表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/8

第5話 振り向かせてもらえる作戦②×実行

こんにちは。第5話できました。早いですね笑。

早く書かないと書かなくなるので早めに書きました。

第4話で考えた作戦を実践してみました。

ふわぁあと大きなあくびをした。

目をゴシゴシとこすった。


昨夜ドキドキや興奮しすぎて全く眠れなかった。

眠い眠いと言いながら歩いて行った後、急に背中に痛みが走ってきた。


「痛っ!」

叩かれた背中に手で撫でると、ヒョイと横から佳奈が出てきた。


「おはよ優馬!」

元気よく大きな声で挨拶をした。


「おはよ佳奈、って痛ぇ!」


「はははごめんごめん」

優馬のリアクションが面白すぎて、お腹を抱えて笑った。


「ったくな。」

まあいつもの佳奈だなとどこかの心の中でほっと安心した。


・・・・・・


「文化祭の出し物は何かの意見はありますか?」

実行委員会の愛美が進行する係、副委員会の卓也が黒板にチョークで書く係二人で協力して進んでいる。


よーし昨夜に考えてきたのでイケる!

今日こそ目立つようにアピールするぞ!


「h…」


「はい!僕はたこ焼きがいいです!」


くっ!俺が言おうと思ったら、他の生徒が俺の言葉を遮った。

次は失敗を許さない。

次こそ言うぞ!


「h…」


「はい!あたしはクレープ〜」


「はい!オラはメイドカフェ!」


「はい!俺は腕相撲」


またまたも俺の言葉を遮った…

俺って本当に影が薄いな…


少しずつ勇気を失って、声が出なくなり、手を挙げなくなった。

この時に救いの神が現れたのは佳奈だった。


「はい、私の意見は一本のチョコがけスティッククッキーを二人で食べるゲームです。」


実行委員会の愛美がえ?どう言う意味なのか理解できなかったので

「それはどんなゲームなのか教えていただけますか?」


佳奈はニコッと愛想笑い?みたいに笑って

「最後まで折らずにキスできたら勝ち、途中で折ったら負けです。」


わざわざとクラス中が騒いだ。

驚きな意見を出したので、クラスも愛美もどう対応すれば良いかわからなくて混乱している。


佳奈の瞳が俺に向かって


『今よ、言え』


『お、おう』

佳奈とアイコンタクトした。


それはクラス中に騒ぎを収める作戦だったかと鈍感な俺でも気づいた。


せっかく佳奈に助けてもらったので

チャンスを見逃さないように勇気を振り絞った。

スッと手を挙げた。


「はい、俺の意見は似顔絵コーナーです。」


佳奈のせいで気まずいな雰囲気になり、重い沈黙に陥った。

沈黙から救い出したのは俺だった。


「素敵な意見ですね。卓也さん、黒板に書いてください。」


わぁぁと優馬の体から明るいオーラが漂った。


・・・話し合い終了・・・


フーと17年間で初めて力を全て出し切った。

体力を消耗しすぎて、机の上でぐったりした。


その時に突然、背中に涙が出るくらい痛みが走ってきた。

誰だ!?と涙目で後ろに振り向いたら二人の男性がいる。


「思いつかないアイデアを出したな!」


「俺も優馬さんのことを見直したぜ。」


「お…ありがとう…」


初めて佳奈以外の生徒に話しかけられた。

人生で初めて?

嬉しすぎてどんな言葉を探しても感謝する言葉しか思い浮かばなかった。


「今日の昼、一緒に食べないか?」


「あ、うんOK。」


「よーし決定!ここで食べよ!」


スラスラと話を進んだ。

キーコーカーンと次の授業が始まるチャイムが鳴った。


「じゃまた昼な!」


「おう」


座り直して、引き出しの中から教科書を出した。

ノートを開いて先生が書いた黒板を見て写そうと思ったが、集中できなかった。


だってさこれも初めて他の生徒に昼食を誘われた。

嬉しい、嬉しすぎ!これ以上に嬉しいことはない。


・・・学校から帰り・・・


学校が終わって、いつも通りに佳奈と一緒に歩いて帰る。


口角を吊り上げながら

「いやぁ〜今日本当に助かった!」


「どういたしまして。予想もしなかった展開になったね。」


「ああ!今日は本当に幸せな1日だった。何かのお礼してあげたいけど、何が欲しい?」


「いやいや私は何もしてないよ。優馬の実力だよ。」

佳奈は何の役立っていないと思って、両手をブンブン振った。


「いや、佳奈が何もしてないと無能な俺も何もできなかった。佳奈のおかげで勇気を出して意見を言えた。なんでも良いよ。何が欲しい?」


何かされて、何も恩返しをしないと失礼。

佳奈が自分を犠牲して、俺を優先してくれた。

いつまで佳奈に甘えて頼るのは良くない!


「本当?なんでもいいの?」

本当に良いなのかジロジロと俺の表情を疑った。


「ん?男は二言ないから。」


二マ〜と口角を吊り上げて、前に見たことがある小悪魔の顔になって

「それじゃあ遠慮なく、私とキスして。」


「ぶっ!」

さっき水を飲もうと思ったら、予想もしなかったことを言われたので噴き出した。


「ケホケホ!なんで!?佳奈は甘いスイーツが欲しいかと思った。」

濡れた唇の周りを手で拭いた。


「まあ甘いスイーツは大好物だけど、それより甘いことをしたい。」


「スイーツより甘い?」

佳奈が言った言葉の意味がわからなかった。


「ふふふひ・み・つ♡」

くっずるい!

秘密という言葉を使って知られて欲しくないことをわざわざ教えてあげる必要ない。


「はいキスして。」

佳奈は瞼を閉じていつでもキスしていいよみたいに構えている。


くっ!どうすれば良い俺!


優馬の右肩の上に悪魔が

『キスすればええ!愛美はどうせまた振られるよ。愛美のことを諦めて佳奈と付き合えばいい!』


左肩の上に天使が

『だめだ。ここでキスしたら、愛美に裏切られる。浮気と同じ。』


悪魔と天使の声を聞こえて、うーむどうすれば良いなのか頭を抱えた。

苦境の中で優しい日差しが漏れてきた。

そうピーンと対策法を閃いた!


「わかった。それは全てが成功してからキスする。」


「本当?約束よ?」


「ああ!約束する!」


佳奈と優馬が指切りをして約束した。


積極的のアピールは成功した!

しかし、俺が舞い上がりすぎて、佳奈になんでも良いと言ってしまった。


好きな人だけしかしないキスをしたいと言われた。


俺が言い出したのでなしと言えない…

舞い上がりすぎたのでバチが当たってしまったかな?











作戦は正統だったが、優馬の不注意のせいで妙な展開になった。

最後はどうなるかな?ドキドキとハラハラしますね。次の話を楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ