〈0ー2〉
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【✕✕✕✕】
年齢・・・18歳
性別・・・女
身長・・・158cm
体重・・・48kg
髪色・・・黒
瞳・・・黒
攻撃力・・・152
防御力・・・104
俊敏性・・・87
知力・・・1091
魔力・・・6
《称号》
・やる気がない天才
・努力しない努力型
・熱く冷たい知識人
《能力・スキル》
・シュミレーション(固定)
・・・人より何倍もイメージ力が強い
限界はなく、いついかなる時も発動できる
感情を制御できる
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うーん……。
なんて言うか、人としてどうかなって思うレベルだね、私。
評価しづらい。
やる気がないとか、努力しない努力型って……。
確かに頑張るとか面倒だから嫌だけど。
「な、なんで─────」
身長伸ばすとかいいのかなぁ。
そう言う外見的なのも変えれたりするのかな。
とりあえず、160cmは欲しいな。
「まっ、魔力が────」
あ、髪型とか瞳の色とか変えられる……よね。
ファンタジーだし、いけるいける。
何色かなー。
「───ど、どうして魔力が6もあるんですか!!」
“ うわっ、びっくりした。
急に大声ださないでください。”
「あ、ごめんなさい。───じゃなくて!魔力がない地球で、どうして6もあるんですか!?」
えっ、
“ ……えーと、魔力6って凄いんですか?
後、落ち着いてください。”
もう少し説明を……。
「そ、そうですよね。落ち着きます。はー……ふー……よし。」
“ ……落ち着きましたか?”
「ええ。さて、先程の質問ですが、答えはNOです。貴女がこれから転生する世界で魔力6は寧ろ弱過ぎるぐらいです。」
“ ?
なら、神様があんなに取り乱した意味が分からないのですが……。”
「それは貴女が生まれた世界が魔力のない世界……違いますね。魔力があるけれども、それを認識出来ない世界だからです。」
確かに地球には魔力───と言うより、魔法なんてなかった。
小説やアニメ、それこそ自分達の妄想の中の話だしね。
でも、
“ 私、魔力が増えるような事してないと思うんですが……。”
「普通に考えればそうなんですが……。ホントに何もしてませんか?精神統一したとか、滝にうたれたとか。」
……そんな事で魔力あがるんなら、今頃魔法使える人が一人ぐらい現れてもおかしくないんじゃ……。
“ いえ。
精神統一もしてませんし、滝にうたれてもいません。
特にこれと言ってな────……え、、、。”
ま、まさか……。
いやでもそんな馬鹿な事────。
「……心当たりがあるようですね。何をしたんですか?」
“ ……魔法使えないかなぁと思って手をかざしたことはありますけど…………。”