性 上級』『魔力耐性 中級』『鑑定』『鍛造経験値獲得』
ユニークスキル:なし
使用魔法:なし
「ん?レベルにしては・・・」
「スキルが少ないか?」
「あ・・・」
「大丈夫だ。言ってなかったか、俺は『斬』の眷属の中で出来損ないだと」
「いや、クレイから聞いてる」
「そうか。俺は魔剣しか打てない。さらにはレベルを上げてもスキルをほぼ会得出来なかったんだ」
「それは・・」
「そんな俺はマスターに名前を貰えなかった。だがら、ユキと暮らすにあたって呼びやすいように名前を付けてもらった」
だからステータスの名前欄が剣ではなかったのか
「ただ鍛治の仕事をすればするほどレベルが上がるスキルを持っていたから、戦わなくてもレベルは上がったがな」
「そんなスキルがあるんだな」
「ああ。で、どうだ?俺をここに住まわせたこと後悔しているか?」
「は?なんでそうなる?俺はあんたを戦わせるために、ここに住まわせた訳じゃない、そこ履き違えるな」
「・・・そうか、ありがとうな」
「俺はそれよりも気になることがある」
「ん?なんだ?」
「あんたってドヴェルグだったのか?」
俺が剣の種族について聞くと、剣は一瞬、間の抜けた顔をして、やがて大笑いし始めた
「なんだ北郷!俺のスキルより種族の方が気になるのか!」
「悪かったな」
「いや何、俺のステータスを見て、それよりも種族の方が気になるって言う奴は珍しくてな」
剣は目元に涙を浮かべる程笑った
「ああそうだ、俺はこう見えてドヴェルグだ。ただ普通のドヴェルグではなく、それの上位種であるキングドヴェルグだがな。ちなみに、ドヴェルグはドワーフが進化した姿だ」
「へぇ、そんな種族もいるんだな。ん?待てよ、ドヴェルグって全員酒豪だと思っていたんだが」
「まあ、ドヴェルグは酒豪の奴らが多いが飲めない奴もたまにはいるらしいがな」
そんなドヴェルグもいるのか
「さてと、長居しすぎたから、そろそろ行くか」
「もう行くのか?」
「ああ、次はユキを探さないといけないしな」
「わかった。たぶん調理場にいるだろうから、そこに行ってみろ」
「わかった。んじゃ、またな」
俺はドアノブに手を伸ばした
「あ、悪いが北郷、ユキに『遅くなる前に帰って来い』と伝言を頼む」
「ん、わかった」
俺は伝言を預かり、ユキがいるであろう調理場へ向かった
眷族
一鬼
ランスロット
東風
クラウン
紅
クレイゴーレム
スケルトンナイトリーダー
バンピールナイト
犬神
鬼・ランサー
鬼・アーチャー
鬼・アサシン
鬼・キャスター
コーカサスオオカブト
魂喰い
剣
ユキ
ゴブリン雄:1520体(+340)
ゴブリン雌:380体(+20)
スライム : 3匹
闇カラス : 10羽
スケルトン: 10体
化け猫 : 10体
妖狐 : 10体
魔狼 : 2体
ハニービー: 10体
住民
クラリス
クララ
サンスネル
スローン
スインス
アリソン
イヴァンナ
メア
ニア
シルフィー
ローズ
所有金額
9913万4千700シュール
所有貨幣
石貨 :0枚
銅貨 :500枚
銀貨 :47枚
大銀貨: 5枚
金貨 :83枚
大金貨: 3枚
白銀貨: 8枚
白金貨: 9枚




