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第2話 幼なじみと協力

こんばんは。

第2話できた。内容は幼なじみと協力。

振られてショックを受けた優馬がボーっと空を眺めた。そしたら幼なじみの佳奈が来た。

屋上でボーッと青空を眺める優馬。

突然、足音が聞こえた。


ドキッと鼓動が高まった。

もしかしたら愛美?


考え直したかな?とドキドキしながら待つ。

思ったら、屋上にやってきたのは幼なじみの佳奈だった。


佳奈はナチュラル金髪、肌の色は透き通るくらい真っ白、目は世界でたった2%しか存在しない緑瞳、顔は日本人に似ているけれど、鼻は大きすぎなく小さすぎなくちょうど良くてキリッとしている。


父親はスウェーデン人、母親は日本人、ハーフとして生まれた。優馬さんの隣の家に住んでいる。小さい頃からずっと一緒に遊んでいる。高校生も一緒に通っている。佳奈は愛美と同じくらい人気がある。愛美と比べて思ったことをストレートに伝えるタイプ。裏表がないので好まれやすい。


「なんだ佳奈か…」


佳奈はぷくっと頬を膨らませて

「なによお、こんなことを言われると傷つくよ。何があったなの?」


「いや別に何もねぇ。」


「優馬って本当に嘘つくのが下手だね。」


「くっなんで知ってるの?」


「目が泳いでいるよ。バレバレ〜。何があったのか幼なじみの佳奈ちゃんに言って。」


図星を受けた。


小さい頃からずっと一緒に過ごしているので

隠していても今までの行動と比べて微秒に異なるのでなんとなくわかってくる。


隠してもしつこく聞かれるので仕方なく佳奈に伝えることにした。


「・・・」

「・・・」

「・・・」


「そっか…愛美に振られたか。」


「グフっ、ストレートで言わないで!傷つくわ。」


「はははごめんごめん。」


「笑い事じゃないわ!!もう怒った。」


不機嫌が悪くなって、そっぽを向いた。


「ごめん〜許して〜。」


可愛らしいな声を出しながら優馬のカッターシャツの裾を掴んだ。


男性に対してすると絶対に惚れる。しかし、俺は佳奈のことは妹と思ってるので何も感じない。

「いいんだ。俺ってどうぜモテないわ。」


「え〜私はかっこいいと思うけど?」


「はいはい俺を慰めるために嘘をついてるんだね。」


「嘘じゃない。私が小学生の時、虐められたよね。覚えてる?」


「ああ覚えてる。」


・・・7年前・・・


佳奈は小学4年の時。

クラスでいじめっ子がいた。


佳奈は日本人と違って、黒髪ではなくナチュラルな金髪、黒い瞳ではなく緑瞳。

容姿の特徴が異なるので、虐められた。


「佳奈は外人だ。ここは日本だ。外国に戻れ。」


「気持ち悪い。」


など言われて欲しくない言葉を言われた。

我慢したくても我慢できなかった。


ポロポロと涙が頬に濡れていた時に優馬がいじめっ子から佳奈を守る。

「佳奈に悪口を言うな!佳奈が傷つくからやめて!」


「正義と思われたいので守るか。気持ち悪い〜」


「向こうに行こ」


いじめっ子たちは向こうに行った。


頬に濡れた涙を指で拭いながら

「助けてもらってありがとう。私って生まれなければよかった。なんでみんなと違って私は金髪、緑瞳を持ってるの?もう嫌だ。普通の人になりたい。」


佳奈が自己嫌悪してると気づいて、佳奈の両方の頬を伸ばした。

「痛い痛い!やめて優馬。」


「こんなことを言わないで!あなたは他の人と違うものを持っている。俺も金髪や緑瞳が欲しい。けど俺は何も持っていない。だから自分をダメだと思わないで自信を持って!」


「本当?」


「ああ、佳奈は誰よりも綺麗し、可愛いよ!」


「本当?ありがとう…」


エメラルドのように輝いている緑瞳に涙が潤んで、優馬を抱きしめた。

優馬の胸で洪水のように溢れて泣いた。


俺は抱き返して、佳奈の頭をぽんぽんと撫でた。

優馬は気づいていないと思うけれど、佳奈は恋に落ちた。


・・・・・・


「いやぁ懐かしい〜」


「私を守ってくれて本当に嬉しかった。あの日からずっと忘れることはなかった。本当にヒーローのようにかっこよかったし、優しかった。」


「そうか、ありがとうな。」


お礼を言われたら、カァァと頬が赤くなった。

佳奈の肌は透き通るくらい真っ白だから目立ちやすい。


「じゃ、じゃあこれからはどうする?」


「そうだなぁ。こんな笑顔を見たら諦められない。もう一度告白する。」


さっきまでは頬が赤くなっているけど、液体温度計の赤い液体が100度から0度まで一気に下がって、一瞬に表情が暗くなった。


「ん?どうした?顔の色が悪いけど大丈夫?保健室に行く?」


「ううん大丈夫よ!それよりさ二回目の告白を失敗しないように私が協力してあげる。」


「マジ?」


「マジでマジで!」


「ありがとう!!」

佳奈の顔に近づき、両手を握った。


再び液体温度計の赤い液体が0度から100度まで上がった。

直視を見ることができなくて目線を逸らした。


佳奈は思ったことをストレートで伝えるタイプだけれど、自分の気持ちを優馬に知られて欲しくないので、わからないスウェーデン語でぼそっと話した。

「Varför att du vet inte min känslor? Men jag gillar du.(どうして私の気持ちがわからないの?けどあなたのこと好き。)」


「ん?何言ってる?」


「ううんなんでもない。ではどうしたら振り向かせてもらえるように作戦を考えよう。」


「おう!」


優馬と佳奈と協力して愛美に振り向かせてもらえるに作戦を考える。

最後の結果はどうなるかな!?

幼なじみと協力して振り向かせてもらえるように作戦を考えている。

次は振り向かせてもらえるかな?優馬と佳奈の関係はどうなるかな?

次の話を楽しみ!

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