哀しさのベールをめくって
「哀しさのベールをめくって」
あたしが泣いてる時は
あなたも泣いていて欲しい
そんなことを願う
あたし嫌な女
今もあたしの身体中に
あなたの匂いが染みついてる
あたしが笑っていても
あなたは泣いていて欲しい
そんなことをいつも思い
あなたを忘れられずにいる
今もあたしの心の中に
あなたの欠片が刺さっている
どこかで巡り会えるなら
一体何を話すだろう
それでもきっと
あたしは謝ることが出来ない
哀れで悲しい女
いつになったら
この哀しみのベールを
くぐり抜けられるの?
*フィクションです。