こ、これは……!カル〇スの味!
............あれ?ここは?
辺りには真っ白い部屋が広がるのみ、唯一気になるところがあるとしたら隣の部屋に【詳細不明】って反応と【人族】って反応があるぐらいだ。
えー、ここ神界~?
ただ白いだけとかつまんなっ!!
もっとさ!!綺麗な女の子の神さまがたくさん集まっててさ!!
それでそれで!!メチャクチャ薄着でさ!!
【おい】
神ちゃんの声が頭に響く、未だかつて無いくらい怒っている。
調子に乗ってすいませんでした。許してちょ
【よろしい】
それでさぁ、神ってあっちの方の【詳細不明】ってのであってるの?
【はい、それであってると思います。それじゃ、頑張ってください】
えぇぇぇ......そんな頑張ってくださいの一言で行かされても......一応神なんでしょ?
俺勝てるの?
【まぁ、頑張ればいけると思います......多分】
今多分って言ったな!!メッチャ心配になってきたぞ!!
これで死んだらどうすんだよ!!
【まぁ、それはそれ、と、いう訳でさっさと行ってくださいよ】
はぁ......生きて帰れるように頑張ろう......
ポヨンポヨン
隣の部屋に進むと声が聞こえてくる。
男の声だ。
「いやぁ~良い女を手に入れたな~人間の街でこんな上玉がいるとは~、僕は嬉しいよぉ~ん~」
......気持ち悪っ!!
これが神とかじゃないよね?
だって神ってもっと偉いイメージあるじゃん!!
こんな奴じゃないよね?
「んん~君の髪はいい香りがするねぇ~、あ?神の僕が喜んでやってるんだぞ?もっと嬉しそうにしろ!!」
......はい、もうやだ......
ってかどんな顔してんだろ?
ちょっとバレないように見てやるか
チラッ
......感想、小太りの中学生ぐらいの奴でした。
いやらしい目付きをしておりました!!隊長!!いかがなされますか!?
【こちら隊長、女の敵には死を】
神ちゃんが結構お怒りなので倒しに行くか......
でなければ俺が殺られる......
【あ?なんか言ったか?おいコラ】
ひぃぃぃぃいいいい!!
よし、とりあえず......壁に張り付いて......登って登って......
天井に到達!!
ここから......バレないようにバレないように......
スーッ
隊長!!小太りの神の上空に着きました!!
【よし、爆弾を投下しろ、豚野郎に死の制裁を】
イエッサー!!
ひゅるるるる!!
ベチャ
「グッ、な、なんだこれは!!」
よし、頭についたぞ!!
こーこーで!!【魔力操作】
体を少し柔らかくします!!
スーッ
「う、うわ!!息が!!ガボ━━━」
ここで再び【魔力操作】だ!!
今度は元のスライムに戻る!!
ふぅ、体貫通してるけど問題は無いな。
スライムボディ万歳!!
そうそう、ちょっとずつでいいから溶かさないと......
ジワジワ
【個体・神(下級)を喰らいました】
【下級神器操作Lv.3】【魔法具操作Lv.10】【催眠術Lv.4】を会得しました。
【魔法具操作Lv.10】を【魔法具操作Lv.1】に統合します。
【魔法具操作Lv.1】が【魔法具操作Lv.10】になりました。
その他のスキルは使用不可の為、経験値に変換します。
加護は使用不可の為、経験値に変換します。
【会得経験値増加の効果により経験値86022会得しました】
【個体・スライムに経験値ポイント216530があります】
......俺は今とんでもないことに気付いていしまった......
神ってカ〇ピスの味がする....
神うまうま