朝からパジャマにお着替え
「お邪魔します」
「いらっしゃ~い、明けましておめでとう屋台君」
「明けましておめでとうございます睦さん、今年もよろしくお願いします」
「うふふふふ~、こっちこそよろしくね~、さっ上がって上がって」
「はい、パジャマのままですがお邪魔します」
やはりパジャマのままは抵抗があるようだが、
「大丈夫だよやっちゃん、僕もパジャマだし」
「まぁそうなんだけどさ」
「うふふ、それなら私と立花ちゃんも着替えてこようかしら」
「母ちゃんナイスアイディーア!」
睦の何気ない発言に賛成な音頭、
「お母さん、また私たちパジャマに着替えるの?」
「いいじゃんりっちゃん、着替えるのなんてすぐなんだし」
「まぁそうだけど」
「うふふじゃあ早速着替えてこようかしら、上がって待ってて屋台君」
「ちょ、お母さん押さないで」
睦に押されながら奥に引っ込んでいく立花に、
「さぁやっちゃん、上がって~上がって~」
屋台を家に招き入れる音頭、
「立花ちゃんと睦さんに悪いことしちゃったかな、わざわざ着替えてくるなんて」
「ぜ~んぜんそんなこのないよやっちゃん、むしろ母ちゃんはノリノリだし」
まるで問題無いという顔の音頭である、