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祭音頭の音頭8  作者: カシギ
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振り回される立花

「にゅふふふそれはね~」


「音兄ちゃん!」


かわりに言おうとする音頭を止める立花、


「んも~しょうがないな~りっちゃんは」


そう言うなり、


「母ちゃんあ~ん」


「はいはい」


自分で口を開けて自分であ~んと言う音頭の口に、


「かまぼこでいいかしら、はい音頭君あ~ん」


かまぼこを運ぶ睦、


「んくんく、むぐん、ありがと母ちゃん」


「うふふ、どういたしましてじゃあ次は屋台君かな~」


次は屋台に食べさせようとするが、


「お、お母さん!」


「あらあらどうしたの立花ちゃん?」


睦を止める立花、


「あの、音頭に睦さん」


状況がよく分かってない屋台はどうすればという感じで、


「ほらほらりっちゃ~ん、ハッキリ言わなくちゃやっちゃんに伝わらないよ~?」


「うぐぐぐ」


唸る立花だが、


「あの立花ちゃん、あ、あ~ん」


あ~んと言いながら立花のほうを向いて口を開ける屋台、


「あ、うん、は、はい屋台君」


そう言って煮蛤を屋台の口に運ぶ、



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