死亡学習
めっちゃ短いです。浮かばなくてすいません
リミーラダンジョンは最難関を超えて立ち入り禁止ダンジョンだ。そこに出向くバカは皆1階で命を落とす。
そして俺もかなりのピンチだ。
「うおおおおおお!こっちくんじゃねぇぇえ!!」
俺の後ろにはバスターヘラクレスが追いかけてきていた。
早速新しい力を使う時が来たようだ。
「くらえっ!俺の力!」
左手に力を込めてバスターヘラクレスに向けて溜めた力を放つ!
…………何も出ねぇし…。
グシャッ
あ…死んだかも。
『術者が瀕死状態のため死亡学習を発動します。』
俺の頭の中でマーモンっぽい雰囲気の声が聞こえた。
「あれ?生きてる…?」
バスターヘラクレスから受けた傷は残っている。しかし俺は生きていて、痛みも少ない。
「キシャアアアアアア!!」
どこから声?出しているのか分からないがでかいカブトムシだ。非常に見ていて怖い。というか少しキモイのだ。
「あー!とりあえず当たれ!」
手に持った鉄剣で袈裟に切る。
スパッ。
「はぁ?」
硬い装甲に定評のあるバスターヘラクレスが一刀のうちに断たれた。もちろんそれは俺の剣によるものだ。
『死亡学習は瀕死のダメージを受けたとき発動する。その効果はお前にダメージを与えた奴を上回る力が身につく。だが!あくまで瀕死だ。死んだら終わりだぞ?ジュテーム!』
…マーモンだ。何故アイツなのかは知らないがめっちゃくちゃチート級の能力だ。
「…よし。とりあえず進もう。勇者もそろそろ来そうだ。」
カルディア
町人
スキル
豪傑
誰よりも力を追い求める者。対象の防御スキルを貫通する。
怪傑
ステータスを捨てる奇なる者。敵が強ければ強いほど状態異常や即死しづらくなる
アビリティ
死亡学習