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007 天使の講義4

「マジックバックってのはダンジョンとかで出ないのか?」

「有りますよ、希少品ですが、5倍入るカバンでも100万円ぐらいはしますよ。最高の100倍入るカバンは値段付けられない国宝扱いですよ。これも、今の所人族では作れないのでダンジョンの宝箱からですね」


「スモールスペースは希少」

「希少と言うほどではないですが、15歳では少し珍しいってとこですね。この魔法は光魔法、闇魔法、時魔法、空魔法、無魔法の5種の魔法を覚えていることが条件になります。次のミドルスペースは5種すべてが上級ですので、あまり使える人がいません。ラージスペースに至っては、5種全てを段位500まで上げないといけないので、995年の間に人族では5人だけですね。後、スモールスペース使える人でも知力がそこまで高くないので0.3Mの立方体程度なので、大きい物は入らないので、お金や貴重品程度しか入れれません。ですので、人に見らる場所で不用意に使用しないように」


 確かに、ギルドの買い取りにデカい魔物一頭丸ごと出したら、よく小説とかであるテンプレ展開になりそうだ。


「女神の加護が無くても魔法は使えるのか」

「はい、女神の加護があると、最初からその属性の魔法が使えて、尚且つ段位が上がりやすいですが、師匠等から師事することによっても覚えられます。それでも、1個も加護が無い状態から魔法を使えるようになるのは何年もかかるので、1個でも加護がある人間ならその属性をある程度使えるようになって魔力値を上げてから、他の属性の勉強をして使えるようにする形が多いですね。ですので、15歳でスモールスペースを使えて、大きい容量だと騒ぎになります。ある程度地位を確保するまでは、信頼できるものだけに」

 便利だけど人前では使えないか。


「回復系の光魔法が人気か、そのあとに5種をコンプしてスモールスペースってとこか」

「そう行く人はそれなりにいますね。スモールスペースが有ると無いではできることの差が大きいので、加護なしで5種全部上級迄上げるのは流石にしんどいので上げる人少ないですが、そこまで行けば食うことには困りませんね。竜童さんは、全加護有りですし、魔力値も高いのですぐ上がりますよ」


「魔法はやっぱり呪文があるのか?」

「次は、魔法の講義にしましょうか。ここだと狭いので外でしましょう。防具を付けて木の棍棒を持って付いて来て下さい」


 防具を装備して木の棍棒を持って、外に出た。装備に10分掛かったけど一人で装備出来た。


 外に出てみると、小屋の周りは庭が少しだけ有りその先は森だった。


「装備出来たようですね。では、魔法の講義の前にステータスについてですが、ステータスシートは1分で消えます。ですが、消えないでと思いながら、『ステータスエター』と唱えると、永遠にステータスシートが出たままになります。その状態のステータスシートは動かす事も出来ますが、自分の視界から消すことは出来ません。消したい時は、消したいと思いながら、ステータスシートを叩き割って下さい。では、試して下さい」


「『ステータスエター』」


名前:水留竜童<みずとめりゅうどう>

年齢:15歳

種族(性別):人族(男)

身分:平民

職業:無職

加護:創造神の加護(極小)<全属性女神の加護(小)>

賞:無

罰:無


段位:1

体力値:180/180

魔力値:1250/1250

持久値:390/400


筋力:80

耐久:100

知力:950

精神:300

器用:100

敏捷:80


希少技能

『コマンド:ためる』:01

『前世記憶<水留竜童>』:最大

『南国王都周辺冒険者知識(男性)』:最大



技能

光魔法:01 闇魔法:01 時魔法:01 空魔法:01

無魔法:01 木魔法:01 火魔法:01 水魔法:01

風魔法:01 土魔法:01 魔力操作:01 魔力察知:01

棒術:01

地図:01 探索01 隠蔽:01 気配察知:01

物品鑑定:02



 ステータスシートが出たな、持久値が減ってる、後、物品鑑定が段位上がってる。さっき、色々鑑定したからな。物品鑑定には持久値を使うのか、それは後回しにしてっと、ステータスシートを色々の場所に動かしてみた。確かに、視界からは消せないし、顔から約50CM以内から離せないな。次は叩き割る、消えたよ。


「うまく出来たようですね。では、もう一度ステータスシートを出してください」

「『ステータスエター』」

 俺はもう一度、ステータスシートを出した。


「まず、魔法が見たいと思いながら光魔法を押さえてください」

 俺は、言われた通りにして見た


 『光魔法:01』

 ライト 魔力値:5


「ライト 魔力値:5って出ました」

「では、呪文は、説明はって考えながら、ライトを押さえてください。そしたら、呪文が出ますので、それを、見ながらでいいので、辺りが明るくなるよう思いながら、唱えてください」


 ライト 魔力値:5

 【光の女神様、私に周囲を照らす力を、ライト】

 光の女神様の力を借りて、周囲を照らす明かりの玉を生成する。

 持続時間は2時間。術者が消したいと思えば時間内でも消せる。

 攻撃力は無いが、知力が高いと明るくできる。


 よし、気合い入れてやってみますか

「『光の女神様、私に周囲を照らす力を、ライト』」


 何か体内の血管の辺りを、何かが早く駆け回った様な気がした後、自分の前方に太陽みたいに明るい光の玉が出来た。目が痛いのですぐ消した。そして、魔力値が5減った。


「無茶苦茶明るかった」

「普通の人が使うのより大分明るいね。知力が高いのとイメージがしやすかったのかな。使いやすいようにイメージ出来るように後で訓練だね」

 俺が、初めての魔法だったので、変に力み過ぎたのかな。次からは抑えよう。


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