表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/23

「マホロバ」が書きにくい件

 まず初めにいっておくと、今日はオチのないお話をする。


 『エッセイ』――散文であるからして、自由に書く。だから、こんな日もあるのだと、思ってほしい。



 今私は、「マホロバ堂書店でございます」という題の、連載小説を書いている。大学受験を終えたごく普通(・・)の青年――夏目慧の、仕事先である書店でのなにげない、ごく普通(・・)の日々を書いた作品だ。


 しかしこれが……はじめてからずっと、書きにくさを感じている。なんでか『地の文』が、シックリこないのだ。我ながら、魅力が薄いというか……。


 考えてみた。なんでか。――それは主人公、夏目くんが普通(・・)の青年だからだ!


 この小説は、夏目くんによる一人称小説である。よって、情景描写などはすべて夏目くん任せ。


 彼はごく普通の十八歳の青年であるから、突然凝った情景描写、比喩表現などを使い始めたら、違和感がある。年相応の『地の文』でなければならないのだ。夏目くんの持つ語彙力以上の文章は、書いてはならない。……これは、なんたる縛りプレイ!


 始める時、三人称にしようか一人称にしようか、迷ったのだ。だが、書き始めると、自然と一人称になってしまって、それで始めてしまったのだから、仕方が無い。(一人称の方が、感情移入しやすいだろうと思った。また、正直な話、夏目くんは書店でのバイトを始めた頃の私の投影が強い為、一人称になった)


 せっかく生み出した世界と登場人物たち。なんとしてでも完結させなければならない(と、自分を奮い立たせる)。


 夏目くんの良いところは、普通なところである。まだまっさらで、成長のノビシロがあるのだ。彼は、作品を通して成長するだろう。だから地の文――心の声も、いずれは魅力的になるだろう。それを願うばかりだ。さぁ、書こう。



 ……以上。(こんな日もある)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ