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13.クエストを受ける時はその先も見据えよ…

お待たせしました!!!

とりあえずパーティー登録を行ったナイトリーパ、翔介改めフライヤ、美空改めスカイの三人組。

しかし、ひとりの不手際で事件は起こった!


「あ、やべ…俺ストーリークエスト受注したまんまだったわ…」


「あーマジかぁ…となると区切りまでみんなで進めないとねぇ…」


「パーティーで受ける必要があるのか?」


「そうなんだ…このゲームではストーリークエストをパーティー編成してるときに受注しちゃうとね、メンバー全員にクエストが共有されるんだ。半ば強制的にね?私はまだ進めてないからいいとして…ナイトちゃんはどう?」


「ちゃん付けは続行ですか…。ぼくもまだストーリークエストは受けてないけど…」


「よかった…ヨシッ!この際三人でいこうぜ、効率も上がるだろうからな!」


「難易度は少しあがるかもだけど?」


スカイの一言を聞いてフライヤの目をじっと見つめる、プロだろぉアンタはよう?


「精一杯頑張らせていただきます…」


そうしてストーリークエストに向かおう!としていたのだが…なにかわすれているような……あ!セリナさんの件だ!

確か教会だったよね…?この二人もつれていく?あんまりEXクエストのことはバラしたくないしな…。


「ごめんちょっとまって、教会のほうに用事があって…外で待ってくれてるとありがたいんだけれど…」


「なにかのクエスト関連?もしかして…その外見関連…かな?」


「…今はまだ明かせないけれど、いずれ絶対言うから…ね」


まだEXクエストについてのことは言うわけにはいかない…混乱の種になるからな…


「オーケー!じゃあ二人で待っていようか…ね?フライヤ?」


「イェッサー!!じゃあまた後でなナイトちゃん?」


「ありがと二人とも」


我ながら良い友をもったものである、しかしフライヤお前はあとでげんこつだ

明かすことは確定事項になってしまったわけだけど…この際しょうがない。




教会の周りに警備の兵士でもいるのかと思っていたのだが…以外と入るのはフリーなのかな?

やけに静かだ…そっと扉を開けよう。


「お邪魔しまーぁす…」


『ワンティア大聖堂』


あ、ここは大聖堂なのか…。

中に入るとそれはそれは立派!煌びやかな装飾で飾られた内部はさすが大聖堂と言わざるを得ない。

しかし、セリナさんは一体どこにいるのだろうか…あんまり中でうろつくのはちょっと控えたい…。

すると奥の扉がガチャドンッ!といきなり開いた!

出てきたのは1人のシスター…がこちらへ近づいてくる。


「白銀の髪の毛…背中に生えた純白の翼…貴方ですね!!聖女様がおっしゃっていた天使さまというのは!!」


「あ、セリナさんに呼ばれたんですけれ…ども?」


「…可愛い…ではなく!聖女様は奥でお待ちです!こちらへどうぞ」


「え、あ!はい!」


今なんか聞こえたような気がしたが…まあ空耳かな?

シスターさんについていけばセリナさんに会えそうだ。

邂逅一番に待たせたことを謝るとしよう!!


この時…ナイトリーパのクエスト欄でEXクエストの文字が光っている事を…大聖堂装飾に気を取られていた彼は気づいていなかった…。




「こちらでございます!それでは私はこれで…」


「お姉さんありがとう」


「…!いえ!お、お構いなく!」


そそくさと去っていくシスターさん、緊張でもしていたのだろうか?

しかし、僕も緊張が身体を針巡るのがわかった。目の前の扉から溢れ出るキラキラとしたオーラ!…扉が他のと比べて豪華に見えるのもあるかもしれないが…。

いかんいかん、このまま扉の前で突っ立っているだけでは話が進まない!

扉をノックしてもしもーし!


「どうぞー!」


反応が返ってきたのであればあとは開けるだけだ。


「失礼しまッ!!!」


「お待ちしておりました!天使さま!」


「セ、セリナさん!?」


「ずっといらっしゃるのを楽しみにしてたんですからね!天使さま!」


おや…すこし頬を膨らませているセリナさん。こりゃかなりご立腹だぁ…。


「お待たせしたことは…その〜本当に申し訳ないというか…すぐにいけなかった自分の落ち度です…。」


「…でもちゃんと会いにきて下さって感謝しておりますよ!」


「そっか…ならよかった!」


セリナさんは僕に抱きついている状態なのですが…ちょっとこの態勢はドキドキするといいますか…。

彼女は僕から離れ、椅子に座るとこちらに来いとばかりに手招きをした。椅子はセリナさんが座っているものだけである。

彼女の手招きは指差しへと変わり…指はセリナさんの膝の上をさしている。

座れということか…待たせてしまったわびとして僕ができることは!!


「ふふ、私のわがままにのってくださってありがとうございます」


「それでは、お呼びしたわけを話そうかと!」


「私は…大聖女と呼ばれる存在でして…すごい人なんですよ!!」


「大聖女!?」


聖女という存在なのは知っていたけれど…大聖女とは…?なんぞや?

疑問の途中で目の前に突然ウィンドウが現れた!!


『EXクエスト!聖域の(サンクチュアリ)戦乙女(ヴァルキリア)を受注しました』


EXクエスト!?こ、このタイミングでぇぇ!?

お読みいただきありがとうございます。

今回の設定情報はお休みします~

次回お楽しみに!!

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