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モヒカンゴブリンの洞窟

ここか......

見たところ洞窟だな......

洞窟の前には槍を持った二ゴブが門番をしている。

奇襲しちゃう?しちゃいます?

とりあえず......よいしょよいしょ......


◆◇◆◇◆三十分後◆◇◆◇◆


よーし!!いっきま~す

え?さっきまで何をしていたか?

それはね......ひ・み・つ

まず、門番の二ゴブですが、【威圧Lv.8】を乗せた念話を飛ばします。


『ラーメン大好き』


まぁ飛ばす念話は何でもいいのだよ。

どんな言葉でも威圧を乗せれば同じだ。


「ぐぎゃ!?ぐギギギ」


二ゴブは苦しそうに息をする。よく見たらヨダレが垂れている。


はい、これでゴブリン恐怖状態の出来上がり~☆

あーとーは


ポヨンポヨンポヨンポヨン

ドンッバンッ


はい、この通り後ろからタックルすれば気絶しまーす。

恐怖状態って言うより緊張感を極限まで高めさせたって感じ?

どんくらい緊張感が漂うかと言うと、授業中にコッソリチーズフォンデュを食べる時の十倍ぐらいだ。

......多分。だって俺ゴブリンじゃないもん。そんなのわかんないよ。


まぁ、そんな緊張状態で突然タックルされるんだ。心臓がビックリするだろう。とてつもなくな!!

とりあえず......喰らうか!!


ジワジワ


【ホブモヒカンゴブリンを喰らいました】


【槍術Lv.3】【威圧Lv.2】を会得しました

【威圧Lv.2】を【威圧Lv.8】に統合します。

【威圧Lv.8】が【威圧Lv.9】になりました。

その他のスキルは使用不可の為、経験値に変換します。

加護は使用不可の為、経験値に変換します。

【経験値120を会得しました】

【個体・スライムに経験値ポイント113160があります】


おぉ!?コイツらホブモヒカンゴブリンだったのか!?

通りでモヒカンにツヤがあるはずだ......


まぁこの調子でいくか!!


◆◇◆◇◆洞窟内部◆◇◆◇◆


【個体・スライムに経験値ポイント120200があります】


さっきからホブモヒカンゴブリンを結構倒したし、奥に進んでるんじゃないかな?

経験値から計算すると道中のホブモヒカンゴブリンから全員120ずつ喰らったから......門番の奴合わせて六十体喰らったのか!

でもね、そろそろボス来てもよろしいんではなくて?


そう思い、洞窟の角を曲がると魔力感知に反応が来た。


ん?ん?この反応は?まーさーかーの?

この先の部屋に【個体・オーガ】がいる!!

ヒャッホーイ!!ボスですよね!?ボスと考えていいんですよね!?

ん?モヒカンゴブリン引き連れてるんだったら【モヒカンゴブリンキング】が普通じゃね?

まぁいっか。

とりあえず先手必勝!!


オーガのいる部屋に全力でジャンプする


ポヨンポヨンポヨンポヨン


あ......これって.........


何故かそこには木で出来ている扉があった。

鍵穴もあるので多分閉まってるはずだ。

タックルで壊れそうなヤワな造りではない。


えー、マジかー。

これどうする?とりあえず誰か通るまで待つか......


◆◇◆◇◆十分後◆◇◆◇◆


うーむ、待ってれば開けてくれるかと思ったんだが......

もういいや、スキルのレベル上げでもしていよう。

そういえば......鑑定スキルとったけど一回も使ってないな......

と、いう訳で【鑑定】。


【審判の鍵穴】

【登録された者の魔力に反応して開く鍵穴】


えー、マジで?

ここに来る道中のモヒカンゴブリン全員喰らったんだけど......

嘘だろ?

もういいや、扉の隙間から......


ニュル、グ二ゅ、ググググ、スポッ


ふっ、最初からこれやればよかった......

お、鬼さんいるじゃないか。中央で椅子に座ってる。

まさにボスって感じだな!!


「ぐギギギ、キザバ、ワガジュウシンハドウシタ......」


ジュウシン?じゅうしん......従臣。

あぁ従臣か。

多分ホブモヒカンゴブリンだろうな。


『喰った』


だってそれ以外に言うことないんだもん。

喰らった者は喰らった。それだけさ......キリッ


すると鬼さんは椅子から立ち上がり、椅子の後ろにかけてあったのだろか、巨大な剣を取り出した。巨大と言っても俺からの感想な訳で鬼さんは普通に持っている。鬼の大きさは約二メートルで剣は一メートルぐらいの大きさ。


「キザババババ、コロズ!!」


走ってくる鬼さんに向かって鑑定を使う俺。


【個体・オーガ】

【Lv.31】

【状態・バーサク】

【ランクCの魔物、非常に戦闘に優れており雑魚のスライムが束になっても絶対に勝てない。】


ねぇ、この説明は誰が書いたの?

明らかに悪意あるよね?

イジメナノ?ネェ、イジメナノ?


ドゴォォォオオン


洞窟内に響き渡る音。その音はオーガの剣撃によるものだった。

どれだけの力を込めたのか知らないが、当たったら一溜りもない。

今のは直感的にかわす事が出来た。


......え?これやばくね?

ブクマ、評価等、どうかお願いします。

皆様の慈悲で僕を救ってください。作者の脅しから救ってください

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