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詩 俺は短くなる

作者: 仲仁へび



 夕焼けに焦がされて

 燃えていく


 だから短くなる

 俺は短くなる


 世界の片隅で

 大自然の片隅で

 ちっぽけを感じた俺は

 どんどん短くなる


 染まっていく

 変わっていく

 戻れないほどに

 劇的なほどに


 そして色もくすんでいき

 最終的には真っ赤を通り越して

 灰色を通り越して

 真っ黒になってしまう


 俺は短くなる

 夕焼けに焦がされて


 俺という存在が短くなる



「ストーリー」


 人間にはとても長い人生が約束されています。

 医療の発達で、遥か昔に比べれば1000年も生きられるようになりました。

 ですが、寿命の天敵があるという事を知っておいてください。

 この居住ドームの外に出て、心を動かされるようなものを見た人間は、必ず寿命が短くなってしまうのです。



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