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お弁当①

「おはよ、葵…」

「お、おう、どうしたんだそんな顔して?」

「今日の朝も起こしにきたんだよ…」

「それは、良かったじゃないか」

「どこがだよ…」

「まあ冗談はおいておいて、昨日はどうだったんだ?」

「うーん…まあまあだったよ」

「おお、そうか…良かったな!」

うっぜぇ…ニヤニヤしてこっちみんなよ…

………………………………………………………………………………………………………………………

「天童くんいる!?」

はぁ…やっぱりきたか…

「ここにいるよ…」

ん?青いのやつなんでそんなにびっくりしているんだ?

「あ、天童くん!今日は屋上で食べよ!」

「えぇ…わかったよ」

「じゃあ行こ!あ、氷室くんじゃあね!」

「おう!ってもういない…てか昨日何があったんだ?」

……………………………………………………………………………………………………………

「ちょストォォォップ!天瀬さんストップ!」

「え、どうしたの?天童くん」

「引っ張らないで!?」

「あぁ、ごめん!」

「ふぅ…自分で行くから大丈夫だよ…」

「昨日は行きたがらなかったのに、少しは私のことを知ってくれたんですか!?」

「どうせ、行きたがらなくても無理やり連れて行くじゃん…」

「はい、そうですね!」

「なんで嬉しそうなの!?」

「だって天童くんがちょっとでも私のことを知ってくれて嬉しくて///」

よく言うよ…嘘告のくせに…

「ふーん」

胸のモヤモヤに疑問を抱えながら誤魔化すように返事をする

「私、屋上って初めてはいるの!」

「そうなの?」

「天童くんは?」

「僕は葵と何回か入ったことあるかな」

「えー…」

「なんで不満そうなんだよ…」

「だって天童くんの初めてをもらいたかったんだもん…」

「天瀬さんその言い方ダメだから!?」

「え、あ!」

天瀬さんはハッとして、みるみる赤に染まっていき

「そ、そんなつもりじゃないから!」

「へいへい…」

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