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祭音頭の音頭8  作者: カシギ
12/41

みんな揃って新年の挨拶

ズザザザザザっとものすごい勢いで後退りする葵、


「おおおお音頭君!、なななんでこんな朝早くに?」


「器用だね〜葵、草履なのにものすごい後退りして」


「ネ〜そんなに祭君に会えて嬉しかったのかな〜」


そんな葵をよそに、


「明けましておめでとうございます、生徒会の皆さん」


「明けましておめでとうございます」


屋台と立花が新年の挨拶をする、


「「明けましておめでとう〜、祭君に夜空君に立花ちゃん」」


それを返す生徒会役員の2人だが、


「みんなまずはアタイの質問に」


「葵〜新年の挨拶が先でしょ」


「ぐく〜、ああ明けましておめでとうみんな」


唸りながら新年の挨拶をする葵である、


「今年もよろしくお願いいたしま〜す!」


それを元気に返す音頭、


「祭君は新年から元気だね〜、まだ朝も早いのに」


「ネ〜、朝は弱いって聞いてたけど早起き出来たんだね~」


「ふふふ、頑張って早起きして、やっちゃんの部屋に這いずりながら行きましたよ」


「いきなり這いずってる音頭を見たときは新年早々焦ったけどな」


「みんなさっきのアタイの質問に答えて」


「ハイハイ分かったよ葵〜、なんで祭君たちがこんな早くに居るのかだっけ〜?」


「そりゃあもっちろん私たちが教えたからだよん」


「そう、そして僕は早起きをしたわけです」


勝ち誇ってる3人に対し、


「ホホウつまり貴方たち2人は音頭君たちがこの時間に来ると知っていたわけですね」


口調が戻っている、


「のんのん葵、祭君が朝弱いのは知ってたからね〜」


「ネ〜、教えはしたけど来るかどうかは半々だったよ〜」


「なあぁぜそのことを私に言わなかったのでしょうかねえぇぇ」


「葵〜口調が悪役っぽいよ〜」


「もしくはゲームのラスボス〜」


「なあぁぜそのことを私に言わなかったのでしょうかねえぇぇ」


全く同じ口調を繰り返す葵、


「「まぁ理由は一つだよね〜」」


声を揃える生徒会役員の2人、そして一言、


「「面白そうだったから」」


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