君が代 古代からのメッセージ(志賀海神社)
君が代は 千代に八千代に さざれいしの
いわほとなりて こけのむすまで
あれはや あれこそは 我君の みふねかや
うつろうがせ 身骸に命 千歳という
花こそ 咲いたる 沖の御津の 汐早に
はえたらむ釣尾に くわざらむ
鯛は沖のむれんだいほや
志賀の浜 長きを見れば 幾世経らなむ
香椎路に向いたる あの吹上の浜
千代に八千代まで
今宵夜半につき給う 御船こそ たが御船ありけるよ あれはや あれこそは 阿曇の君の
めし給う 御船になりけるよ
いるかよ いるか 汐早のいるか
磯良が崎に 鯛釣るおきな
この歌は福岡県福岡市にある志賀海神社で春と秋に行われる「山褒め」の祭りで歌われる歌。山を褒めて、おだてて豊漁・豊猟を願う祭り。
御伽草子にも昔の歌にも含まれた時代があった。
言葉の裏には真実が隠れている。この歌には、日本人の精神そのものが隠れているように感じる。