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《人物紹介》




 【星原斗真(ほしはらとうま)

 異世界に召喚された勇者の一人。

 十五歳の高校一年生(異世界に召喚された当時)。

 170センチ程の身長で、焦げ茶色の髪。自身でも平凡な見た目であると思っている。

 長野県の都会よりの街生まれであり、高校は隗隗街の隗隗高校に通っている。

 元の世界に戻ってからは、学校一の美少女である柊楓が、妖獣と戦っている場面を見てしまい、そこで彼女から、この世界には妖怪と言う存在があり、自身の通う高校は全国中の妖怪が集まる場所であると聞かされる。

 斗真の勇者としての力量を見た楓から、妖獣の退治や妖怪関連の事件の解決を主とする「退魔士」になることを薦められ、現在は楓と共に退魔士をやっている。

 勇者として所有するスキルは、〈万能眼(オール・アイ)〉。文字通り、眼に様々な能力を宿すスキルである。このスキルは、経験や修練、特に敵の撃破などで成長し、それによって使える能力が増える。

 現時点で使える能力は、魔力を視認する〈魔力眼〉、数百メートルを見通す〈千里眼〉、あらゆる物体を透視できる〈透視眼〉、数秒先の未来を見られる〈未来眼〉である。

 持ち前のスキルから、異世界では弓を主武器にしていた。




 【柊楓(ひいらぎかえで)

 鬼族。

 十五歳の高校一年生。

 160センチの後半と、女性の中でも高身長であり、健康的な肌色と細い手足に、スレンダーな体形。特徴的な、紅葉のような緋色のショートヘアと緋色の瞳。

 高校に入りたての頃から退魔士として活動しており、斗真の力を目の辺りにして、退魔士として誘った。

 斗真と同じ隗隗高校に通っており、端正な顔立ちであり、文武両道であることから、学校一の美少女と言われている。

 耳に付いている小さいイヤリングである「姿化かし」を取ると、頭から二本の白い角が生える。

 妖怪たちは普段「姿化かし」と言う物を使って人に姿を変えている。

 自身の髪を伸縮自在に操れる。それによって、髪を槍のようにしたり、投げナイフのように針にしたり出来る。

 さらに、妖獣が近くにいると、反応する〈妖怪センス〉という力がある。

 腹部には、電電玉と言うものがあり、これにより体から大量の電気を放出することが出来る。

 持っている妖具は、『飛翔草履』。足に付けて、投げ飛ばすと持ち主の意志に反応して、自在に飛ぶ。

 鬼族の見た目や能力自体は、何故か斗真がいた異世界の人類の敵対種族である”魔族”と似ている。




 【猫宮五月(ねこみやさつき)

 猫又。

 十五歳の高校一年生。

 150センチの小柄な体格と猫背に、ふんわりとしたブロンド髪。

 猫又という妖怪から語尾が「ニャア~」となっているが、これは五月自身の癖である。

 ふとしたことから、別の妖怪から退魔士である斗真と楓と助けられ以降、斗真と楓とは友達の関係である。

 かなりの甘党。




 【墨岡烏(すみおかからす)

 八咫烏。

 人の姿はスーツが似合う、眼鏡をかけた糸目の男性。

 退魔士協会・隗隗街支部の副支部長。

 隗隗街にある役所で働いている。実際、役所は表の顔であり、退魔士協会の支部の一つである隗隗街支部という面を持っている。

 妖獣が隗隗街など出没すると、妖怪となり、空から位置を教えるなどの役割をする。




 【月影琴葉(つきかげことは)

 妖狐。

 人の姿は二十代後半程の赤い線がある黄土色の着物を着て、金髪が三つ折りに結ばれた美しい女性。

 退魔士協会・隗隗街支部支部長。

 かなりの妖術使い。

 人獣になるための〈人獣化〉が出来る。その姿は、異世界にいた狐の獣人に似ている。




 【長塚長子(ながつかながこ)

 ろくろ首。

 人の姿は、三十台であり、落ち着きのある印象の女性。黒髪を綺麗にまとめ、葉っぱの意匠が施された緑の着物を着ている。

 楓など親しい人からは、ナガさんと呼ばれている。

 隗隗街の商店街から裏路地にある小さな老舗の店「ながつか」という駄菓子屋の女将さん。

 実際は、退魔士などに妖具を貸し出す役割をしている。




 【子冬(こふゆ)

 何かの妖怪。

 小学生ぐらいの女の子。

 色白を通り越した真っ白な肌と、雪を彷彿とさせる純白の髪に、氷のようなアイスブルーの瞳。

 楓曰く、過去に何かあり、上手く人と会話が出来ない。




 【御剣仁(みつるぎじん)

 異世界に召喚された勇者の一人。

 十五歳の高校一年生(異世界に召喚された当時)。

 180センチの長身であり、燃えるような赤い髪が特徴であり、クラスの陽キャリーダー風な好青年。

 京都生まれであり、元の世界の高校では生徒会長をやっており、剣道部の大将をしている。

 いつも標準語だが、偶に京都弁が出てくる。

 斗真たちの勇者の中では、リーダー的存在。

 普通に、良い奴。

 斗真とは親友の関係。




 【神宮雫(じんぐうしずく)

 異世界に召喚された勇者の一人。

 十五歳の高校一年生(異世界に召喚された当時)。

 165センチ程に、ほっそりした身体と腰まである長く青い髪が特徴。

 北海道出身であり、寒いのには慣れっこ。

 クールビューティな見た目であり、お嬢様然……というか、実際お嬢様であり、元の世界では財閥の令嬢である。

 頭もよく、勇者たちの中では頭脳的な立ち位置だった。




 【四ノ宮優香(しのみやゆうか)

 異世界に召喚された勇者の一人。

 十五歳の高校一年生(異世界に召喚された当時)。

 140センチと低身であるが、猫のような大きな目と丸みのある緑色の髪が特徴。

 沖縄出身であり、女性でありながら、虫に触るのが得意。

 元の世界では、神社の巫女をやっているそうだ。本人自身、余りその事に関しては言いたがらないため、詳しいことは分からない。

 気だるげな表情で、猫背なため、勇者たちの中では癒し系的な立ち位置だった。


 【謎の鬼族】

 斗真と楓が土蜘蛛退治で来た座座街で出会った鬼族。

 鬼族は、かつて異世界にいた魔族のように人の世を征服しようとした妖怪であり、今は数を大きく減らしている。

 何の目的で、活動しているのか現時点で不明。

 統領と言われる者がいるらしい。


 【ティアナ】

 斗真たちを元の世界から異世界へ召喚したオーロラ王国の王女。

 十八歳(異世界に召喚された当時)。

 美して長い金髪と青い眼を携え、卓越した槍術を習得している。

 斗真が異世界にいた時は、斗真とバディの関係で合った。




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