第96話:紅と犬神
「よし、次だ!次は紅、お前の番だ。お前は進化したから見るのが楽しみだ」
「はい!私もどれくらい変わったのか早く知りたいです!」
「よし、じゃあ確認させてもらうよ」
俺はそう言うと紅の目をじっと見た
紅
レベル45
種族:鬼人
攻撃力:4000
守備力:3500
魔力 :1650
スキル:『切味向上』『鬼族統率』『炎魔法強化』『魔王の眷属』
ユニークスキル:『獄炎』
使用魔法:『炎魔法』
「むむむ、レベルが東風を超えたか」
「・・・は?」
俺の呟きを東風は聞き逃してはいなかった
「あ・・いや」
「・・・帰るわ」
「ご、ごめん東風!」
「・・・修行してくる」
東風はそう言って、飛んでいってしまった
「しまったなぁ」
『先程のはどうかと思いますよ?』
「う、わかってるよ」
後で、謝らないと
「よし!切り替えよう!イージス、ユニークスキル『獄炎』ってどんなスキル?」
『「獄炎」は炎系スキルのひとつでございまして、黒い炎を出すスキルでございます』
「黒い炎?普通の炎とどう違うの?」
『黒炎は通常の炎より高熱であり、なおかつ、消えることがない炎でございます』
「消えない?」
『はい。スキル所有者のみにしか消せないようになっております』
なるほどな、つまり、某忍者漫画の天照みたいなものか
「それってかなり凄いスキルだよね?」
『はい。このスキルを使いこなせれば今よりも強くなること間違いなしです』
「だそうだ、紅も凄いユニークスキルを得れてよかったな?」
「はい!ですが、まだ私は未熟者。もっと強くなり、スキルを使いこなせるようになります!」
「ああ、期待しているぞ」
「はい!では自分も失礼して修行して参ります!」
そう言って紅も走って行ってしまった
「最後は犬神だな」
「ワン!某の能力がどうなっているか楽しみでございますワン!」
犬神は本当に楽しみなのか、尻尾をブンブンと振っていた
「じゃあ確認するぞ」
俺は犬神の目をじっと見た
犬神
レベル15
種族:犬神
攻撃力:1500
守備力:1400
魔力 :0
妖力 1900
呪力 :2000
スキル:『切味向上』『居合』『制空』『呪術』『呪力向上』『呪術強化』
使用魔法:なし
「どうですかワン?」
「そういえば、前回確認した時に聞くのを忘れてたけど、魔力が無いのはどういうことなんだろう?」
『それについてはご説明致しますね。まず呪力を持っている者は基本魔力は持っておりません』
「そうなの?」
『はい。ですので、魔力がゼロでも呪力があれば大丈夫です。さらに呪術と言うのは、呪力を消費して行使する魔法のような物です』
「つまり、中々なステータスってことだな?」
『はい。犬神様も確実にこのダンジョンの主力となる素質がございます』
「だとさ犬神。よかった」
「ワン!某は召喚されて以来、剣術に力を入れていましたが、呪術というものにも力を入れていきますワン!」
「ああ、お前にも期待しているぞ」
「ワン!!では某、これからサンスネル殿と修行の約束をしておりますので、これにて失礼致しますワン!」
犬神もそう言って走って行ってしまった
眷族
一鬼
ランスロット
東風
クラウン
紅
クレイゴーレム
スケルトンナイトリーダー
バンピールナイト
犬神
鬼・ランサー
鬼・アーチャー
鬼・アサシン
鬼・キャスター
コーカサスオオカブト
魂喰い
剣
ユキ
ゴブリン雄:1520体(+340)
ゴブリン雌:380体(+20)
スライム : 3匹
闇カラス : 10羽
スケルトン: 10体
化け猫 : 10体
妖狐 : 10体
魔狼 : 2体
ハニービー: 10体
住民
クラリス
クララ
サンスネル
スローン
スインス
アリソン
イヴァンナ
メア
ニア
シルフィー
ローズ
所有金額
9913万4千700シュール
所有貨幣
石貨 :0枚
銅貨 :500枚
銀貨 :47枚
大銀貨: 5枚
金貨 :83枚
大金貨: 3枚
白銀貨: 8枚
白金貨: 9枚




