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第1話 初恋の人に告白

こんばんは。最近、「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」「カノジョの妹とキスをした」の本を読んで、自分も同じような経験があったので共感することができた。恋愛の世界に深くまで入ったなと感じた。

複数のラブコメの本を読んで、自分もラブコメを描いてみたいと思って、「幼なじみか初恋の人かどっち選ぶ?」を書いた。楽しんで読んでみてください。

優馬以外誰もいない屋上に優馬が待っている。


ほとんどの人は自分の教室で食べることが多い。


今日の天候は晴天だから、外で青い空を眺めながら弁当を食べるって最高!


しかし、優馬は昼食を食べるために屋上に来たわけない。


何のために屋上に来たとは・・・

それは初恋の愛美に告白するんだ!


高校一年の時から愛美に人目惚れした。


愛美はぽっちゃりだけれど、顔はかわいいし、社交性も抜群。しかも男性だけなく女性も人気がある。

優馬はぽっちゃり専なのかな?


ううん、違うんだ。


好きになったきっかけは、時々グループ学習など初恋の人と一緒に活動した時。


俺は社交性が苦手なので友達を作れない。いつもグループ学習は他の生徒と馴染むことができなかった。だから孤独でいることが多かった。この時に孤独でいる俺に愛美が手を差してくれた。俺が馴染めない集団に初恋の人が馴染めるようにサポートしてくれた。優しく接してくれたことを忘れなかった。恋に落ちてしまった。


フワッと暖かい風が吹いてきた同時にガチャとドアを開ける音がした。

くるりと首だけ後ろを振り向くと、目の前に愛美が立っている。


「優馬くん?昼休憩時間に屋上に来てと手紙に書いてあったけど、どうした?」

下駄箱に置いてあった手紙を見て、何かしらかなと疑問を抱えながら優馬に尋ねた。


海のように透明性の高い、青くて美しい瞳を見たら、

全身に流れる血液が全て顔に向かった、頬が真っ赤になった。


口を開けようと思ったら、声が出ない…


そう17年間好きな人をできたことがなかった。

告白するのも初めてだった。


俺はぎゅーと手を握り締めて、勇気を振り絞って、


「高校一年の時からずっと愛美さんのこと好きだ!付き合ってください!」

勢いよく告白した。


すぐに目線を逸らした。目だけちらりと愛美を見たら、

愛美の髪を指でくるくるして、頬が赤くなるのを気づいた。


もしかしたら俺のこと好きだった?と無駄に期待したと思ったら

「ごめんなさい。恋愛はしたことがないのでわからない…とりあえず友達でいい?」


何があったなのか一瞬に頭が真っ白になった。

無意識に口を動かして


「そうだったか…わかった。友達でいいよ。」


「ありがとう!これからもよろしくね!」


愛美の表情がパァっと明るくなって返事した。


急に心臓から大量の血が流れ始まった。

胸が苦しくなるくらいドキドキする。

くっ可愛いな…


ピコンと通知音が鳴った。俺のスマホ?

慌てて愛美がポケットの中からスマホを取り出した。


「ごめんなさい。友達から一緒に食べようと誘ったので今から行くね。またね!」


「おう、またね。」


パタパタと足音を立て、下の階に降りていった。


足音が聞こえなくなったら、はっとようやく意識が戻ってきた。

フェンスに背をもたれて、はあぁぁぁとクソでかいなため息を吐き


「振られた…最初からわかってるのにやっぱ耐えられん!」


ようやく振られたと気づいた。

今まで感じたことがなかった衝撃が強くて、魂を抜かれてしまったのだろうかな?


「諦めようか。しかし、無邪気な笑顔を見てしまったので諦められない…」


下に向いた視線を上に移動して、ボーっと青い空を眺めた。


無限に広がる青い空のように端から端まで見えないくらい広がる。

初恋に似ている。


初恋は人生一回しか感じられない体験。

一度味わったら、死ぬまで端が見えないくらい永遠に心の中に残る。

初恋は本当に恐ろしいけど特別だ。

優馬が初恋の愛美に告白したが、振られた。しかし、簡単に諦められない。自分も同じような経験している。

初恋は簡単に忘れることができない。

次は幼なじみがやってくる。次の話をすぐに出すので待っててね。

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