俺とおじさんと卵運び
気が付くと俺は3人の強面のおじさんと共に、ゾンビと野犬(ゾンビ化済み)に追われていた
俺は武器を持っておらず、おじさん達はショットガンやらサブマシンガンやらを持っていた
「何か武器を貸してくれよ」
「それじゃぁお前のためにならん、」
武器をせがんでも、そう言って断られる
相手はゾンビだぞ?頭おかしいんじゃねーのか?
ゾンビがいるとはいっても、そんなに数はおらず
野犬(ゾンビ化済み)の方が圧倒的に多かった
ていうかもんのすごい量だった
いつの間にか、港まで逃げていた
そしてさらになぜか知らないが、港にセブンイレブンが立っていた
「食料調達だ!」
おじさんの呼びかけに答え、逃げ込むようにしてセブンイレブンに入る
扉を固く閉ざして、ひとまず安堵する
ここでおじさん達の紹介をしよう
おじさんAはリーダー格で白髪の短髪に白いヒゲを生やしている人
おじさんBはスキンヘッドで迷彩柄の服を着た軍人みたいな人
おじさんCはメガネをかけていて、なんか学者っぽい感じの人
この統一感のないおじさん達と共に、綺麗な海をバックにしたゾンビたちを、ガラス越しに眺めている
「海に逃げるか」
おじさんAが皆に呼びかける
食料調達と言って入った筈のコンビニなのに、全く食料に手をつけない
俺も真剣におじさんの話を聞く
話しているのもつかの間、ついにゾンビたちがガラスを割ってなだれ込んで来た
野犬がかなりの数流れ込み、こぞって食料を食べ始める
なんだこいつら、俺達が目的じゃないのか
それに反して、ゾンビたちは俺達を襲ってくる
「脱出だ!」
おじさんAが叫んだところで暗転、
気が付くと、大嵐の中、平らな板みたいな船の上に乗っていた
あの、あれだよ
戦闘機とか乗せる船。
あんな感じの船の上に乗っていた
その上には、俺とおじさん達4人の他に4人のゾンビが乗っていた
おじさんBが動く
1体のゾンビをヘッドショットし、残りの2人を海に放り投げる
そして残る1体のゾンビをなぜか背負い投げをしてこかし、船のふちに追いやる
そしてなんて言ったか忘れたが
「アディオス!」敵な感じの決めゼリフをはいて、そのゾンビの頭に8発弾丸をぶち込んだ
追い詰められて必死になっているゾンビに8発も弾丸をぶち込むってちょっとかわいそうじゃない?
みんなでやったな!みたいな雰囲気になったところで暗転
気が付くと第三者の視点になっていて、
前には俺を含んだおじさん4人がさっき8発弾丸をぶち込んだゾンビを囲んで円陣を組んでいた
倒れたゾンビにはでっかい剣が突き刺さっている
そしてなぜか俺らの周りには方向キーのコマンドが出て、コマンドを入れる度に俺達は押し合い、押されて倒れそうになった人はぎゃあああと叫んで激痛に耐える
俺が押されると、第三者の視点で見ている自分の体にすんごい痛みが走る
コマンドを続けているとゲージが溜まっていき、ゲージがMAXまで溜まると視界が光に包まれ
死んだはずのゾンビが普通の人間に戻って生き返っていた
そんな見ず知らずの男が生き返っただけなのに俺達は「親友が生き返った!!こいつはすげーぜ!!」みたいな感じになっていた
本当に赤の他人です
なのに生き返ったそいつもまんざらではないように「お前ら本当にありがとう」と泣いて喜んでいる
いや、俺はお前知らないから
そう心では思いつつも、本気で喜んでいる俺がいた
ふと、おじさんCが消えている事に気が付く
「おい!あいつはどこに行った!?」
「どこにいる!?」
キョロキョロと周りを探していると、キーーーンと言う音が空から聞こえてきた
「なんの音だ!?」
おじさんAが辺りを見渡すと、上空からすごいスピードで怪鳥が下降してきて、おじさんAを攫って行った
「俺はここだぞーー!!!」
攫われながらも大声で叫ぶおじさんA
かなり遠くにいる筈なのに隣で聞いてるような声の大きさだ
「そうか!あいつの声は大きいから声が聞こえるんだ!」
と謎の納得をするスキンヘッドのおじさんB
「声を頼りに追いかけましょう!」
と意気込む生き返ったゾンビ、仮に青年としよう
追いかけようと言ったところで暗転
場面が変わり、とある島に着いていた
「ここがやつらの本拠地か」
目の前にはアニメとかである敵のと的なのがあった
それと、
いつのにか白い石を被ったヤドカリみたいな虫に姿が変わっていた青年
「そうみたいだな」
と意味のわからない返しをする俺
おじさんBはいなくなっていて、青年と俺の二人だけになっていた
俺はちゃんとした人間のままだ
「僕は昔ここにいたので、内部の構造は大体わかります」
ヤドカリのような虫の姿へと進化した青年が、緊張感を残しつつ静かに俺に告げる
(以下、ヤドカリ)
「わかった、お前のあとについていく」
完全におじさん達のことを忘れている俺達
アジトの扉を堂々と正面から開き、中へ入る
中はハイテクな工場見たいになっていて所々にヤドカリのような虫が徘徊していた
「見張りがいるようですね」
「そのようだな」
訳のわからない会話をする俺達
その目的は最新部にある謎の卵を奪うこと
もうおじさん達のことは完全に消え去っている
コンピュータールーム的なところに入り、セキュリティをいじるヤドカリ
「もう少しでハッキングが終わります」
ハッキングが終わり、セキュリティが解除されると、見張りに見つかることなく卵を手に入れた
腹で抱えて運ぶほどの大きな卵で、輝くように真っ白だった
俺が卵を持って部屋を出ようとするとアラームが鳴り響いた
「くっ!しくじったか!」
俺が悔しそうにしてきると
「はやく!走るぞ!」
ヤドカリが悔しがる俺を諭す
出口はもう見えており、100m程先にある
侵入してきた時にはいりくんでいたのに、帰りはなぜか一本道だ
走る俺とヤドカリ、
後ろからもヤドカリの大群が襲いかかってくる
「ここは俺が食い止める!先にいけ!」
「わかった!」
後ろのヤドカリをヤドカリに任せ、出口へと走る
しかし、その行く手を阻んで、
レーザーのあれが出現する
映画とかでよくある
壁と壁の間に赤いレーザーが引かれ、それに当たったら体が切断される的なアレ
ブゥゥンと近付いてくるレーザーを必死にかわす俺
なんとか無事に抜け出したところで
クラッカーが鳴り、後ろにいたはずのヤドカリの大群にお祝いされた
ありがとうありがとう!と周りに手を振る俺
その手には卵はなかった
そして俺は目を覚ました
以上が今日見た夢の内容です
本当はまだこの後続くんですが
カオスすぎるのでやめました
自分で思い出しながら書いててわけが分からなかったです
いつも弟と同じ部屋で寝てるんですけど、その弟がインフルエンザにかかり、別の部屋で寝ることになりまして、
やっぱり環境がいつもと違うと、変な夢を見るんですねぇ