どーでもいい
突然だが、なんだか全部どーでもいい。
こういう状態に陥る時が俺は度々ある。
特に理由は無い、なんだか全部どーでもよくなる。
後輩も、先輩も、勉強も、成績も、金も、片思いも、理不尽も、ルールも、失恋も、怒りも、悲しみも、全部。
でも、あんたがいるから、
君がいるから、
お前がいるから、
あなたがいるから、
テメーがいるから、
結局どーでもよくない。
「どぉぉぉおっでもいいいい・・・・・ぃぃいぃくない!!!!」
声に出してみた。
気分はあまり変わってない。
片手に持った水の入ったコップ、もう片方の手に持った薬。
両方をテーブルに置いて、深呼吸した。
明日も明後日も明明後日も―息絶えるまで、このクソ美しい世界を生きようと思う。