今年のみんなの願い事
「蓬栄学園の人たちが幸福でありますように」
去年と全く同じの葵の願いに対し、
「「葵のラブコメが見られますように」」
少し願いを変える生徒会役員の2人、
「貴女たちはまた」
「まぁまぁ葵〜、もうお約束なんだからいちいち気にしないの〜」
「ネ〜、ほらほら次は祭君たちの番だよ〜」
「じゃあ俺から、音頭と立花ちゃん、生徒会の人たちとパルの願いが叶いますように」
「相変わらずいい人の模範的なような願い事だよねやっちゃん」
「俺の絶対に揺るがない願い事だからな、今年から生徒会の人とパルも加わってな」
「むふふぅ、だから僕はやっちゃんの幸福を願うのですよ」
続いて音頭の願い事は、
「やっちゃんとりっちゃんがチュッチュラブラブしますように、僕が老若男女問わずにキャーカッコイイって言われますように、僕自身もキャッキャウフフ出来ますように、そして[MIKOSI]がスーパーライブを出来ますように!」
長い願い事の音頭である、
「去年より増えて4つになってますね」
「ふふふさっきも言いましたけど神様の都合でお願いなんかしませんよ」
ふてぶてしさと図々しさ満点の音頭である、
「さぁ最後はりっちゃん」
「はぁ〜」
大きなため息をつく立花、
「おやおや〜ため息をつかなくちゃいけない願いなのかな〜」
「そんなことあるわけないじゃない、原因は音兄ちゃんにあるんだから」
ビッと音頭に人差し指を指す立花、
「そういえば立花ちゃんがどんな願いをしているかは聞いたことないな」
「ん~なんとなく言いづらかったのもあるけど、せっかくこういう機会だから、私の願い事も屋台君と音兄ちゃんに聞いといてもらおうとかなって」
「んふ〜どんな願いでも聞いちゃうよ〜、むしろ僕はそのための今年一年にするよ〜」
ニヤニヤしながら言う音頭である、そして、
「俺も立花ちゃんの願い事は叶えてあげるように動くよ」
そういう屋台だが、
「ホントに〜?、音兄ちゃん、屋台君」
その言葉にちょっとしたいたずら心が入ってる立花、
「フフ、任せなさいりっちゃん」
「か、可能な限りは」
音頭と屋台がそういう言うと、パンパンっと手を叩いて、
「音兄ちゃんに屋台君が取られませんように、屋台君と手を繋いでの登下校が沢山できますように」
そう立花は言った、