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異世界の闇軍師  作者: まさな
第三章 ジョブは冒険者?

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第十五話 強者達

一部に残虐な表現があります。

ご注意下さい。


2016/10/30 若干修正。


 ようやくヒューズの街に辿り着いたと思ったら、ゴブリンの大軍が襲って来ている。

 俺の本心は逃げ一択なのだが、チクられても困るし冒険者としては戦うしか無いようだ。


「何やってるの! そこ!」


 ややハスキーな高めの声にそちらを見ると、小学生くらいの金髪ツインテールの女の子がこちらに走ってくるのが見えた。

 訂正。

 ツインテールと言うより、短く十センチ程度髪の毛を結んだだけの、アレだ、ツーサイドアップという髪型だ。

 この世界の人々は金髪が多いが、色合いが様々で、ダンジョンで助けてやったエルフの金髪は光沢豊かなゴールドだったが、こちらは光沢が無くレモン色に近い。

 その子は小柄でスレンダーな体にきちんとフィットした革鎧を着込んでおり、左手にはボウガンを、右手にはダガーを持っている。

 美少女と言えなくもないが、俺の求めるロリっ娘は、天使のように可愛くて大人しい子なので、残念、ただの女の子である。


「問題ない!」

 

 先頭のゴブリンの首をすれ違い様に細剣で見事にかっきったティーナが言う。

 ティーナって、本当に何をやらせても様になるなあ。

 

「ああもう、何でどいつもこいつも連携を考えないで勝手に突っ込もうとするのかしら。じゃ、そこの魔術士、魔法が使えるなら、さっさとしなさい。私が援護してあげるわ」


 その小さな女の子が言う。この齢でしっかりしてるなあ。


「おお、ありがとう、お嬢ちゃん」


「ちょっと! 言っておくけど、私は十七歳で、成人の儀も済ませてるから、子供扱いしないでよね」


 十七歳で成人の儀式と言われるとドキッとするのだが、こちらの世界の成人の儀式とは日本の成人式みたいなもので、家族に祝ってもらい、街の人にお披露目するそうだ。

 ティーナが俺にやたら詳しく説明してくれている。


「お、おう。え? 十七? それって、ノームとか、ハーフなんとか言う…」


「人族よ! バカ。それより、呪文唱えないなら、アンタから先にやっちゃおうか?」


 ボウガンがこちらに向けられた。


「わ、分かった。唱えるから」


 しかも、ティーナは、もう俺と離れてるし。

 専属の護衛、欲しいなあ。

 ひんひん…。


 さて、敵も密集していることだし、ここはあの呪文の出番だろう。


「雨よ凍れ、風よ上がれ、雷獣の咆哮をもって天の裁きを示さん! 貫け! ライトニング!」


 ダンジョンで助けてやったエルフが唱えていた、雷の貫通魔法。

 あれから結局、試そうとは思っていたが、まだ一度も試していなかった。

 実戦で試すなんてのは俺のやり方じゃないんだが、ちょうど今は、まだゴブリン共と距離があるし、次の呪文も間に合う。

 レベル不足か何かの条件で、不発になる可能性もあると思いつつ唱えたのだが、魔力の動きが感じられ、術は発動した。


 バチバチっと、青白い光がゴブリンの体を貫き、縦一列が一斉にバタバタと倒れる。

 ウホッ。


「むう、雷の中級魔法が使えるの?」


 左手のボウガンをゴブリンに向けて一発放った自称十七歳の少女が怪訝な顔。

 この呪文について何か知っているようだし、詳しく話を聞きたいが、今は戦闘中だ。後にする。


「雨よ凍れ、風よ上がれ、雷獣の咆哮をもって天の裁きを示さん! 貫け! ライトニング!」


 別に無詠唱でも行けるのだが、まだ慣れていない呪文だし、魔法文字(ルーン)を唱えた方が、威力が増す。


「ニーニー、ニーニー、ニーニーニーニー! ニー! ニー!」


 隣でクロも呪文を唱え、雷の呪文を発動させた。

 俺より多少、範囲が狭いようだが、複数のゴブリンを一撃で倒すことには変わりない。

 ちっちゃい子猫が前足を両方上げて俺たちのために戦ってくれるとか、萌え萌えっス!


「やるじゃないか、クロ」


「ニー!」


 多少、あっさりと使われてしまうと、俺の目立つところが、ごにょごにょ…という気分もあるにはあるのだが、コイツは仲間だしな。大切な俺のパートナー。

 パーティーに中級魔法が使える魔術士が二人いるとなれば、結構なものだろう。魔法使いの比率、知らないけど。

 ただ、今まで、それと分かる魔術士は一人くらいしか街で見かけていない。盗賊団には一人も使える人間はいなかったし。ゲームのようには、ありふれていないジョブだ。


「んっ? 今の、猫?」


 自称十七歳が呆気にとられるが、まあ、今は戦闘を切り抜けるのが第一だ。余計な事は考えまい。


「ティーナ! 敵を俺の方に一列に出来ないか!」


 最前線で戦うティーナに、俺は後方から叫んだ。

 魔力には限りがあるし、先ほど使ってみた感覚で言うと、MP消費は4ポイント、普通の攻撃呪文の二倍近い。

 威力もこれだけ強力な貫通攻撃魔法、できるだけ敵を集めて使いたいところだ。


「やってみる!」


 ティーナも俺の意図はすぐに了解してくれ、敵を切り伏せながら後退する器用なヤツ。

 それに釣られるように、愚かなゴブリン共が縦一列になってくる。

 俺は少し右に走って移動し、角度を調整して、呪文を無詠唱で放った。

 

「やるわね! ユーイチ!」


 問題なく発動できた。

 やれる。

 だが、悲しいかな、呪文は(M)(P)の関係であと二回行けるかどうかだろう。

 

 さらに同じ事をやろうとするティーナに言う。


「残り一回だ」


「ええ? そこは気合いでなんとかならないの?」


「ならん。おっぱいを見せてくれるなら死ぬ気で頑張るが」


「は? じゃ、死んで。今すぐ死んでいいわ」


 冷ややかなティーナの表情が怖い。


「う、うう。じょ、冗談。軽い冗談だから」


「馬鹿を言ってないで、次が来るわよ」


 自称十七歳が急かすので、位置取りを考える。もうちょっと整列してくれるといいんだが、一匹や二匹はどうしても範囲外だ。


「残りは私がやるから、真ん中を」


 右に外れていたゴブリンを自称十七歳の子がボウガンで片付けてくれたので、指示通りに狙う。

 味方を巻き込まないよう注意する必要があるが、この近くには俺たちしかいないし、ティーナも俺の火線に入る間抜けでは無い。


「よし」


 無詠唱で雷の呪文を発動させ、五体ほどゴブリンを倒した。その中には一匹、体が大きくやや青色のヤツがいたが、あれがゴブリンの亜種だろう。ホブゴブリンとか、ああ言うヤツ。ひとまず、ブルーゴブリンとしておくか。

 

 あと、一発、撃てそうだ。


「ニー…」


 クロはもうMP切れで、打ち止めらしい。


「よし、もういいぞ、クロ。ご苦労さん」


 あとはゴブリンが八匹、近くにいるが、今、六匹に減った。ティーナと、自称十七歳がほとんど一撃で倒しているので、どうやら問題無さそう。

 最後の呪文は温存することにする。


「どうやら、片付いたようね」


「ええ。なかなか見事な腕だったわ。褒めておいてあげる」


 ううん、小柄なせいか、小生意気に見えてしまう自称十七歳。


「本当に十七なの?」


 ティーナが確認する。


「ほら、これでいい? しつこくしたら、これで実力を思い知らせてやってもいいけど」


 冒険者カードをティーナに向けてちらりと見せ、ダガーも構えるその子。


「ごめん、疑ったみたいで。じゃ、リサ、残りを片付けに行きましょ」


「ええ。ホラ、行くわよ、アンタ達」


「ぬっ、俺はもうお役御免だと思うんだが」


「杖でも戦えるでしょ。それに、今の構えだと、まだもう一発か二発くらい、残してるんじゃないの?」


 見抜かれていたか。


「俺は一回だけ、クロは本当にもうゼロで使えないぞ」


「じゃ、行くわよ」


 少し迷ったが、仕方ない。

 大人しくそこで待っていたロドルとクロを連れて、門へ向かう。


「怪我人を早く下がらせろ!」


 乱戦になっている門の前では、結構な数の怪我人が出ているようで、むう、これは順調とは行かないようだ。


「うう、くそ、ゴブリンめ…」


 街の塀の壁にもたれかかって呻く冒険者に、俺は駆け寄る。


「これを」


 懐に巻いた風呂敷から取りだしたアロエ草を二枚、その男に渡す。


「おお、助かるぜ」


 使い方は当然、知っているようで、一枚を腕の傷口に、もう一枚を食べる男。

 軽傷のようだし、次だ。


「おう、坊主、ちょっと、背中にコイツを貼ってくれや」


 小柄な髭もじゃの戦士―――多分ドワーフだろう―――が、布の服をめくって背中を見せる。少し深めの切り傷ができており、血が流れている。


「これは、消毒してからのほうが」


「必要ねえよ。コイツでもう済ませた」


 腰のひょうたんをポンポンと叩くドワーフの戦士。酒か。まあいい。


「じゃ、これで」


 アロエ草の片側の表皮を剥がしてくっつけてやった。


「あんがとよ! さあて、もう一仕事だ」


 体に見合わぬ大きな斧を持って、戦場へ戻ろうとする戦士。


「えっ! 傷が塞がるまで、大人しくしてた方が」


「バカ言っちゃいけねえ。ドワーフがこの程度のかすり傷で休んでたら、とんだ笑いものだぜ!」

 

 そう言ってドワーフの戦士は走って行く。

 まあ、見た目からして筋肉があったし、ドワーフはほとんどのゲームで体力バカだから、大丈夫だろうとは思うんだけど。

 せめて鎧を着て欲しいのだが、その辺には装備できる物は無さそうだった。

 多分、あのドワーフは冒険者などではなく、町人、鍛冶屋か何かなのだろう。


「誰か、ポーションを持っていないか!」


 門の近くで声が聞こえたので、ロドルの荷台に乗せているリュックからポーションを取りだし、そちらへ走って持って行く。


「これを」


 鉄鎧を着た大柄の男に渡す。


「普通のポーションか、まあいい、無いよりマシだ。ほれ、しっかりしろ」


 その場に寝かされたもう一人の冒険者は首筋を噛まれたかどうにかしたのか、大量の出血があり、布で応急処置がしてある。青白い顔をして、見るからに重傷だった。


「まだ足りないな」


 鉄鎧の男が言う。


「持ってきます!」


 急いで取って返し、ありったけのポーションを持ってくる。


「よし、飲め」


 唇を震わせている重傷の男は、抱え起こされてポーションを飲んだ。もう一瓶。

 と、治ったのか、震えが止まり、表情も和らいだ。


 ふう、助かったか。


「くそ、安らかに眠れ」


 抱きかかえていた鉄鎧の男が、怪我人を静かに下ろして寝かせ、その目を指でそっと閉じさせた。


「えっ、助からなかった…?」


「ああ。傷が深かったのと、血が出すぎた。悪かったな。ほれ、コイツは代金だ」


「いえ、要りません」


「いいから受け取っておけ」


「はあ」


 小さい銅貨を四枚受け取ってしまった。

 こうして眺めていても死人が生き返ってくれるわけでも無し、邪魔になるだけなので、小袋に一緒に入れておく。


「通してくれ! 重傷だ」


 さらにまた一人、四人の冒険者に担がれて、運ばれてきた。


「ポーションを」


 残り二つのポーションをすぐに渡す。


「くそ、俺としたことが、ゴブリンなんぞに」


「喋るな、傷が開く。薬を飲め」

 

 首から胸に掛けて結構深い切り傷があり、革の鎧まですっぱり切られている。

 うーん。


「よし、まずは、止血だ。鎧と服を脱がせるぞ」


 俺も手伝う。


「あとはこっちでやる。お前らは戻れ」


 治療している男が、手の空いて見守っている戦士達に言う。


「分かった。死ぬんじゃねえぞ! バズ! 死にやがったら、ブッ殺すぞこの野郎!」


 金髪のポニーテールの男がキレ気味に心配しつつ戻っていく。多分、いい人なんだろうと思うが、ああ言う怖い人とはお友達になりたくないや。顔が怖いし、怒鳴られるだけでヒヤヒヤするし。


「あったりめえだ! 誰に物を、ぐっ、いててて」


「喋るな」


 止血の様子を見ていたが、そのまま包帯を巻くだけ。


「ちょっと待って下さい。ヨモギ草があるので、これを」


「そうか。じゃ、使うか。だが、この傷だと止血が難しいぞ」


「大丈夫です。ちょっと、待ってて下さい」


「急げよ」


「はい」


 リュックから調合用の乳鉢と乳棒を取りだし、ついでに俺のリュックごと、持って戻る。


「お前、薬師か?」


「真似事ですけどね。じゃ、これを」


 ささっとアロエ草の表皮を剥がし、それをすり潰してヨモギ草も混ぜ、ペースト状にしたものを乳鉢ごと渡す。


「よし、行けるな」


「その手は消毒を?」


「馬鹿にするな。ちゃんと酒で洗ってるぞ」


 それくらいの知識は、この世界にもあるようだ。

 俺も酒を持っておこうかな。消毒用に。


「ああ、違いますよ。その上にアロエ草を、貼って下さい」


「だが、そんなに数は、うお、なんだお前、薬師はスゲえなあ」


 常時五十枚は持ち歩いてますからね。リュックにも入れてあるし。


「俺も初めて見た、おっと」


 俺が人差し指を立てて、怪我人に喋らないようにとジェスチャをした。


「それより、回復役(ヒーラー)の人はいないんですか?」


 見回していくが、ここにはそれっぽい人間がいない。健気なクレリック美少女はいずこや。


「それが俺だ。生憎、殴り系でな。もう魔力は尽きた」


 先ほどから治療している男が言った。装飾の入ったイイ感じの鉄の鎧を着ているし、筋肉が凄いから戦士だとばかり思っていた。


「ああ」


 道理で手慣れている。


「しかし、革鎧を切るゴブリンなんて、聞いたことがねえ。変なヤツが混じってるんじゃないか? バズと言ったな、どうだ?」


 鉄鎧の回復役(ヒーラー)がそう言って質問する。


「ああ」


 バズは人差し指を立てて、向こうを指差す。

 一人いると言うことなのだろう。

 さらに、ポケットを探ろうとする仕草をしたので、俺が止めさせて、代わりに中からカードを出した。

 

「む、レベル22の剣士ですか…」


「ほう。ハッハッ、バズ、そいつぁ後で笑われるぜ?」


 魔法が尽きている回復役(ヒーラー)がニヤッとして言う。


「ふん」


 バズの方は、何とでも言えと言うように渋い顔でそっぽを向いた。

 重傷だが、顔色は良いし、止血はすぐに行ったから、多分、大丈夫だろう。冗談を言っている回復役の男も、さっきの死んだ怪我人の時と違って緊張感が無い。


 なら、ここはもういいだろう。他に怪我人は見当たらない。


「これ、置いていきますから、使って下さい」


 俺の分を抜いて、残りの薬草と調合器具のセットを全部、回復役の男に渡す。


「悪いな。後でちゃんと返すぜ。俺の名はビクトール。アイアン・タンク・ビクトールだ」


 何それカッコイイ!

 自分で回復できちゃう壁役っすか?

 鉄壁のビクトール。

 二つ名だよ。

 そこに痺れるッ憧れるッ!

 俺も黒猫使いのユーイチとか、ブラック・ビーストテイマー・ユーイチとか呼ばれたいものよね。


 さて、こっちは良いとして、ティーナとリムが心配だ。重傷を負ってしまったバズよりもレベルは下なんだから。

 無茶してなきゃ良いけど…。

 戦場の方を見やるが、未だに乱戦状態は続いている。ゴブリンと人間、それに獣人まで混ざっているから、どれが味方でどれが敵か、よくわかんね。

 ティーナとリムを探す。


「ユーイチ、出番よ!」


 と、やってきたのは自称十七歳、じゃなかった、金髪ツーサイドアップのリサだ。


「どういうことだ?」


「いいから、ちゃっちゃと来なさい。アンタの仲間が苦戦してるわよ」


「ええっ? いや、逃げりゃ良いだろうに…」


 これだけの大人数、俺たちのパーティーより、レベルの高い人間は他にもいるはずだ。門はしっかり閉じられているままなので、無理する必要は無さそうなんだが。

 それとも、ゴブリンの数が数だけに、均衡が崩れると一気に押されるんだろうか。

 でも、弱かったもんねえ?

 少なくとも、あの鉄壁のビクトールがいれば、やられない気が。


「あ、なんであのビクトールさんが戦わないんだ?」


 魔法が尽きていようと、あの肉体さえあれば、ゴブリンなど、ちぎっては投げ、ちぎっては投げと…


「あの人、カルマが結構溜まってて、カルマ落としの最中なのよ。お金ケチらず、神殿でスパッと落としてくればいいんだけど」


 などと、事情を知っていたリサが、俺の素朴な質問に答えてくれた。


「むう、モンスターを倒すだけで、カルマが溜まるのか…おいおい」


 慌てて、俺の冒険者カードを引っ張り出すが、14の数値。前より半分くらいになっている。


「あれ? ねえ、リサ、このカルマの数値、増えたらまずいんだよな?」


「そうよ。特に聖職者系は致命的ね。主神を変えてダークプリーストになるなら話は別だけど、魔法は弱るし、心も自然と(すさ)んでいくし、下手したら執行対象だもの」


「えっ!」


 何それ怖い。

 抑揚の無い声のAIで審判を下されて、リーサルウエポンの銃であべし、されちゃう?


 これは要確認だ。


「リサ、その執行対象と言うのは…」


「連れてきたわよ。ったく、雑魚が、あたしを獲物にしようなんざ、千年早い!」


 左右から斬りかかってきたゴブリンを、左はボウガン、右はダガーで一瞬で片付けるリサ。

 いや、凄いな今の。

 二刀流っすか?


「ありがとう! リサ! くっ!」


「ええ?」


 苦戦しているティーナとリムがそこにいた。


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