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まだよメインカメラがやられただけよ 〜私メインカメラしか無いじゃない、お先真っ暗じゃない

とりあえずは、

ハインデルク家の女性陣にシャンプーをプレゼントした。

ビオラ嬢とスノー様は実は私の髪を凄い気になっていたらしい。

私がプレゼントしたら凄い喜んでくれた。


特にスノー様は、寝込んでいた為に

かなり気持ちが悪かったみたいだ


スノー様はあまり体力が無いので

まだ湯船に浸かるのは体温が体力的に厳しいかと思ったので

ブーストしていない、本来の生活魔法の使い道としてのクリーンをかけて

全身を綺麗にしてあげた。


髪だけ侍女にシャンプーで洗って貰ったらしく

翌日凄い感謝された。


大抵の人が自分の勧めたものを喜んでくれると嬉しいと思うけど

私は、根っからの鍛え上げた貢ぎラーである。


しかも、スノー様の反応や表情は凄い可愛いらしい

私のお母様も含めて貴族の夫人はみんなそうなのかな

私もそうなりたい


私はスノー様に褒められた上機嫌な足取りで

テクテクと廊下を歩き

ジーク様兼来客用の仕事部屋に

ノックして入室を許可されたのでジーク様の側に歩いて近づいた


ジーク様をメロメロにして外出許可を貰うの


明らかに私は調子にのっていた


可愛らしいスノー様とお話していた私は

まるで自分がスノー様の容姿だという認識になってしまっていた。


ちゃんと理解はしているんですよ

自分が今ジャンル着ぐるみ枠と

リナッシーナッシーとか言ってるのが分相応だと


少なくとも廊下をテクテクご自慢げに歩いている時点で気づくべきだった

何故ならご令嬢はテクテク歩かないからである


でも私はこの時点で出来る女だと勘違いしていた


年頃の同い年の男の子など

二回も人生を生きて来た私にかかればイチコロだと勘違いしてしまってた


1+1は2である、だがしかし(0.8+0.6)÷2は0.7

精神年齢 2 VS 精神年齢 0.7 位の仁義なき戦いの日豚はきって落とされた

人はそれを虐殺と呼ぶ事に気付かずに


来客用執務室兼ジーク様執務室の部屋をノックすると

部屋の中からジーク様の入室了承の声が聞こえたので

部屋に入ってジーク様の近くまで近寄った。


改めて近くで見ても銀髪碧眼のジーク様は綺麗だった

昔の私だったら懐からお財布を取り出して

お昼弁当忘れた時用の500円玉をお布施していたレベルである


実はこの時点で半分くらい正気に戻ってたんだけど

頭の中のスノー神から

『まだよ、まだメインカメラをやられただけよ』

って言われた気がした。


もはや私はヤバい薬を決めた人だった。


「あのね、リーナ、ジーク様にお願いがあるの」


私は自分観点では、可愛らしくモジモジお願いしてみた

実際は、モジモジというよりビチビチだったかもしれない


「何ですか?」


なんかジーク様って私にかける声がほんのチョットだけ

優しい声の様な気がするのよね・・・


「あのね、ジーク様、私とサクラさんで近くの森に

モンスターを一狩りしに行きたいの

可愛いリーナのお・ね・が・い」


全く可愛いくないお願いを、ビチンビチンしながらしてみた。


「はい、可愛らしいリーナ嬢のお願いですから良いですよ

ですが、私が着いていける時だけですよ」


そこは、全く可愛く無いんじゃー出荷するゾが正解ですよ・・・


あれ私何言っちゃてんの?

何やっちゃてんの?


頭の中のスノー神が優しい微笑みを浮かべながら手を振り

お空に消えて行きました。

待って、私を置いてかないでーーー


「スイマセン、チョウシニ ノッテ マシタ・・・」

「はい、部屋に入られた時から何となくそんな気はしました」


・・・止めてください


「でも、森に行きたいのは本当何ですよね

この時間からは無理ですので、

明日の朝食後で良いですか?」


私は真っ赤になってコクコクと頷き部屋を出た


私はサクラさんの胸元にダイブしてめっさ甘えた

流石勇者の子孫だけある、私の重い思いを余裕で受け止めてくれた。

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