無能と蔑まれた迷宮探索者パーティーの荷物持ちは銃を手にして這い上がる
日本で高校一年生だった主人公の男子。
ある日突如として異世界に転移させられた。
よくある転移や転生によるチート能力は一切無く、実に平凡な状態のままで異世界に放り込まれる。
その世界は元の世界で言えば十九世紀末くらいだろうか、ガス灯や蒸気機関が存在していた。
元の世界と大きく異なるのは数多くの地下迷宮が存在すること。
迷宮内部にはモンスターが跋扈している。
そして迷宮探索者と呼ぶ職業の存在。
突如異世界に放り出された主人公だったが、未成年者と言うことで保護される。
親切な人の手により農家を紹介され生活には困らない状態になるも、二年経過した頃、独立すべく他の町へ出向くことに。
しかし農家出身では職業に就けず門前払いされ、唯一門戸を開いたのが運搬賦役協会という団体だった。
そこでスカラリウス、即ち軽量運搬賦役、つまりは荷物持ちになる。
本来の賦役とは金銭による納税の代わりに労役を課されるものだが、ここでは薄給労働者であり最下層の差別対象だったのだ。
暫くは農家の収穫物を運ぶ仕事に就いていたが、ある時、迷宮探索者パーティーを紹介されメンバーと契約することに。
だが、それが不幸の始まりだった。
迷宮探索者パーティーの荷物持ちとなるも、やはり迫害や差別があり日々無能と罵られることに。
パーティーリーダーに対し口答えの一切が許されず、何かある度に殴られ蹴られ、パーティーメンバーからも罵声を浴びせられる。
やめたいと思っても契約時に定めた違約金を支払う必要があり、その額はスカラリウスに払えるものではなかった。
結果、止むに止まれずパーティーの荷物持ちとして過ごす。
だが、そんな日々も終わりを迎える時が来る。
無謀な迷宮攻略を強行したことでパーティーは瓦解、メンバーは主人公を置き去りにして逃げ出してしまう。
迷宮にひとり取り残された主人公は必死になって地上を目指す。
満身創痍になりながらも地上に帰還した主人公だったが、力尽きて路上で意識を失った。
世の中には捨てる神あれば拾う神あり、だろうか。
実力者ばかりが集まった迷宮探索者パーティーに拾われたのだ。
そして新たな活動拠点を得た主人公は、徐々に頭角を現すのであった。
※カクヨムでも連載中
ある日突如として異世界に転移させられた。
よくある転移や転生によるチート能力は一切無く、実に平凡な状態のままで異世界に放り込まれる。
その世界は元の世界で言えば十九世紀末くらいだろうか、ガス灯や蒸気機関が存在していた。
元の世界と大きく異なるのは数多くの地下迷宮が存在すること。
迷宮内部にはモンスターが跋扈している。
そして迷宮探索者と呼ぶ職業の存在。
突如異世界に放り出された主人公だったが、未成年者と言うことで保護される。
親切な人の手により農家を紹介され生活には困らない状態になるも、二年経過した頃、独立すべく他の町へ出向くことに。
しかし農家出身では職業に就けず門前払いされ、唯一門戸を開いたのが運搬賦役協会という団体だった。
そこでスカラリウス、即ち軽量運搬賦役、つまりは荷物持ちになる。
本来の賦役とは金銭による納税の代わりに労役を課されるものだが、ここでは薄給労働者であり最下層の差別対象だったのだ。
暫くは農家の収穫物を運ぶ仕事に就いていたが、ある時、迷宮探索者パーティーを紹介されメンバーと契約することに。
だが、それが不幸の始まりだった。
迷宮探索者パーティーの荷物持ちとなるも、やはり迫害や差別があり日々無能と罵られることに。
パーティーリーダーに対し口答えの一切が許されず、何かある度に殴られ蹴られ、パーティーメンバーからも罵声を浴びせられる。
やめたいと思っても契約時に定めた違約金を支払う必要があり、その額はスカラリウスに払えるものではなかった。
結果、止むに止まれずパーティーの荷物持ちとして過ごす。
だが、そんな日々も終わりを迎える時が来る。
無謀な迷宮攻略を強行したことでパーティーは瓦解、メンバーは主人公を置き去りにして逃げ出してしまう。
迷宮にひとり取り残された主人公は必死になって地上を目指す。
満身創痍になりながらも地上に帰還した主人公だったが、力尽きて路上で意識を失った。
世の中には捨てる神あれば拾う神あり、だろうか。
実力者ばかりが集まった迷宮探索者パーティーに拾われたのだ。
そして新たな活動拠点を得た主人公は、徐々に頭角を現すのであった。
※カクヨムでも連載中
Sid.1 荷物持ちは仲間ではない
2024/12/15 20:10
Sid.2 人扱いされない荷物持ち
2024/12/15 20:10
Sid.3 聖霊士に頼りきりだった
2024/12/16 20:10
Sid.4 町で情報を得ようとするも
2024/12/17 20:20
Sid.5 ようやく救世主が現れる
2024/12/18 20:10
Sid.6 助言を聞かないリーダー
2024/12/19 20:20
Sid.7 自分用の武器を入手する
2024/12/20 20:10
Sid.8 練習そして実戦に至った
2024/12/21 20:20
Sid.9 威力はそれなりにあるが
2024/12/22 20:20
Sid.10 状況は悪化の一途を辿る
2024/12/23 20:10
Sid.11 死力を尽くしての脱出行
2024/12/24 20:20
Sid.12 この世界で唯一の善意
2024/12/25 20:10
Sid.13 元のパーティーは解散
2024/12/26 20:10
Sid.14 重機関銃と正式メンバーに
2024/12/27 20:20
Sid.15 師匠から使用説明と雑談
2024/12/28 20:20
Sid.16 連携確認でラビリントへ
2024/12/29 20:10
Sid.17 階層主と集団相手に銃撃
2024/12/30 20:20
Sid.18 連携確認は完了し日常に
2024/12/31 20:10
Sid.19 銃や魔法の説明を受ける
2025/01/01 20:20
Sid.20 モンスターの倒し方を学ぶ
2025/01/02 20:10
Sid.21 階層主に少し苦戦する
2025/01/03 20:20
Sid.22 休日のお出掛けで買い物
2025/01/04 20:20
Sid.23 異なる町で買い物デート
2025/01/05 20:10
Sid.24 迷宮の存在を問われる
2025/01/06 20:20
Sid.25 迷宮に慣れてきたようだ
2025/01/07 20:10
Sid.26 階層主にはライフルで対応
2025/01/08 20:20
Sid.27 聖法術をお披露目された
2025/01/09 20:10
Sid.28 黒魔法の本来の使い方
2025/01/10 20:20
Sid.29 魔法剣士による破壊の光
2025/01/11 20:10
Sid.30 数で押してくるモンスター
2025/01/12 20:10
Sid.31 召喚で呼び出された存在
2025/01/13 20:20
Sid.32 疑問と食事と淡い恋心
2025/01/14 20:10
Sid.33 銃砲店で改造と新たな銃
2025/01/15 20:20
Sid.34 メンバーの年齢と聖霊士
2025/01/16 20:20
Sid.35 荷物持ちは差別される存在
2025/01/17 20:10
Sid.36 豪華な建物で演劇鑑賞
2025/01/18 20:20
Sid.37 居酒屋で酔客に絡まれる
2025/01/19 20:10
Sid.38 バカンスはビーチの予定
2025/01/20 20:20
Sid.39 慢心と油断からの負傷
2025/01/21 20:10
Sid.40 悔恨と分不相応と思う
2025/01/22 20:20
Sid.41 変化なのか気付きなのか
2025/01/23 20:10
Sid.42 リハビリを兼ねての攻略
2025/01/24 20:20
Sid.43 恋は成就していたようで
2025/01/25 20:20
Sid.44 今も尚過去を引き摺る
2025/01/26 20:10
Sid.45 戦闘不参加の荷物持ち
2025/01/27 20:20
Sid.46 他のパーティーを助ける
2025/01/28 20:10
Sid.47 失敗すると再起は無い
2025/01/29 20:10
Sid.48 黒魔法行使の対価は必須
2025/01/30 20:20
Sid.49 階層主戦で緊張と恐怖
2025/01/31 20:10
Sid.50 荷物持ちが必要な理由
2025/02/01 20:20
Sid.51 感情を失うならどうするか
2025/02/02 20:10
Sid.52 積極性が必要と理解した
2025/02/03 20:10
Sid.53 この世界の神の姿は不明
2025/02/04 20:20
(改)
Sid.54 採寸で密着され抱っこする
2025/02/05 20:20
Sid.55 この世界の教会で礼拝
2025/02/06 20:10
Sid.56 射撃手の重機関銃を試す
2025/02/07 20:20
Sid.57 作業に慣れてきたようだ
2025/02/08 20:10
Sid.58 移動中には会話が多い
2025/02/09 20:10
Sid.59 加療士のお姉さんと料理
2025/02/10 20:20
Sid.60 試作品は美味いと評された
2025/02/11 20:10
Sid.61 博覧会の会場で機関銃
2025/02/12 20:20
Sid.62 重機関銃完成で攻略再開
2025/02/13 20:20
Sid.63 元の世界の知識は役立つ
2025/02/14 20:10
Sid.64 トゲトゲ粘体モンスター
2025/02/15 20:10
Sid.65 想定外の状況により撤退
2025/02/16 20:20
Sid.66 帰還と治療と打ち合わせ
2025/02/17 20:10
Sid.67 盾と樽とご褒美の提案
2025/02/18 20:20
Sid.68 ご褒美は攻略後らしい
2025/02/19 20:20
Sid.69 いろいろ考えさせられる
2025/02/20 20:10
Sid.70 やっと四十階層の攻略へ
2025/02/21 20:20
Sid.71 転移魔法陣の設置と寝袋
2025/02/22 20:10
Sid.72 地底に広大な空間があった
2025/02/23 20:10
Sid.73 低リスクな魔法に効果
2025/02/24 20:20
Sid.74 二度目の召喚を目撃する
2025/02/25 20:10
Sid.75 同じ構造の階層が続く
2025/02/26 20:20
Sid.76 本日二回目の召喚で疲労
2025/02/27 20:10
Sid.77 高難易度のラビリント
2025/02/28 20:20
Sid.78 召喚以外に対処不可能
2025/03/01 20:10
Sid.79 階層主と召喚された存在
2025/03/02 20:20
Sid.80 第一部終章 帰還後のご褒美
2025/03/03 20:10