killing me burst melon melon (王子訳:君の悩殺的な胸にメロンメロンさ)
少しばかりまだ注目を集めてしまっているみたいだけど気にしない。
色々今まで悪目立ちしてきたし、精神力はかなり上げたの。
次に自己紹介をしたアイリスさんは、
辺境伯令嬢の王道挨拶だった。
まさに力こそパワー、大鑑巨砲主義。
順調にいけば将来の王太子妃からの王妃様ですよね?
超軍事国家になりそう、我が国は平気かしら。
次は、侯爵家のマリーさんと伯爵家のヘーゲルさん。
お二人は婚約者同士らしい、お友達候補筆頭ね。
後で早速お昼に誘おう。
もっチーズは、両方共に伯爵家、ザンシュさんにレンザさん、
未来が見えそうなお名前ね、今日の所は私が阻止してあげるわ。
次は同じく伯爵家の男性生徒なんだけど、赤い前髪で目元まで隠して、
陰キャムーブ全開だけど、ストーリーのKEYマンですオーラ出てるから、
きっと後で何かあるんだろう。
そして男爵家の特種職優遇枠のピンクちゃん事、マーガレットさん。
聖魔法を使える聖女らしいのだけど、聖女としての資質は不明みたい。
リアルちゃんも能力大したこと無いって言ってたから、
小説イベントで覚醒するのかしら、元ネタ知らないから分からない。
と言うわけで、私の中で勝手に決めちゃいました、お友達コンテスト発表。
ジーク様、アイリスさん、マリー&ヘーゲルさん、私。
以上の五人で取りあえず親交を深めていこう。
ーー 王子&ザンシュ&レンザ ーー
自己紹介も終わり、今日のカリキュラムはもう無いので、
教室の部屋の隅で、王子と取り巻き達が集まって何やらコソコソと相談していた。
「時にザンシュよ、これはあくまで参考までの例えばとしてなのだが、
自分の事を白豚と罵った男が、求婚してきたとしたらどう思う?」
「はっ、王子様、罵りから求婚までの期間はどれ位と仮定しますか」
「うーん、一時間程度かな」
「その男の正気を疑うであります」
「なんだと!!レンザお前はどう思う」
「はい、第一印象は大事なれど緩急を付けるのも恋の駆け引きかと」
「ふむ、恋の駆け引きか、続きを申せ」
「はい、仮にその男性のお父君が国王と仮定します。
国王より娘に婚姻の申し込みをして貰うのです。
自分が王族に選ばれて悪い気がする貴族はございません。
罵った男性も最初は、しぶしぶ従いつつも、その内その娘にひかれていくのです」
「素晴らしい例えだ、流石レンザだ、今日にでも父上に話してみる」
「今日の今日ですか、流石に数日はあけたほうがよろしいかと」
「ならぬ、あの美貌にあのスタイル、胸も大きい、
あれは予約しないと直ぐに売りきれる高級メロンだ、私にはわかる」
「流石のご慧眼、恐れいります」
ーーー
なんだか王子達がこちらをニヤニヤみながら帰っていった。
かなり気持ち悪い、ジーク様も不快そうなお顔で王子達を睨んでいた。
まあ白豚でも黒豚でもいいわ、黒豚の方が美味しそうでちょっと悔しいけど。
黒幕ムーブさんもいつの間にか帰ったみたいだし、私は残りの皆を昼食に誘った。
皆快諾してくれたので、場所を移す事にした。
まだ格納スキルはバラしたくないので、
エレオーレさんには中身スカスカのカモフラージュ用バックを持って来て貰って、
私がそこから出す真似をする事にしたのだ。




