表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
祭音頭の音頭8  作者: カシギ
19/41

今年のみんなの願い事

「蓬栄学園の人たちが幸福でありますように」


去年と全く同じの葵の願いに対し、


「「葵のラブコメが見られますように」」


少し願いを変える生徒会役員の2人、


「貴女たちはまた」


「まぁまぁ葵〜、もうお約束なんだからいちいち気にしないの〜」


「ネ〜、ほらほら次は祭君たちの番だよ〜」


「じゃあ俺から、音頭と立花ちゃん、生徒会の人たちとパルの願いが叶いますように」


「相変わらずいい人の模範的なような願い事だよねやっちゃん」


「俺の絶対に揺るがない願い事だからな、今年から生徒会の人とパルも加わってな」


「むふふぅ、だから僕はやっちゃんの幸福を願うのですよ」


続いて音頭の願い事は、


「やっちゃんとりっちゃんがチュッチュラブラブしますように、僕が老若男女問わずにキャーカッコイイって言われますように、僕自身もキャッキャウフフ出来ますように、そして[MIKOSI]がスーパーライブを出来ますように!」


長い願い事の音頭である、


「去年より増えて4つになってますね」


「ふふふさっきも言いましたけど神様の都合でお願いなんかしませんよ」


ふてぶてしさと図々しさ満点の音頭である、


「さぁ最後はりっちゃん」


「はぁ〜」


大きなため息をつく立花、


「おやおや〜ため息をつかなくちゃいけない願いなのかな〜」


「そんなことあるわけないじゃない、原因は音兄ちゃんにあるんだから」


ビッと音頭に人差し指を指す立花、


「そういえば立花ちゃんがどんな願いをしているかは聞いたことないな」


「ん~なんとなく言いづらかったのもあるけど、せっかくこういう機会だから、私の願い事も屋台君と音兄ちゃんに聞いといてもらおうとかなって」


「んふ〜どんな願いでも聞いちゃうよ〜、むしろ僕はそのための今年一年にするよ〜」


ニヤニヤしながら言う音頭である、そして、


「俺も立花ちゃんの願い事は叶えてあげるように動くよ」


そういう屋台だが、


「ホントに〜?、音兄ちゃん、屋台君」


その言葉にちょっとしたいたずら心が入ってる立花、


「フフ、任せなさいりっちゃん」


「か、可能な限りは」


音頭と屋台がそういう言うと、パンパンっと手を叩いて、


「音兄ちゃんに屋台君が取られませんように、屋台君と手を繋いでの登下校が沢山できますように」


そう立花は言った、

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ